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ビルマ戦線で、イギリスのホーカーハリケーンは隼に対して航続距離がかなり短く、長距離作戦においては爆撃機の援護が出来ないなど不都合が生じていたような記録があります。また、英国本土戦いにおいてメッサーシュミットの航続距離が短いゆえに爆撃機の護衛が十分にできなっかったような話もあります。これらの戦闘機は、改造等によって航続距離を伸ばすことはできなっかったのでしょうか?同時期の、零戦や隼に対しあまりに劣る航続距離に改善の可能性は無かったのでしょうか? めぐすり |
- いずれの機種も、ドロップタンク(落下式増槽)は、付けるようにしていますよね? 1940年のバトルオブブリテンの後のことだと思いますが。もし、当時のドイツ空軍が、日本に習ってドロップタンクを装備していてら、世界の歴史が変わっていたかも!
ドロップタンクは、実に簡単な仕組みです。外付けした燃料タンクを、戦闘場面で切り離す。どうして、こんな簡単なことを、バトルオブブリテン当時の、ドイツ空軍とイギリス空軍は採用していなかったのでしょうか? 何かの本で、ドロップタンクの発明は、日本で無いと読んだような気がします。ヨーロッハのどこかの国で、日本より先に採用していたような?
過去ログの航空機関係、437落下増槽を参照なさると、参考になると思います。
trnt@4o
- 署名を誤りました。霞ヶ浦の住人です
霞ヶ浦の住人
- 一般論として、必要性があり、かつ実行可能であれば航続距離増大のための改良を行うわけですが、速度や運動性の向上といった他の課題より優先させるべきかという比較衡量を要する問題があります。また機内燃料容量を増加すれば航続距離を増やせる反面、燃料満載したときの機体重量が増加し速度、運動性が低下する、燃料タンク増設により重心バランスが変化するなど、検討すべき課題が色々あるわけです。
爆撃機の場合、爆弾層に燃料タンクを搭載し爆弾搭載量を削ってでも航続距離を拡大させるという手っ取り早い方法を取るものがあります。しかし、より小型軽量である戦闘機の場合、機体内部の空きスペースはそれほど無いわけで爆撃機のようにはいきません。もちろん、ドロップ・タンクを搭載する方法もありますが、それがまた飛行中における空力抵抗を生み出すというマイナス面もあるわけです。
アリエフ
- >1
イイカゲンな事を書かない。
別にドイツ空軍機も英空軍機も落下増槽持ってます。バトルオブブリテンでも後半には装着されていますので、少なくともドイツ軍が航続力不足で作戦に支障を来すような事は格別にありませんでした。
さて、質問に立ち返ると、結論としては「航続力延伸の可能性は無い」という事になるでしょう。
ビルマ戦線に限りませんが、大陸(陸地)での作戦では、無理に長距離飛ぶより、目標近くに飛行場を設営してしまう方が手っ取り早いのです(特に欧州のように整地さえすれば飛行場に使えそうな空間を比較的容易に確保できる場合は)よってビルマ戦線でも死活的に英軍戦闘機の航続力が不足になった事はありません。前線爆撃の爆撃機についていくぐらいなら間に合います。
で、ビルマ戦線で困ったのは、航続時間なんです。
前線作戦では、爆撃すべき目標を探してうろつかなければならない味方爆撃機を守る為に、戦闘機隊は目標近辺に予め展開して周辺の制空権を確保して、爆撃機の進入を支援したいわけです(前線支援はどの戦域でも概ねこの流れです)で、これは飛行場を前に出せば果たせます。
そして本音では日本軍の戦闘機が好き勝手に前線上空に殴りこんでこなければ良いわけで、それには日本軍の飛行場を先につぶしてしまうのが良いのです(いわゆる航空撃滅戦)
でも、これには英軍の航空隊は爆撃機はともかく戦闘機が一緒に行けないので危なくて出来ない(日本軍の飛行場が結構遠い)
逆に日本軍は余裕があればこの飛行場襲撃を英軍の前線飛行場に仕掛けられます。こうなると英軍戦闘機は常に一定数を飛行場防衛にも回しておかないと、殴りこんでくる日本軍機に対処できない。
で、いつ殴りこんで来るか判らないから、常に一定数を空中に上げておくと、1時間しか飛べない飛行機より4時間飛べるほうが、同じ数を空中に置く場合の効率が数倍になり、つまり長時間飛べない英軍戦闘機は数ほどの戦力を発揮できないわけで困る訳です。
だから飛ばさないで飛行場の端に緊急発進待機用として置いておくといった対処をしますが、充分な早期警戒システムを持たないと、敵機接近の報から緊急発進しても間に合わない、運が悪いと上がった瞬間に上から襲われるといった苦戦を強いられる訳です。しかも前線近くの飛行場では、味方の防空見張り所が日本軍機を見つけて報告を出しても、突っ込んでくるまでの時間が僅かなので非常に困る訳です。
