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アメリカ軍の5式戦闘機に対する評価はどんなものだったのでしょうか。 ナト |
- 二〜三年前の丸』の連載で、戦後に行なわれた、アメリカ軍の日本の航空戦力に対する評価がありました。調べれば、それに載っているかもしれません。私には五式戦に対する評価の記憶はありませんが。
そもそも、五式戦を他の戦闘機と識別していたか疑問です。空冷エンジンの戦闘機で、ゼロ戦や隼と間違えそうです。捕虜への尋問で、烈風など後に開発する機体のことは分かっていました。しかし、間に合わせに、飛燕の機体に空冷エンジンを載せた戦闘機が登場するなど、予想していなかったでしょう。五式戦の登場は戦争末期です。完全にアメリカ側が優勢で、日本の戦闘機の識別に注意する必要は無かったと思います。
霞ヶ浦の住人
- 少なくとも三式戦のエンジンを空冷に載せ変えた機体という認識はあったようですが。
ハ140
- 1945年7月26日、244戦隊が軽空母ベローウッド搭載のF6F-5と低高度で空戦した際、
地上からは五式戦が縦の旋回を生かしてF6Fを圧している様に見えた、そうです。
米側は「日本機は有効な戦法を使い、補足し難かった」と報告していますが
敵機を「飛燕」「疾風」と誤認しています。(ただし損失は双方2機)
244戦隊のパイロットは、五式戦はF6FやF4Uに対して上昇、旋回性能で優れ
急降下の突込みでは大分劣る、としています。
以上から全くの推測ですが、米軍から見た五式戦の飛行特性は零戦や一式戦に
似ているのではないかと思います。
AnsQの過去ログで、P-51のパイロットが五式戦を含めた日本戦闘機を
どう見ていたのかがあったはずなのですが、見つからない、、、
フッフール
- ↑たしか、それを書いたのは、たしか私だったかと
零戦
小回りがP−51より効くだけ。
雷電
日本機としては早いだけ。
飛燕
翼面荷重はP−51より低いが、明らかにP−51より劣った存在。
疾風
日本機としては高速だが、フラップを下せばP−51でも疾風の旋回に追随可能。
五式戦
我々の技術的優位を脅かす存在。
だったかと。
ただし、20年近く前の「丸」の翻訳記事を記憶カキコしたものですので、記憶違いの可能性がありますし、記事の正確度は不明です。
SAW
- 5式戦闘機だけでなく、他の機の評価まで書いていただきありがとうございました。
ナト