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初歩的な事かもしれませんがよろしくお願いします。 この間、日本のとある民間航空会社の旅客機が空港を離陸直後にエンジントラブルのため燃料を海上で放出し、離陸した空港に引き返すというニュースがあったのですが、航空燃料は海上で放出しても環境には影響はないのでしょうか? 山口祐也 |
- あるでしょうが、広い面積に薄い量なのでそれほど大規模な影響は無いかと・・・
それに墜落炎上をさけるためにも止むを得ないのでは・・
キリサメ
- 1>
炎上をさけると言うよりも燃料放出により最大着陸重量まで重量を落とす為だと思いますよ。
jas1
- >2:少し補足すると。
最大着陸重量において、臨界発動機不作動の状態で進入復行、全発動機作動状態での着陸復行時の性能が規定の性能に満たないときダンプを行う。となってますね。
>環境の影響:噴霧状態になり海面に落ちる前に殆ど蒸発するようです。だから環境に影響が無いとは言えませんが・・・人命には代えられないということでしょう。
因みに、燃料ダンプシステムが無かった昔は、何時間も上空を旋回して燃料を減らしてました。
点火栓
- 皆様、ご回答ありがとうございました。
山口祐也
- 下が陸地、取分市街地や工場、その他燃料放出に不具合の有る地域は有るのでしょうか。亦高度に因ってはどうでしょうか
にも。
- 航空機が緊急避難的に燃料をバラ撒くのは、原油タンカー座礁破壊して流す原油と比べると
揮発性が高い ーー> さっさと蒸発する。
不揮発成分がない ーー> しつこく残らない。
毒性のある成分が少ない ーー> 持続的環境問題になりにくい。
色が薄い ーー> 目立たない。
量が少ない。
高速で飛んでいるので排出した途端に霧になって散ってしまう。
特に夏は気温、水温共に高いので速やかに揮発してしまう。
等々の理由により、燃料の放出自体は環境問題にはなりにくいです。
それはそうと、まともに飛んでいるだけで航空機は大量の排気ガスを出し、騒音等の環境問題を引き起こします。環境
問題を考えるなら、燃料放出なんぞより、そっちを心配してください。
む
- ダンプでも良いですが民間ではFUEL JETTISON です。パネルもマニュアル共に
機体重量を許容着陸重量まで下げる為、搭載しているFuelを機外へ放出する。
両翼端から放出される。
>>6の通りでありますが、一応機体下の地形などを確認して放出します。
昼なら視覚で夜ならEGPWCなどで一応見れますので。
ちなみに厚木で米軍機が燃料かオイルかは忘れましたが市街地で放出してしまい
民家の洗濯物に付着して問題になった事がありましたね。
7方面