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スキップボミングついて質問なんですが、 過去ログやWEBで反跳爆撃について調べていたところ、 跳ね返った爆弾が機体の一部にぶつかって・・ という記述をいくつか見たのですが、 これは物理としてありえるのでしょうか? 機体はエンジンを持っているし爆弾投下した前後で 出力が同じままだとしても機体が軽くなったぶん加速なり 上昇すると思います。一方爆弾の方は落下して減速する一方だと思えます。 機体に投下した爆弾が当たるというのがいまいち想像できないんですが・・ トシン |
- >これは物理としてありえるのでしょうか?
物の落下ての、中学か高校で教わった気がするが...
大雑把に言うと40mの高さから物を落とすと約3秒で着地(この場合は着水か)そして、単純に
考えてその倍の6秒で爆弾が跳ね返ってくると考えると、その間に機体を移動させないと(爆弾
との相対位置だよ)ぶつかる可能性が高くなる。爆弾の急減速は考えないとして(減速してたら
スキップしないだろ)機体の加速なり、縦か横の変化(これも加速度になるが、低空の敵前では
したくないな)で逃げるしかない。そんなところで、機体を10m変化させるのに加速度いくつ
で何秒かかるとかは簡単に調べられる(計算できる)から自分で納得しましょう。
すずき
- 物理的にありえないから、攻撃方法として成立する訳ですが、機体が沈下状態にある時に、爆弾を投下してしまったとか、常識的な理由でしょう。
進行方向について言えば、重量の割に空気抵抗の少ない爆弾の速度低下は少なく、しばらくは機体と平行して移動するでしょう、(米陸軍機の超低空爆撃機の場合には、落下傘つき爆弾を使用していますね)
わんために
- 便乗質問させてください
昔読んだ本で、me163の離陸時に落下させたトロリー(で良いんでしたよね)が地上でバウンドして機体に当たることがり、対策が必要だったと書かれていた記憶があります。
何も考えずに読み流していたんですが、関係ある問題でしょうか?
わんける
- 海面での爆弾の跳躍は完全弾性ではないはずだから、飛行機が投下した高度まで上がって来るはずはない。
ところが、水面で跳ねる時に爆弾と水面が水平方向の速度を垂直方向に変換するのに具合が良い角度になる
可能性がある。例えば波の斜面に当たる場合。
問題は、この時の水平速度と垂直速度変換率になる。この効率が素人(私)には分からんのです。水切り石
のように跳躍した石が異常に高く上がる場合があるので、誰かが、そういう事実があったと報告する場合には
良い変換効率(具合が悪い?)が有ってもそれほど不思議に思わなくても良いと思います。
む
- 静止状態からの落下では無く水平方向に速度を持って投下された爆弾は自由落下より大きな運動エネルギーを持つため、母機より高く跳ね返る可能性が物理的にも有ります。抵抗による振れや後落量が機体寸法に収まる場合は、衝突することになります。
APOC
- 過去ログに詳しいのがありますね。
「米陸軍における正しい反跳爆撃法」by まなかじ氏
http://www.warbirds.jp/ansq/21/B2001613.html
質問「スキップボミング」とは何でしょうか?
http://www.warbirds.jp/ansq/11/A2002238.html
↑このQ&Aによると、投下した爆弾が反跳して自機に当たったのは、反跳爆撃法を実験中であった日本海軍の銀河だそうです。私は門外漢ですが、物理的には>5のAPOC氏の言われる事が妥当ではないかと思います。
COLT45
- >4,5 すみません、静止状態の場合を考えておりました。確かに物理的にもありうる話ですね、御指摘ありがとう御座いました。
わんために
- >3
ドリーです。
ジ
- 皆さん回答ありがとうございます。
爆弾を投下する状態を静止状態で考えると、
時速300Kmで飛んでいる機体なら、
時速300Kmで後退している地面なり水面に
爆弾を自由落下させるのと同じ事になりますものね。
なんとなく納得できました。
トシン