5054 |
3式戦が途中の型から固定の尾輪に変わりましたが、どの程度性能的(速力)に効果があったのでしょうか。例えば、5km/hぐらいはあったのでしょうか。逆に、一式戦なんか引っ込み式にしよう、なんて動きは全くなかったという感じです。 元GTII |
- 伝聞の限りでは、性能云々ではなく、生産性向上の為に固定式に変更したと
記憶しております。
Takeahero
- 飛燕の通史(碇義朗著だったか)に出てますが、固定式にしたのは、性能アップのためではありません。開発当初、隼などと同じくらいのサイズの尾輪をつけたところ、離着陸速度が速いせいか、タイヤがホイールから外れてしまうのでサイズを大きくしたら機体尾部に収まらなくなって、下半分が露出したままにしたところ、飛行中に車輪の下側だけが風を受けるため、空転して車軸が焼きついたため、固定式にした、と読んだ記憶があります。
当時の日本の技術レベルでは、この状態で焼きつかないベアリングを作れなかったために固定式で間に合わせるしかなかったのではないでしょうか。
液冷V12
- 元GTIIさんが仰りたいのは、「尾輪を固定式にした場合、どれだけ最高速度が低下したのか?」という事ではないでしょうか?
キ61とはあまり関係ありませんが、木村秀政氏等が航研機で実験したところ、250km/hで、尾輪引込により1%強の速度増加が得られる、という結果が得られたとの事
セミララ
- 回答有難うございました。いろんな状況があるということがわかった気がします。又宜しくお願いします。
元GTII