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いつもお世話になっています。 日本海軍航空隊で二行で尾翼記号を書いている(分数表記は除く)航空隊はあるのでしょうか? 写真では210空の零戦で確認できるのですが、他にありましたらご教授ください。 あっしぃー |
- 18年後半から19年の前半にかけては、全般的に2桁で表記するよう定められていました。
「W1−」「Y2−」のような表記法、「虎−」「豹−」のような表記法、「53−」「81−」「61−」のような表記法、「601−」「653−」のような表記法など、それぞれは中央で規定され、基本的には対象となる全部隊が一斉にこれに従うことになります。
2桁の部隊番号は例えば、サイパンで米軍が鹵獲した261空機、同じ頃グアム島に不時着し戦後回収復元された343空機などにも見ることが出来ます。結構豊富です。
片
- ああ、ごめんなさい、部隊番号ではなく、機体自体の番号でしたか。
それならばマリアナ沖海戦の後でそうなっています。
片
- 903航空隊は「ヨG-321」でした。
蒼空
- ごめん。
二行を二桁と勘違いしました。
蒼空
- 私もです。
片
- すみませんね、色々と質問の意味を取り違えてしまいまして。
こんな例でよろしいでしょうか。
204空 T2
零戦 190
203空 03
零戦 79
522空 22
銀河 203
片
- 片さん、蒼空さん、回答ありがとうございます。
ご回答頂いた204空、203空、522空の場合、2行目にアルファベットを使った例はあるのでしょうか?
210空では
210-118
B
のような珍しいものがあったのでとても興味深く思っておりますもので。
221空でも2行目にDやZ、ZIIと書かれたものを見つけましたが、他にも2行目がアルファベットのものがあるようでしたら、範囲を絞る形にはなりますが、続けてご回答いただけると幸いです。
あっしぃー
- ああ、そういうパターンのことでしたか。
341空 A
紫電 341−152
〃 341−16
S
この二つの例でわかりますように、隊内区分を示すアルファベットはの表示位置は2行目である場合もありますし、同じ意味のものが呼称番号より上に来ることもあります。また、同じ341空で「341H−81」「341S−12」などの1行表示もあります。
343空 A
紫電改 343−15
なども同様です。垂直尾翼の形もあって、一般に上に表示されることが多いです。こういうケースはかなり多く存在しています。
片
- 片さん 回答ありがとうございます。
2行表記、結構使われてるんですね。
色々な写真を注意深く眺めて考察を深めたいと思います。
また、宜しくお願いします。
あっしぃー