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ウージーと銃剣について武器、装備全般で質問させてもらった、けまです。 今回は飛行機なのでこちらでおせわになります。 こどものころみた飛行機のアクロバットが忘れられず、件の叔父にねだったところ 大量のビデオと書籍、プラモデル数点を送ってもらいました。 その中の「世界の傑作機・1977年11月号・特集三菱T−2/F−1」の中で 「Qフィール」というものが書かれているのですがこれは装置なのですか? それとも飛行機の構造なのですか? 具体的にどういった効能があるものですか? 詳しく知りたいと思いました。 ご教授よろしくおねがいいたします。 けま |
- 航空機の操縦系統が油圧による機力操縦系統になると、
操縦桿と動翼が直接ケーブルで繋がっていた時代と違い、
操縦桿から動翼へ情報は伝わりますが、動翼から操縦桿へのフィードバックがなくなります。
つまり舵感が感じられなくなるので、多くに機体ではスプリングやボブウェイトで人工的に舵感を付けてやっています。
更に動翼に掛かる空気力を感じられよう、計測した動圧(Q)により舵の重さ(舵感)を変えるシステムをQフィールと呼びます。
グリーネマイヤ智久
- ありがとうございます!
走っている地面の感触が力加減としてハンドルに伝わるパワステのようなものと受け取っていいですか?
けま
- その自動車用ステアリング機構がキックバックとハンドルからの入力を分離できるトルクセンサ部を持つものであれば、反力が直接機械的に伝達される点で人工的に再現されるQフィールシステムとの違いと言えるでしょうね。
APOC
- >3.を撤回して、下記の如く修正させてください。ご迷惑をお詫びします。
自動車のステアリング機構がハンドルに伝える情報は、操舵応力とその他の振動に分けられます。
系の応答特性から外れた細かな凹凸などの路面情報は、後者として減衰や変成を受けながらドライバーの手に届きますが、人工的に作られた感覚とは異なります。
一方、操舵応力の変化をハンドルからの入力と分離できる車種では、その検出用相対動作域を使ってアシスト量の変化を演出するものも有り、Qフィールの一種と言えるでしょう。
ただ、このシステムが無くても状況をよく捉えられる車は多く、何をもって地面の感触とするかが問題となるでしょうね。
APOC