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どうか単発レシプロ戦闘機に水冷エンジンを搭載するメリットを詳しくご教示ください。 流☆ |
- 質問者です。過去ログにたくさんあると承知しておりますがすみません。父が「水冷エンジンでスピードが上がるなんて単なる思い込みだ。水冷エンジンなんて役に立たない」と言い張っております。その根拠は
@日本でメッサーシュミットをコピーしたがそれは活躍せず、空冷エンジンに換装してもスピードはほとんど落ちなかった。
A同じ条件で空冷エンジンと水冷エンジンを比較した例が無い。
@→まずコピーだなんて・・・飛燕と五式戦じゃ馬力が違うし、調布のそばに生まれ育ってこれは情けない・・
AFw190の場合も水令化したほうが速度が向上している。あと機種周りを改造しなきゃ直径の違うエンジンは積めないしかも馬力の違う飛燕と五式戦の例挙げといてこれは・・・
散々馬鹿にされて頭きて夜も眠れません。どうかみなさんの知恵をフルにおねがいします
流☆
- 御父様のおっしゃる事は半分は正しく、戦争半ば以降の軍関係技術者も同じような認識を持っています。
戦前までの水冷式エンジンに対する期待は、冷却器の処理さえ上手に行えば空冷よりも前面投影面積を小さくできる可能性があり、しかも馬力向上には水冷が有利との見通しが存在したことを背景としています。これは表面冷却やW型、H型、果ては気筒配置から双子式、タンデム配置の搭載までを本気で視野に入れた上での期待です。更に軸内武装を施せるという水冷エンジンに対する武装の面からの期待も見逃せません。水冷、空冷の単純な比較による優劣よりも、空冷に比べて手間もお金も掛かる大馬力水冷エンジンに何故あれほどの力が注がれたのかを知ることが大切です。
BUN
- ごめんなさい。
×「W型、H型、果ては気筒配置から双子式、タンデム配置の搭載」
○「W型、H型の気筒配置から果ては双子式、タンデム配置の搭載」
です。
BUN
- 言葉が乱暴になってしまい大変失礼いたしました。BUN様大変有難うございます。おかげさまで興味が沸いてきましたので勉強してみます。
流☆