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次期固定翼哨戒機ことP-Xについて質問ですが、当初の構想ではバルカン砲や AAM4の搭載が予定されていたようですね。 バルカン砲は機体のどこに、AAM4は下部の爆弾倉にでも搭載を予定されていたのでしょうか? それとKHI、FHI、MHIの各社案についてもどなたかご教示していただけないでしょうか?(できれば想像図の概要や掲載されているサイトもお願いします。) いそかぜ |
- AAM-4,M61A1搭載の話はあくまでもMの初期案です。最終的な案では対艦ミサイル(ASM-1C)、対潜魚雷(97式魚雷)、対潜爆弾(150kg対潜爆弾)、機雷(MK25、MK55、MK56、MK36、MK52、MK53)、ソノブイ、ロケットランチャー(J/LAU-3)を搭載する現実的な案となっています。ただ、現在のP-Xとは違い、搭載武装を全て胴体内に収容するなどの工夫が見られます。特にASMに関してはボムラック揚降装置を用いることになっていました。初期案のAAM-4搭載方法も同様と記憶しています。これは先進技術実証機(ATD-X)用として研究されていた将来航空機兵装システムの流用を考えていたのかもしれません。
前にも書きましたが、各社の案については各社が積極的に開示しない限り一般の方の目に触れることはまず無いでしょう。
AP1
- 追記
当時のMと海バクとはXSH-60Kの納期遅延、MH-53Eの低稼働率(これは一概にMだけが責めを負うものではないが)、リムパックでのSH-60Jの事故処理等で険悪な状況であり、部研にも参加していないMが独自案を持ち出してくるのは、不振をさらに増大させるだけであったとうちの会社にいた海将補OB殿が語っておられました。
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