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戦闘機が作る編隊の組み方の意義、利害得失について教えてください。各国色々あるようですが、編隊の組み方 の決定版はあったのでしょうか。質問は爆撃機ではなく戦闘機だけです。 む |
- 利益
1 兵力の集中。
2 相互支援
3 周囲の監視の分担
不利益
1 編隊を組む時間と燃料のロス・
変体の決定版は無い。
状況に合わせて、編隊の組み方はいろいろあります。
編隊の組み方の基本は、第二世界大戦前の、3機の密集編隊から、ドイツが考案した、2機の散開編隊に変わりました。現在もこれが続いています。
霞ヶ浦の住人
- 当のドイツが大戦末期、Me262の高速性と加速不足(スロットルの開閉が
遅くせざるを得ない)により、ケッテ(3機編隊)にもどしています。
ちなみにドイツが多用したのは2機編隊(ロッテ)ではなく4機(2つのロッテ)シュワルベを組む単位なので基本は散開4機編隊です。
日本の資料しか読まないとドイツはロッテが基本で2機編成とばかり思い込みますが、実はロッテが2つあるシュワルベのほうが基本です。日本の資料にはなぜかロッテ戦法なる造語(?)が多用されています。
wittmann
- Me262が3機編隊に戻ったのですか! 初めて知りました。
しかし、基本は2機編隊だったことに変わりは無いでしょう。
2機編隊が二つ集まり。4機編隊となる。4機編隊が二つ集まり、8機編隊となる。このように、編隊は大きくなります。2機編隊と4機編隊、どちらが基本だったのか?と聞かれても、答えようが無いでしょう。地上戦闘で、分隊と小隊、どちらが基本だったのか?と聞かれるようなものです。
いずれも、長機(攻撃担当)と僚機(護衛担当)に分かれます。
霞ヶ浦の住人
- > Me262の編隊
過去ログより。 http://www.warbirds.jp/ansq/1/A2000866.html
余談ですが、2.にあるように戦争中盤辺りから日本陸軍航空隊も所謂ロッテ戦法を導入していますが、いざ実戦でやってみるとロッテ戦法より以前の3機編隊の方が有利に戦えた(敵の2機編隊を2機で攻撃する間、残りの1機がその上空を警戒する)と言う一式戦パイロットの方の回想が「ビルマ航空戦」にあります。
逆にロッテ戦法を導入した三四三空と戦った米海軍航空隊の報告書には、敵は2機または4機編隊で挑んでくるので手強いと記述されている物もあるそうです(「源田の剣」より)。
T216
- 3機編隊の場合、乱戦になれば単機での戦闘になります、これは同時に2機の僚機をフォローすることが困難だからです。
それに対し2機編隊の場合は最後までペアを崩さず、お互いに相手を援護するのが鉄則です。
最初に始めたのはドイツかも知れませんが、2機編隊をベースの4機編隊はその後各国で独自に発案されたと考えております、イギリスの「フィンガーフォー」
、アメリカの「サッチ機織り戦法」等が有名ですね、日本の場合は形だけ取り入れても、この戦法に不可欠な機上無線が十分に機能しないため、不満足な結果に終わったものと思います。
わんために
- >3
Me262が3機編隊になったのは従来の4機編隊だと4番機が追随できないためです。(理由は前述)
だから「2機編隊が基本だから変りがない」わけではなくJV44以外では基本は4機なのです。ただ2機づつにでも一時的にわかれることはあっても2グループが連携することが前提なのでやはり基本は4機です。
wittmann
- 日本における「ロッテ」とは「4機からなる1個小隊」であると記憶しているパイロットの方もいますね。この辺はいかなる誤解に基づくのかわかりませんが、いわゆる「ロッテ戦法」とは4機編隊が基本である、と。
片
- 便乗質問ですが。
1個分隊が2機の、ロッテ。
1個小隊が4機の、シュヴァルム。
<3個小隊+1個小隊(本部付)>で、1個中隊。
<3個中隊+1個小隊(本部付)>で、1個大隊。と記憶していましたが、これで正しいのでしょうか? どなたか、ご教示御願い致します。
109 の? 拝
109 の?
- 回答くださったみなさん、ありがとうございました。 特にリンク先の舞弥さまの書き込みが参考になりました。
検索能力が低く、そのスレッドをみつけられませんでした。お手数おかけしました。
む
- >8
少々記憶違いなさってるようです。調べなおしてください。
ジジ
- ジジ様 有難う御座います。
下を見て下さい。 109 の? 拝
109 の?
- >霞ヶ浦の住人さま
反論待ってます。
といっていってもあなたが原語を読めなくちゃくだめかも!
独語資料にしても英語資料にしてもそんなにむずかしいことは
書いてありませんよ。いっそのこと原語資料を読む勉強会をしましょうよ。
協力しますよ。
反論がないままでの第三帝国への書き込みは
よく調べてくださいよ。(簡単に突っ込まれない程度に)
徹底抗戦しますよ。
wittmann