で、英独の間、独ソの間の作戦は、どちらの陣営も大差ない航続力だったので、こういう事態は起こり難かったのです。敵が殴りこめるならこっちも殴りこみ出来るので、勝敗は性能と数で決まります。#2でアリエフさんが仰ってるように、燃料タンクを増設したら速度等の性能は悪くなるので、却って不利です。任務に適応しただけの航続力以上は要らないんです。それ以上は無駄。しかも欧州は各国の縦深が大して無いので、安全な後方からアウトレンジ攻撃したくても、そんな場所は少ない(ソ連を除く)つまりタンク増設の要望は大きくないのです。
純粋に技術的にならば、英独でも長距離戦闘機は作れます。既存のメッサーやハリケーンを大改造してソレを果たす事だって可能でしょう。原型を止めない改造になるかもしれませんが。しかしながら英独の置かれた環境、特に欧州大陸と戦前の勢力図では、そんな必要性は特に無かったんです。長い航続力を持った戦闘機が便利であるという事は日米がそういう戦闘機を使って、アウトレンジ戦をして見せる事でやっと認識され、その次の世代の戦闘機にならば「あっても良いかな」という性能になるのです。ですが戦争末期に完成する戦闘機ですら戦争前半までの、つまり日米戦闘機の無茶苦茶っぷりを実体験する前に仕様を定めた飛行機であり、以降はジェット化でまた暫くは技術的に難しくなって、つまりは英独で長い航続力の戦闘機を得るにはF-4ファントム等を導入する時代まで待つ必要があったという事になります。
必要性を認識しても、それを容易に果たせるものではなく、またある程度ならば落下増槽で何とかなるので、既存戦闘機の航続力延伸大改造は、事実上とおり難かった訳です(それに英軍はモスキートを投入すれば間に合いますし)
SUDO
- ガーランドは、下記の本の中で「Me-109の短い航続距離は、ますます不利を招くことになった」と書いています。
始まりと終り 栄光のドイツ空軍
著者/訳者名 : アドルフ・ガーラント/著 フジ出版社編集部/訳
出版社名 : フジ出版社
発行年月 : 1972年00月
サイズ : 398P 図版32P
販売価格 : 1,121円(税込)
在庫状況 : 品切れ中
「イイカゲンな事を書かない。別にドイツ空軍機も英空軍機も落下増槽持ってます。バトルオブブリテンでも後半には装着されていますので、少なくともドイツ軍が航続力不足で作戦に支障を来すような事は格別にありませんでした。SUDO」
SUDO様、あなたの主張の根拠となっているのはいったい何なんですか?
私は後世の軍事オタクの主張する机上の空論より、実戦に参加した当のパイロットの言うことを信じます。
この板を読むような方は全員、アドルフ・ガーラントはご存知かと思いますが、あえて紹介します。第二次世界大戦中のドイツ戦闘気乗りです。撃墜王です。バトルオブブリテンに実戦参加しました。終戦時は空軍中将です。映画『空軍大戦略』の中でで、ゲーリングに向かって「スピットファイアを支給してくれ」と言ったパイロットです。本人も、この映画の監修に携わっています。
『始まりと終り 栄光のドイツ空軍』から一部を抜粋します。なにしろ私は、本の受け売りしかできない人間ですので。
53ページ
一回の出撃で、われわれの航空団は戦闘機12機を失ったことがあったが、それは戦闘によってではなく、単にわれわれの護衛していた爆撃機が2時間の飛行時間がすぎても本拠に帰投することができなかったからだ。そのうち5機の戦闘機は、燃料の最後の一滴で、かろうじてフランスの沿岸に失速着陸したが、残りの7機は海に着水したのである。
過去ログの航空機関係、437落下増槽から抜粋
バトルオヴブリテンで露見した「ロンドン上空に15分しかいられない」Me109の航続能力を向上するために作られたBf109E-7型(増槽装備可能)は、結局バトルオヴブリテンに間に合いませんでした。
Schump
霞ヶ浦の住人
- 名前出されたのでちょっとだけ。
E-7の配備開始は1940年9月。
ドイツ空軍が英本土(特にロンドン)への大規模な昼間爆撃を継続できなくなってきた(結果、英本土上陸作戦の断念につながる)のが同10月後半、英国側の整理ではここで「バトル・オブ・ブリテン終結」となります。
しかし、この後も夜間爆撃や機雷封鎖、沿岸部への奇襲等に重点を移していきながらドイツ爆撃機隊の活動は続き、ドイツ軍の活動としては1941年5月(東部戦線への戦力移動)までバトル・オブ・ブリテンは続いたということになります。
Schump
- >5
先ずは
http://www.raf.mod.uk/bob1940/bobhome.html
でも見て、BOBとはどういう戦闘とどういう作戦だったのかを把握しましょう。ああ、勿論地図も見ましょうね。出来の良い書籍なら出てますからそれで十分ですが(ガランドの著作にも記されてる事ですが)
