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特攻第一号の関行男大尉は生きていた? 本を読んでいて「特攻第一号の関行男大尉は生きていた」との驚くべき記述に出会いました。 宮本郷三さんの著作「隼のつばさ」(光人社NF文庫)のP165からP170です。 陸軍の戦闘機パイロットであった宮本さん自身が昭和20年の1月11日ごろ、マニラ市内で関行男だと名乗る人と偶然出会い話を交わしたそうです。 その数日前にはアメリカ軍はリンガエン湾に上陸を開始しておりマニラ市内は少数の死守部隊が残っているのみでひっそり閑としていました。 関大尉と名乗る人の話では、目標を目がけて急降下し無意識のうちに爆弾投下を行ったあと目標すれすれに離脱した、そしてそのときエンジンをやられたので不時着して生還したとのことです。しかし戦果が大々的に発表された後で原隊に帰るわけにもゆかず、こうして次の死に場所を求めているのだとのことです。 宮本さん自身も最初は大変驚いたが話をしているうちにこれは関行男大尉本人だと確信したとあります。 この件に関してみなさん何か情報をお持ちでしょうか? お教えいただければ幸いです。 やまぐち |
- その本の作者は、『秘めたる空戦』と同一人物のような気がしてしまうのですが、如何でしょうか。
片
- 情報は持ってませんが、片様の書かれているように、あまり信用の置ける話とも思えません。
ちなみに私も『隼のつばさ』も『秘めたる空戦』も両方持ってますが、『秘めたる』は当時存在しない部隊のことを書いており、『隼』もあまりに調子よく書かれていることから、片様が上記のように書かれたと受け取っています。
宮本郷三氏と松本良男氏の経歴を見ると、どちらも大正10年札幌の生まれで、月は半年違ってます。両者の出版物の発行年は、秘めたるが昭和63年(1988年)、隼がその翌年の1989年(平成元年)です。
秘めたるは松本氏の同級生で海軍飛行予備学生11期の幾瀬勝彬氏の著作となっています。
もし、同一人物なら、宮本氏の著作も、幾瀬氏が書いたかも。
一撃離脱
- みなさん、ご回答をありがとうございます。
そういうことなのかと、一応合点がゆきました。
やまぐち
- すみません。1ヶ所訂正させてください。
『秘めたる』は当時存在しない部隊のことを
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『秘めたる』は当時ニューギニアに存在しない部隊のことを
独飛103中隊は、昭和16年中の一時期だけですが、実際に存在した旨、別スレでどなたかが書かれてましたね。すみません。
一撃離脱