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いつもお世話になっています。 世傑をパラパラと眺めていてフト思ったのですが、 地上駐機中、ペラの停止位置が各機けっこう揃っている日本海軍機の写真がありました。 駐機時のペラ停止位置に規定とかはあったのでしょうか? ご教授ください。 あっしぃー |
- かなり古い過去ログにもあったかとは思いますが、それ以外で知り得た事を少し。
航空自衛隊発足当時メンターを整備されていた先輩の話で、上官から「何時までプロペラを寝かせてんだ、早く立てろ」と言われていたそうです。
つまり、試運転が終わった機体はプロペラを立てて目印にしていたそうです。
当時は旧軍関係者も多かったので、そのような風習も残っていたのかもしれませんね。
点火栓
- 「かなり古い過去ログ」の質問者です(^^; 3枚ペラの場合陸軍はY、海軍は逆Y、4枚ペラなら陸軍はX、海軍は十になるよう揃えている写真が多いように感じたので「規定があったのでしょうか」と質問したのですが、その時の回答は「確かにそういう印象があるが、そうでない写真も少なくない」ということでした。
ささき
- 回答ありがとうございます。
過去ログにありましたか、、、。検索したんですが見当たらなかったもので。
と思ったら以前質の問者の方が(^∀^)
>1、なるほどそういうことがあったのですか!
おそらく厳密な規定はなかったが整備の点(運用面)で暗黙の了解だったのですね。
>2、陸軍はY、海軍は逆Y、4枚ペラなら陸軍はX、海軍は十
確かに、そういう写真が多いですね。
珊瑚海時の甲板上の零戦は見事なまでに全機逆Yモードですね。
質問を書いてから気がついたんですが、
陸上ではそうでもないのだろうが、
空母上ではぺラの停止位置によっては
邪魔になるなぁと改めて思ったりもしました。
そういう意味では海軍のほうが徹底してたのかなぁ?
あっしぃー
- ↑訂正:以前質の問者の方が→以前の質問者の方が
あっしぃー
- >厳密な規定はなかったが整備の点(運用面)で暗黙の了解だったのですね
列線にビシッと並べられた飛行機のプロペラがてんで勝手な方向を向いているというのは何とも格好が悪いというか、詰めが甘くてイイカゲンなように見えるというか。上官殿が見たら「仕事がなっとらん」と怒るだろうし、きっとコワイ先任殿に呼び出されて「貴様ら、何だあの飛行機の並べ方は!」と気合いを入れられてしまうのではないか、と思います。
以下ゴミレス。
私がサンノゼ通っていた飛行学校は日本人3:アメリカ人1くらいの割で生徒が通っていました。日本人が使ったあとの飛行機はだいたい定位置に置かれて主翼2本・尾部1本の係留索がかけられ、シートベルトはちゃんと座席の上でロックして揃えられていました。飛行機が斜めに停まっていたり、係留が適当だったり、シートベルトがドアの隙間から垂れ下がっていたりして「誰だよ前に使ったのは」とログを見ると大抵アメリカ人だったりしました。
文化的に整頓好きな日本人、なかんづく整理整頓を重んじる軍隊にとって飛行機のプロペラを定位置で揃えることくらい、規定があろうがなかろうが「常識以前に当たり前」のことだったのかな、と思ってみたりします。
ささき
- 海軍の九三中練の列線と自衛隊T34の写真がありましたので参考までに。
http://www.warbirds.jp/senri/04yatabe/yatabe1.html
http://www.warbirds.jp/senri/jasdf/09hoofu/12.html
蒼空
- ささきさん 蒼空さん 役立つ薀蓄ありがとうございます。
おっしゃるように文化の違いはあるようですね。
小生の持つ少ない資料で米英独日の様子の違いを
チラっと見てみたのですが、
独→日→英→米の順位でペラの揃った写真が多かったです。
ドイツは工場からロールアウトした列戦でもバッチリ揃ってました。
プロパガンダもありかな?とも思ってしまいましたが
ドイツ人の几帳面さが改めて伺いしれた感じです(w
あっしぃー
- いわゆるゴミレスです。
私はプラモを作る時4枚ぺラならX位置、三枚ペラなら逆Y位置に固定して
ました。そうすれば脚の部品が取れたり、折れたりした時でもペラの部品も
一緒に折れることが少ないからです。
備後ピート