さて、で、そこまで見たら、ロンドン上空に15分しか居られなくてもBOBになんの影響も無い事や、爆撃機のミスによる着水が戦闘機の問題ではない事は理解できると思います。
またBf109E-7は1940年8月から配備が始まってます。BOBの問題解消の為に開発されたわけでも何でも無いのですが(それ以前から着手してたんです)間に合わないもなにもBOB中に存在してますし、ていうか9月からはJG53所属機が作戦に参加してますよ。
ガランドのJG26はセコハン機回されてたみたいですが、これはこの飛行隊の初陣が40年5月だった事からも判るように二線級だったからです(開設そのものが開戦の少し前)花形の一線級飛行隊は既にE-7も貰ってたんです。
書籍は非常に多くの示唆を与えてくれますが、極一部のものを抜き出して語っても、それはその著者が知りうる範囲に関する事だけであって、全体ではなく、そして全体を見て如何だったのかを把握するのは後世の我々でも容易い事ではありません。簡単に「である」と断定する事は出来ないのです。
勿論、霞ヶ浦さんの読んだ範囲で、そのような印象や感想を抱く事は構わないません。ですが、それを他者に「アレはこうなのだ」とするのは、言い切れる自信をご自身が有していないのであるならば、しないでください。迷惑です。
SUDO
- >5
1991年に「英国上空の戦い」50周年記念式典が行われた際、当のガーランドを含めた複数のドイツ戦闘機パイロットが「(敗北の原因は他の面がより大きいので)増加タンクが配備されていたとしても、あの戦いの戦局は特に変わらなかっただろう」という旨の発言をしてますよ。
大塚好古
- >>イイカゲンな事を書かない。
>>ガランドのJG26はセコハン機回されてたみたいですが、これはこの飛行隊の初陣が40年5月だった事からも判るように二線級だったからです
JG26「飛行隊」が二線級だというところがすごいな
言い切れる自信をご自身が有しているということなんだろうが。
西部戦線の独空軍 コールドウェル 朝日ソノラマ
P144〜P154当たりも重点的に読むといいかもしれない
Kleist
- 私は、SUDO様のおっしゃる「ドイツ軍が航続力不足で作戦に支障を来すような事は格別にありませんでした」は信じません。ガーランドの言う「Me-109の短い航続距離は、ますます不利を招くことになった」の方を信じます。
「私は後世の軍事オタクの主張する机上の空論より、実戦に参加した当のパイロットの言うことを信じます」の考えを変えるつもりはありません。ガーラントが指揮した、JG26が二線級の部隊であったとしても、バトルオブブリテンに参加したのです。
今、ここで論じているのは、戦闘機の航続距離の問題なのです。バトルオブブリテンにおけるドイツの敗因で、何が最大であったかではありません。
ここで質問します。
バトルオブブリテンの際に、イギリスとドイツの戦闘機の多数は、ドロップタンクを付けていたのでしょうか? 付けていなかったのでしょうか? 「多数」です。「一部の部隊が装備していた」ではありません。
もし、付けていなかったとしたら、それで航続距離に何の問題も無かったのでしょうか?
私たちは、過去の戦争の歴史を論じています。それで、私たちは、過去に戦った戦士たちより偉いのでしょうか? そんなことはありません。ただ、私たちは歴史の結果を知っているだけなのです。それに私たちは、死の恐怖に怯えながら、燃料計を見つめることもありません。
霞ヶ浦の住人
- そもそもの質問はハリケーン&メッサーなんですが、まあかわいそうなんでスピットも入れてもらうと、
マークIIの段階で、もー少し燃料タンク増えんのかね?とRAFも思ったようで、後のレシプロ単発機のレドームのような出っ張りを両翼につけて、
燃料タンクにしてみましたが、当たり前のごとく「邪魔の役立たず」となり、あっさり切りすてられました。
で、じゃあどうするか?といったとき、出てきた結論は「まあいいか」的なものだったようで
少なくともBofBの期間中に必死に航続距離を伸ばそうとしたようすは感じられません。
後にMk.Vあたりで実用化されたスリッパ型造槽もマルタやらアフリカやらへのフェリー対策という感じが強く、
実戦で航続距離を稼ぐために積極的に使った記録は私はあまり見たことがないです。
少なくともスピットに関しては「航続距離を死ぬ気でのばせ!」という思想はあまり感じないといえます。
つまり、あれはあれで航続距離に問題は無かった、とも言えると思います。
アナーキャ
- >イギリスとドイツの戦闘機の多数は、ドロップタンクを付けていたのでしょうか?
これは既に答えが出ていますよね。
>付けていなかったとしたら、それで航続距離に何の問題も無かったのでしょうか?
