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メッサシュミット109の最終型でも、P51をはじめとする、連合軍新型機に、やっぱり、かなわなかったんでしょうか。 初老のオッサン |
- http://www.spitfireperformance.com/spit14v109.html
鹵獲されたK型のテスト結果を見る限りでは、グリフォンスピットとの動力性能差は大して無いと見てよいかと。数や戦況や高速操縦性等の問題から連合軍機相手に不利であろうとは予想できますが。まったく歯が立たないということはないでしょう。
SUDO
- >1
SUDOさん、動力性能で遜色無いとしても、1回の射撃で送れる有効弾数でかなり不利ではないかと。
DDかず
- >2. 30mm モーターカノンは命中さえすれば大抵の戦闘機を一発で始末できるでしょうが、命中させること自体が困難でしょうね・・・。
ささき
- 皆さん、連休にもかかわらず、早速ご教示いただき、有難き幸せです。
それといいますのも、なんかの本で、ことにP51と、じつに飛行特性がにていてウンヌンというのがあって、もうすこしくわしく知りたかったのです。
だって、あれって、ニホンでいえば、96戦だか、97戦のころからのヒコ−キでしょ。
その後の、わがゼロ戦の、ていたらくを思うと、落涙しばしであります。
初老のオッサン
- >4
飛行機の性能なんて、殆どエンジンの性能で決まります。
ドイツ機でもFw190のように以降の馬力増強が思うように任せず、凋落の一途を辿った例もあります。
ただ、まあ、同じエンジンを使った場合、例えばスピットの#9とP-51のように、やはり新設計の飛行機の方が全般に良好な性能を発揮しますので、日米のように、そのエンジンに見合った機体を開発していくのも、手立てとしてはアリで、単純な比較は出来ないかと思われます。例えば#2で指摘されてるように、Bf109kは飛行性能は一級でも武装が貧弱で戦闘機として一級かどうかは微妙なところがありますが、つまりは旧式機なので武装が貧弱なのだともいえますよね。
109が長命なのは戦力整備方針の都合が、複雑に影響しあった結果としか言いようが無いでしょうね。
SUDO
- >5. Ta152 は、190 の発展型だと思いますが?
109 の? 拝
109 の?
- >6
ええ、そのTa-152の実際性能が、エンジンの関係でぜんぜん出なかったことなんかは、Fw190の凋落を示す格好のエピソードですね。
SUDO
- >7. 雑誌の記事を、鵜呑みにするのは良くないらしいのですが。
Me262 の出撃時に、152 が上空援護をしていると、P51 も攻撃して来なかった等の話も、割り引いて考えるのが良いのでしょうか?
109 の? 拝
109 の?
- >8
割り引くも何も・・・
P-51といえども、敵戦闘機がいる状況で、他の獲物は自由に襲えません。
ましてや低速で離着陸しようとする敵機を襲うには、低空を低速で飛ぶことを強いられます。優位高度に敵戦闘機がいる状況でそんな馬鹿な行動は普通はしませんので、それが零戦や隼であってもP-51は躊躇したでしょう。
SUDO
- SUDO様 有難う御座います。
チャーチル首相でしたか「英国は、スピットファイアに救われた。」と言われたのは、その為、ハリケーンも結構活躍しているらしいのですが、人気が出ない。
<こうして神話は、作られる>といったところでしょうか。
勉強になりました。今後も宜しく御願い致します。
109 の? 拝
109 の?
- >7
そこまでの話はあまり聞いたことがありません。情報ソースはなんでしょう。
ジジ
- googleでの検索結果や、2ch軍事板のFw190・Ta152関係スレッドにも出てきますよ
セミララ
- >12
それが元では仕方ありません。
ジジ
- >11
Schifferから出ているDietmar Harmann著のTa152とFw190Dの本がありますが、この両者を注意深く読み込めば、Jumo213E/Fに問題が多発していたことや、Ta152及びFw190Dの各型が、試験時に一般に喧伝されているような性能を発揮出来ていないことが分かりますよ。
大塚好古
- >12
それが元では仕方ありません。
ジジ
- 2重に投稿されてしまい申し訳ありません。ここは削除や訂正はは出来ないのですね?以後気をつけます。
その本を読み直してみます。それでも、そこそこの戦果があったことや、多くのパイロットが機体に自信を持っていたことも書いておく必要はあると思います。
ジジ
- 大塚好古様 ジジ様 有難う御座います。
図々しい質問になるかと思いますが、その本の日本語版は有りますでしょうか?
ご教示戴ければ幸いです。 109 の? 拝
109 の?
- >16
Schiffer本にも記されてる「格闘戦なら負けない」という愛され方は、高速が売りのはずのFw190の最終状態としては凋落ではないのでしょうか?
戦果はそれでもあったとか愛されてるという実例は、例えば大戦末期の隼でも相当しますので、エンジンの馬力増大が思うように任せなかったFw190とその眷属の末路を見るに、痛みを増すだけのエピソードに思われ、また本題とは特に関係が無い話ですから思い切り割愛しただけなんですが、今度から記すように努力します。
SUDO
- >#13 ジジさん
>それが元では仕方ありません。
この文意が、今ひとつ理解できないのですが...
実際にwebページ検索や、2ch内の探索等を行ってみました?
世の中には、洋書等を含む、一次資料を噛み砕いて、web上に公開していらっしゃる方が居りまして、そうした物が、webページ検索や、2chに引っかかるんですけど
私がそのようなページを目にした時は、「ドイツって、フネだけではなく、ヒコーキも駄目駄目なのね・・・日本より低レベルかも」と、正直思いました
セミララ
- ”噛み砕いて”しまう前のものを知りたいものですから。それだけですので、別に他意はありません。
ジジ
- > ドイツって、フネだけではなく、ヒコーキも駄目駄目なのね・・・日本より低レベルかも」
当時の工業水準から考えて、これはあり得ないかと^^;
1対1の格闘戦での優劣など、戦略や戦術上は無意味かと思います。
機体特性に見合った有効な戦術開発と絶対的な数的優位が、けっきょくのところ最大要因でしょう。
hooah