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戦闘機に搭載される銃器のことなのですが、機銃と機関砲に構造的違いがあるのでしょうか。幼稚な質問で申し訳ありません。口径ぐらいしか知りませんのでよろしくお願いいたします。 Mizo |
- 7.7mm 級と 12.7mm 級は同系メカの場合が多いです。歩兵用機銃と同じロックド・ショートリコイル、ガス・オペレーションなどが主流です。
20mm 級には 12.7mm 級を更に拡大させたものと、より大型の火砲に向いたメカニズム(後述)が混在しています。
30mm 以上となると歩兵銃系のメカは少なくなり、オープンボルト API、ロング・リコイルなど大威力弾を扱うのに適したメカニズムが多くなります。
各メカニズムの概略については拙作のこちらなどを。
http://www.warbirds.jp/crazy/jp/gun/mech.htm
ささき
- ありがとうございました。重火器を「砲」と表現されていたので、ちょっとお聞きいたしました。
Mizo
- 補足しておきますと、一般に「機関砲」と呼ばれるものには
(1) 機関銃の機構をそのまま大型化して大口径弾を発射可能としたもの
(日本陸軍ホ-204 37mm など)
(2) 大口径弾を連射する火器として開発されたもの
(一般的な機関砲)
(3) 単発砲を自動化したもの
(日本陸軍ホ-203 37mm、独軍 BK-5 50mm など)
に大別できると思います。ですから原質問への回答としては「同じ場合もあるが、口径が大きくなるに従い別物になってゆくことが多い」とすべきでしょうか。
ささき