「何の問題も無かったか」と問われれば、「あった」と回答する以外無いでしょう。ガーランドもそう言っている訳ですし。
基本的に作戦と言うのはその機体の能力を基に立てるわけですよ。最初から航続力不足で支障を来すことが分かっているような作戦、要するに失敗の確率が高い作戦は立てられないでしょう。しかし、それでも途中で不測の事態でも発生すれば問題は生じるでしょうね。
零戦はドロップタンクをつけて長大な航続距離を誇っていましたが、それでガダルカナルの上空で何分戦闘できたんでしょうか。零戦の航続距離ですらも太平洋では「何の問題も無かった」とは言い切れないのですよ。「死の恐怖に怯えながら、燃料計を見つめ」ていたのは別にドイツ軍のパイロットだけではありません。
もちろん、航続距離が長ければ取りうる作戦のオプションは広がります。ノルウェーの基地からの出撃も可能になるかもしれません。しかし、何らかの途中齟齬があれば燃料不足は当然起こりますよね。
戦闘機なんてぎりぎりのところで設計しているわけですから、様々なトレードオフが必要になります。まして独英両国とも同じ時代のほぼ同じレベルのテクノロジーを使っているわけですから、何かで相手に有意に立とうとすれば、何かを犠牲にせざるを得ません。Bf109に長大な航続距離を与え、加えてスピットファイアを凌駕すると言うのはかなり難しいでしょう。ただ長距離を飛べるだけで、敵戦闘機にみつかったら確実に撃墜される、「死の恐怖におびえながら」敵機に遭遇しないことを祈らなければならない戦闘機に、誰が乗りたいでしょうか。
富士見町
- 少々思うところがありますので、割り込ませてもらいます。
>霞ヶ浦の住人さん
>5
>10
ガーラントの証言について、なぜそれまでに無条件に信頼されているか、非常に大きな疑問を感じます。
>私は後世の軍事オタクの主張する机上の空論より、実戦に参加した当のパイロットの言うことを信じます。
と書かれていますが、まさか「参加した本人が書いたことは絶対に正しいor操作がない」と言われるのではないでしょうね?「参加した本人」が書いたものであるからこそ、都合の悪いことは書いていないのではないか?とか、自分を正当化するために嘘を書いてないか?とか、政治目的のための情報操作はないか?とか、そういう読み方があるんじゃないですか?そしてそれが必要なのではないですか?一連の書き込みを読むと、そういった疑う姿勢が感じられません。書かれている内容の「裏」を見ず、ただ表面だけを見ているだけではないのですか?ご返答願います。
中島
- 矛盾した事ですが、trnt@4oさんが書かれたことも、SUDOさんが書かれた事も事実であると思います。
先ず、BOBでドイツ空軍が敗北したのは、その航続距離によって敗北したことは、ガラントの意見もそうですが、多くの戦史関係本の著者が同じように分析したことから、「事実」ではないにしろ「定説」と言えるのは確かです。
ただし、BF109が開発された時点での世界の航空機開発を見れば、「長距離侵攻」と言う発想自体が無かったのは重要なところだと思います。109が開発された当初はまだ日本は九六式艦戦の時代でしたから。
で、特にドイツはSUDOさんの仰るとおり、仮想される敵国(フランスやソビエトなど)は陸続きで繋がっているため航続距離をあまり考慮する必要がなかったのです。現に、東部戦線にてメッサーの航続距離に関する話題があまり出ないのはその証拠となると思います。
で、BOBが始まった頃当初はドイツ軍に落下タンクと言う構想が無かったのも事実です。
その証拠に「He-111でBF-109を牽引する」と言う変わった構想によって生まれたE−3タイプのテストが1940年4月18日に行われていますが、開発中であった落下タンクタイプの機体の方が実用性に富むため、計画は中止されています。
この段階で既に日本には落下タンク装備の零戦一一型が実戦投入されていますから、牽引テストのことを考えても、ドイツ軍に落下タンクと言う構想が欠落していた事が分かります。
で、ついでに。
>私は後世の軍事オタクの主張する机上の空論より、実戦に参加した当のパイロットの言うことを信じます。
仰りたい事は分かりますが、時として往時のパイロットの評価が矛盾することもあります。
ひとつ例を挙げさせて頂きますと、アリューシャンにて零戦が鹵獲されましたが、その零戦を詳細にテストしたアメリカはテストパイロットの意見を元に「零戦は−Gを掛けた際、エンジンが停止する」と言う弱点を突き止めました。
しかし、実際はと言うと、そんな事はないのです。たまたま、アメリカが捕獲した零戦のアメリカ側の整備状況が悪かったのですが、もし霞ヶ浦の住人さんの言葉を鵜呑みにするならば、当時のパイロットの矛盾した意見を見つけ出したとき、永久に結論を導き出すことが出来なくなってしまいます。
また、状況によって評価が変わってくることも重要です。ドイツであれば東部戦線と西部戦線で、まったく違う形で空戦が行われていましたから、パイロットの、航空機に対する評価が変わってくるのは当然です。
第二次大戦、太平洋戦争に関してこれからもっと多くの事実が分かってくるかとは思いますが、その際当時の人の言う言葉だけを信じて前に進まないのであれば、歴史学の研究は滞ってしまうかも知れませんよ。
雪風
- SUDOさんの解説で、英空軍がビルマで不足したのは「後続時間」であって「後続力(距離のことですよね?)」ではないということでしたが、このことについてよろしければ教えていただけますか。
何ヶ月か前の「どっち」で、「零戦の航続距離が長いのは、経済速度・経済高度で敵対勢力のない(弱い)ところを飛んだから。ヨーロッパではそんなふうには飛べないから、零戦の航続距離はヨーロッパでは中国や太平洋のように長くはありえない」と(私は)理解した議論があったと思うのですが、このことも本題と関係がありますか。
つまり、搭乗員の訓練や支援環境や戦域の性格など色々な制約を考えて適切に対応しないと、航続距離は有用なかたちでのびないのであって、ただ落下増槽さえつければ航続距離がのびるものではないように思うのです。
ただ私は、そういう一般的な可能性におもいあたるだけで、知識が不足していて具体的なことが分らないので、上は根拠のない思い込みでタンクさえつければのびるのかもしれません。
もし本題と関係があれば、このあたりについて、簡単に解説していただけると嬉しいです。
Marrabbio
- 「多数」が使用したと、「一部の部隊が装備していた」は違います。
>イギリスとドイツの戦闘機の多数は、ドロップタンクを付けていたのでしょうか?
