QQCCMMVVGGTT
5038 四式重爆と烈風のエンジンはどれだけ違うのですか。
はもろば

  1. 「空冷二重星型 18 気筒」ということ以外、メーカーも排気量もぜんぶ違います。

    四式重爆:三菱 ハ-42 排気量 54.1 リッター
    烈風:中島ハ-45(誉) 排気量 35.8 リッター
    烈風改:三菱ハ-43 排気量 41.6 リッター
    ささき

  2. ハ42とハ43はともに三菱製ですが、ボア・ストロークが、
    ハ42は150×170で火星と同じ、ハ43は140×150で金星と同じです。
    基本的には大直径、大排気量のハ42は重爆などの大型機用、
    小直径、比較的小排気量ハ43は小・中型高速機用です。
    排気量の大きいハ43の方が離昇出力が大きいのですが、これは回転数を上げることで単位時間当たりの排気量を上げているからです。



  3. ごめんなさい、上の最後の一行、「排気量の小さいハ43の方が」でした。


  4. ハ−42って、排気量54.1リッターもあるのですか。
    誉を1800馬力クラスとして、同程度にチューンしたら2700馬力!
    四式重爆は、A−26インベーダーを越える攻撃機になった可能性もあるのですね。
    通り

  5. > 4.
     誉クラスとまではいきませんが、回転数を火星二○系と同程度(離昇2,600rpm、公称2,500rpm)まで上げ、離昇で2,400〜2,500馬力を目指していたハ四二-二一型(ハ二一四)やハ四二-三一型(ハ二一四フ)の開発が進められ、ハ四二-三一型を搭載した性能向上型四式重爆の試作機も作られ、終戦間際まで細々と試験飛行が行われていたそうです。
    T216

  6. >4
    ハ42-20以降は誉と同じ+ブースト500ミリで、離昇2600RPM、2400〜2500馬力を狙ってました。
    まあ、しかし、こういうのが完成しないのが現実でして。


  7. ダブったか。
    では、キ67で空中実験予定の31型などは終戦時「試作型製作中断」だったということを付記させていただきます。



Back