これは既に答えが出ていますよね。富士見町
富士見町様は、多数がドロップタンクを付けていたとするのですか? 付けていなかったとするのですか?
SUDO様は、Bf109E-7を装備したJG53が実戦参加なさっていると書かれました。それは事実なのでしょう。それで、実戦ではドロップタンクを使用していたのでしょうか? 二線級のJG26はドロップタンクを使用していたのでしょうか?
Bf109E-7はドロップタンクを装備可能だというだけです。Bf109E-7を配備しただけで、実戦でいつもドロップタンクを使っていたとは断言できないのです。ドロップタンクを使うには、製造して飛行場まで運ばなくてはなりません。ドイツ空軍は、バトルオブブリテンの始まる前から、ドロップタンクを大量に必要になることを見越して、生産し、飛行場に蓄えていたのでしょうか?
多数の実態を故意に見逃し、一部のことを、故意に大きく見ることはしていませんか?
ガーランドの指揮した「二線級」のJG26もバトルオブブリテンに参加したのです。そして「Me-109の短い航続距離は、ますます不利を招くことになった」と書いています。
霞ヶ浦の住人
- 私は、本を完全に信じているわけではありません。
真実は藪の中です。私たちは討論で、おそらく真実に近いだろうと思われる結論に着地するだけです。
第二次世界大戦中の日本海軍の雷撃機乗りの自伝を読みました。その戦友の自伝も読みました。別の本も読みました。雷撃機乗りが撃墜された日時や様子が3冊とも異なっているのです。常識的には、本人が書いたのが正しいだろうと想像されます。しかし、記憶違いも考えられます。真相は永遠に藪の中でしょう。
「この板へは、正しいと確証の持てることだけを書き込め」と主張なさっている方もおられます。私は、そんなこと不可能だと考えます。各自が各々の知識や考えがあるからです。そして、全員が「絶対に自分が正しい」と考えています。そんな意見がいくつか出て、それらの中間あたりに、真実があるのだろうと、この板を読む人が判断すれば良いのです。
それと、他人の意見を誹謗するような言葉は使わない方が良いと考えています。「与太話」「イイカゲンな事を書かない」等。
霞ヶ浦の住人
- 本人が書いている部分なんて、ほんの一部だよ。
冷静になりなよ・・・大人気ない!
パプリカ
- ゴミレス。御質問と一切関係ありませんのでスルー推奨。
「確信」が持てない、それが当然だからと言って御質問にあまり関係のないと思われる感想や主張などを仰られても質問者・閲覧者双方にとって益はないでしょう。
「誹謗」する人側にも理由があるのですよね。「誹謗」されたと感じられた方は何故「誹謗」されたかもう一度良くお考えになられるべきかと存じます。
もしかしたら「誹謗」されたと思っているのは「自分だけ」という可能性もあるかもしれません。
自分の読んだ書物以外の情報を提示されても両手で耳を塞いで「アーアー何にも聞こえない」と叫んでいるようでは「真実」とやらには近づけないと考えます。
あ、これは自分に向けての自戒です。別段個人を特定して言っている訳ではありません。
きんめる
- 太平洋戦線ではB29の日本本土爆撃をP51Dがエスコートしました。
硫黄島からだといかにP51Dの航続力とて日本上空で30分程度の滞空が
精一杯でしたが、日本の迎撃機をよく押さえ込んで、昼間爆撃時のB29の損失率が激減したそうです。
これは「爆撃機をエスコートする任務ならば、目的地上空での滞空時間が短いことはそれほど問題にはならない」の証左と言えるのでしょうか?(航続距離、長いに越したことはないとは思いますが)
通りすがり
- >16
>バトルオブブリテンの始まる前から、ドロップタンクを大量に必要になること
ルフトヴァッフェはスペイン内乱時にすでにHe51に落下増槽をつんで
使用していたわけですから、必要と思えば開戦当初から
使えていたわけです。
#O-9 Gallaryの衝撃以来ルフトヴァッフェ研究には独語、英語の資料は
必須だと感じております。翻訳した本だけをよんでいたら飛躍は
ないですよ。
というか、誤訳が多い日本語訳の本だけを読むのはちょっと
危険ですね。
wittmann
- ドイツだったんですか!
私は最初に、「何かの本で、ドロップタンクの発明は、日本で無いと読んだような気がします。ヨーロッハのどこかの国で、日本より先に採用していたような?」と書きました。
「誤訳が多い」は私も感じています。しかし、英語や、ましてドイツ語を勉強するだけの熱意はありません。
霞ヶ浦の住人
- >22
>英語や、ましてドイツ語を勉強するだけの熱意はありません。
じゃあ、すくなくともルフトヴァッフェに関することに鼻を
突っ込まないでください。不愉快です。
wittmann
- >なにしろ私は、本の受け売りしかできない人間ですので。
>「誤訳が多い」は私も感じています。しかし、英語や、ましてドイツ語を勉強するだけの熱意はありません。
「本の内容(=他人の考え・研究)を右から左に言うだけで自分では何も分からない」と仰るのなら、
「『私は後世の軍事オタクの主張する机上の空論より、実戦に参加した当のパイロットの言うことを信じます』の考えを変えるつもりはありません。」
などと偉そうに言わないことです。
貴方の言う「机上の空論」を自分で生み出すことすら出来ないのに、「軍事オタク」「机上の空論」と揶揄してどうするのですか?
Ranchan
- >16
>多数の実態を故意に見逃し、一部のことを、故意に大きく見ることはしていませんか?
護衛空母に関する書き込みを省みられてから書かれるべきかと思います。
>22
「誤訳が多い」は私も感じています。しかし、英語や、ましてドイツ語を勉強するだけの熱意はありません。
これは誤訳があっても原書の方でそれを確認しようと思わない、という意味ですか?だとしたら、少なくとも私は、確認しないし確認しようと思わない、というような趣旨の書き込みをされる方の書かれることは信用できません。ご返答願います。
あと、16と17の書き込みは「参加した本人が書いたことは絶対に正しいor操作がない」と受け取って宜しいので?
今後、この件に関する書き込みはいたしません。質問への回答のみお願いします。
(本質問掲示板の趣旨に反する書き込みをし、まことに申し訳なく思っております。されど、どうしてもお尋ねしたいことなのでご容赦ください)
中島
- 「誤訳が多い」は私も感じています。←→しかし、英語や、ましてドイツ語を勉強するだけの熱意はありません。
ポーズだと判るでしょうに。誤訳なんかないと遠回しに言ってるだけ。
しかし、原書読まないのに誤訳が多いと断言できる感性は羨ましいな。
()
- まあまあ皆さん落ち着きましょうよ。
僕も皆さんと同じ考えを思いましたが、SUDO氏が言うならともかく元の話題に参加してなかったほかの人間が寄ってたかってたたいてもしょうがないじゃないですか。
usen
- 26 16と17の書き込みは「参加した本人が書いたことは絶対に正しいor操作がない」と受け取って宜しいので?
回答 17の一部分を抜粋しました。
「3冊とも異なっているのです。常識的には、本人が書いたのが正しいだろうと想像されます。しかし、記憶違いも考えられます。真相は永遠に藪の中でしょう」。
霞ヶ浦の住人
- 24原書読まないのに誤訳が多いと断言できる感性は羨ましいな。
()
回答
私にも、少しは軍事常識があります。それに反する記述は誤訳と分かります。それとある程度(少しですが)英語教育を受けました。たとえば、「無反動銃」が誤訳であることが分かります。「リコールレスライフル」の直訳で、本当は「無反動砲」のことだと。
霞ヶ浦の住人
- 前記、26の書き込みに対する回答でした。間違えました。
霞ヶ浦の住人
- 25>16>多数の実態を故意に見逃し、一部のことを、故意に大きく見ることはしていませんか?
護衛空母に関する書き込みを省みられてから書かれるべきかと思います。中島
回答
艦船関係3169 護衛空母で、私は、太平洋では護衛空母が攻撃任務をしていたと書きました。これは、「一部のことを、故意に大きく見ることはしていませんか?」ではありません。
SUDO様が護衛空母が建造された本来の目的である、輸送船団の護衛について語られました。それは博識で詳しいものでした。敬服いたしました。
私は太平洋ではそれと違った使われ方をしたと述べたのです。大西洋での船団護衛任務を取り上げなかったのは、既にSUDO様が充分に語られていたからです。けして「多数の実態を故意に見逃し」ていたわけではありません。
霞ヶ浦の住人
- 原質問とは何の関係もない書き込みはもう終わりにして下さい。
片
- 途中から失礼します。
めぐすりさんが投稿された内容を私も以前から疑問に思っておりました。ドーバー海峡は約33km、青函連絡船の営業キロが青森-函館で113kmでしたから、海峡間の距離が原因だったとは思えません。
ドロップタンクで航続距離を延ばしても戦闘に入れば捨てざるを得ないし、そうなると機体側燃料で空戦+帰投する事になります。基地から戦闘エリアまで近い事もあり、あまり有効そうに思えませんよね。
同時代の同じような大きさの機体でありながら、日米に比べ独英の戦闘機の後続距離は短いです。例えばスピットファイアとP51は同じエンジンを積みながら航続距離に大きな差があります。それぞれの国の事情に合わせて設計されたせいだろうとは思うものの、一体なぜなんでしょう。
1GB
- >>33
SpitもMeも燃費が悪いのですが、それ以上に燃料搭載量が少ないのです。
設計方針として、被弾時や運用上の要求から、最小限の燃料タンク容量しか有りません。
翼内タンクは第一次大戦で大規模な航空戦を経験したからでしょうが、原型設計時には論外だった様です。
もっとも後期になると翼内タンクや胴体タンクも増設されてますが、主目的はフェリー時の
航続距離を伸ばすためだったようです。
P-51は単純に、胴体内にとにかく詰め込めるだけ積んだ上に、巨大な増槽を二個も装備してあの長大な
航続距離を稼いでいます。
もっとも、満載時には機体のバランスが崩れるために、極端に運動性能が低下するという悪い面も出てますが。
TAG
- 詳しいことは解りませんが・・・
元々、敵地に侵入するのは爆撃機の役目で、単発の戦闘機はそれらを追い払うのが仕事だった。ただ、当てにしていた双発の戦闘機がうまくいかなかったために・・・。
ということなのかな?
のぶ
- 下記を参照なさることをお勧めします。P-51の燃料タンク等について、語られています。
過去ログ 1.航空機関係 450 WWII当時の戦闘機で最優秀との評価があるP-51には弱点とかがあったのでしょうか?
霞ヶ浦の住人
- なに祭りやってるんだか・・・。
>15
敵機と遭遇する可能性がある場合は、当然燃費にも不都合が生じます。
ただし、大戦末期の米軍機、P-38やP-47やP-51は、零戦が太平洋で行ったように、敵機と遭遇しない空域では楽に巡航することで、膨大な進出距離を確保してます。
つまりヨーロッパでは出来ないとする根拠はありません。
>20
迎撃側が、その護衛機が燃料切れで引き上げるまで粘った後に、まだ本命である爆撃機を追うだけの余裕があるのかどうかで変りますが。
例えば護衛より多数の迎撃機が出張ってくるとか、爆撃機が無体に遅くて30分も粘ってもまだ安全圏まで逃走できない等なら、例え護衛機の燃料に余裕があっても守りきるのは難しく。
逆に護衛側が迎撃側よりも多数であるとか、爆撃機が高速なので、もう迎撃機が追いつけない等ならば、30分も要らないでしょう。
勿論、護衛戦闘機にしてみたら、獲物を食い難いし、襲われても逃げ切れないかも知れないという不安を抱えながらの任務ですので、厳しい重圧を受ける事になりますが、迎撃側や爆撃機側にしたら、30分でも非常に効果的でしょう。
>33&34
F4Fが就役時に大陸横断飛行に挑戦したように、米国は東西間を踏破しての増援を行える事が元々ほしい機能の一つだったのです。
SUDO
- >>ゴミレス
距離
ベルリン−ロンドン 950km
ベルリン−モスクワ 1600km
東京−ホノルル(ハワイ) 6200km
東京−ガダルカナル 5600km
東京−インパール 4500km
しかし、まあ、
東亜太平洋戦線と較べると、
欧州戦線はスケールが小さいというか、みみっちいですね。
通りすがり
- 霞ヶ浦の住人さんありがとうございました。過去ログ450を拝見し、P51の記事を読ませていただきました。同じような大きさの機体ではそれぞれ欠点をかけながら奮闘していたのだなと思いました。
質問者様ではないので心苦しいのですが、もう少し。
かなり以前の丸で「戦爆連合での長距離進出は往復○時間、空戦30分」との零戦パイロットの記述を読んだ覚えがあります。当時の限られた馬力の機体、特にドイツ戦闘機ではその30分をやりくりするのも大変だったんでしょうね。
のぶさんが発言されたように双発戦闘機を開発せざるを得なかった事情もそこにあるんだなと思いました。
それにしてもスピットファイアの主装備は7.7mm機銃。それで撃ち落とされる程度の耐弾性しか持てなかった機体、航続時間に余裕のないMeで闘ったドイツ軍パイロット達の苦労が忍ばれます。
1GB
- 連続投稿ですみません。
しつこく追尾してる内に背後からSUDO様に20mm機関砲を浴びてしまいました。
常連様でもないのに出しゃばってしまい申し訳ありませんでした。
1GB
- Bf(Me)109は、液冷特有の弱点はありましたが、それほど哀れむほどの耐弾性ではないですよ。連合国側の液冷戦闘機と比較しても大差はないです。
ガイガ
- めぐすり様
まだ納得して頂けないでしょうか?
蒼空
- ききっぱなしで大変失礼しました。おかげさまで、たいへん理解が深まりました。ありがとうございました。皆様のご回答を繰り返し読んで勉強しています。しめるのが遅れてしまったようでごめんなさい。
めぐすり
- >霞ヶ浦の住人さま
>もし、当時のドイツ空軍が、日本に習ってドロップタンクを装備していてら、世界の歴史が変わっていたかも!
というコメントですが、(敗北の原因は他の面がより大きいので)増加タンクが配備されていたとしても、BOBの戦局は特に変わらなかった。
ということで納得していただけたでしょうか?
木
- では、BOBは、なぜドイツ空軍が負けたのですか?
Mr.X
- >45
#7で紹介したサイトのカレンダーでも追っかけて見てください。たぶんそれで判ると思います。
ま、単純に言うと、途中で弱気になって方針を無意味に変更し、英軍に立ち直りの機会を与え、自軍に無駄な消耗を強いる結果を招いたから負けたんです。
つまりロンドン空襲等の奥地への攻撃は、少なくとも本来の作戦目的からしたら、まったく要らないもので、増槽があったら嬉しいロンドン上空戦なんて作戦全体から見たらどうでも良い事なんです。
BOBの本来のねらいは、英本土上陸を成功させる為に海峡とその周辺の航空優勢を確保する事にあり、ドーバー周辺の英軍飛行場を爆砕し、また英軍戦闘機を地上と空中で撃滅する事にあったのです。
これを途中で放棄し、空中撃破をする為の戦闘機の自由な狩り(スイープ)を止め、飛行場を爆撃すべき爆撃機を都市爆撃に充当した時点で、作戦として失敗した訳です。
SUDO
- >46
ありがとうございます。今までBOBはロンドン空襲がメインで、それに伴う空中戦でドイツ軍が劣勢になった為に負けたためにイギリス上陸をあきらめたと思ってました。だから増槽が有ったらより有利な展開になったのでは、自分も思ってました。よく解りました。
Mr.X
- 1991年ガランドへのインタビューの日本語訳です。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/8892/galland1991.htm
BoBについてですが、
JG26のエスコート方法、
ゲーリングがガランド、メルダースに
「貴官等には世界最高の戦闘機を与えているだろうが!」
と文句をつけてきた際の両名の回答を
考えるとタンクそのものよりは
爆撃機に合わせた速度で飛行していること
(Bf109の巡航速度で飛べない)、
くっついて護衛しているため接敵したさい
急降下でスピードを上げられないこと
(爆撃機から離れられないため、
エンジンをぶん回して速度を上げるしかない)
によって、敵戦闘機に苦戦を強いられている
印象が強いです。
木
- 改めて皆様の意見を読み直し「木」氏のガランドへのインタビュウーを読みわかりました。ガランドも歴史が変わるとは言わず、目標が制限されるといってます。ただ、スピットファイアーがイギリスの救世主だと思いが強くBf109が空戦時間が短いのが敗因のイメージが有りました。いろいろ勉強になりました。
Mr.X
- 46SUDO様の説に同意します。
前にも申しましたが、バトルオブブリテンの、ドイツの敗因で、何が最大であるかを論じていたのではありません。戦闘機の航続距離について論じていたのです。
霞ヶ浦の住人
- 相変わらず何言ってるのかわかんないなぁ。
()
- こうした場を通じて考えを深めたい、という霞ヶ浦の住人さんのお持ちもわかるのですが、Ans.Qのトップでは質問者側に次のように要求しています。
1.質問は答えが出るものに限ってください。
2.意見を問う質問は議論ボードにお願いします。
3.どの時代、どの国など・・特定できるように書いてください。
当然、回答に関してもある程度の明快さが要求されているのだと思います。
あまりに「論じ合う」ことに重きを置かなければならない部分が出てきてしまったのであれば、議論ボードに移動して行っていただけないでしょうか。
片
- >50
#1で記された事から、#50の主張を抽出するのは困難かと思われます。
申し訳ないのですが、霞ヶ浦さんには此処は荷が重いのではないのでしょうか。文章力や外国語力等を思うに、まだ学生さんか何かなのではないかと思われますが、焦らずに説明能力と語学力と読解力、更には広汎な知識(ミリタリの本だけ読んでいたら馬鹿になります)を身につけるべく努力なさると宜しいかと思われます。
SUDO
- 私は50歳のおじさんです。文章講座のサークルで大学教授に師事して学んでいます。ちなみにその先生は、広辞苑の編集委員をしています。以前、同業者仲間の全国誌に連載を持っていました。現在も、投書が趣味です。全国や地方の新聞によく投書が載ります。ミリタリは私の趣味の一部分でしかありません。
今回の質問は、「これらの戦闘機は、改造等によって航続距離を伸ばすことはできなっかったのでしょうか?」です。
「バトルオブブリテンにおけるドイツの敗因で、最大のものは何であったか?」ではありません。その質問に対しての回答でであれば、46SUDO様の説に同意します。
霞ヶ浦の住人
- >54
おお、自らに文章力が致命的に足りないと理解して努力中だったのですね、それは失礼しました。頑張って世間に通用するだけのコミュニケイション能力を獲得して下さい。
また、つまりは#1で、貴方は質問に全く回答していなかったという事ですね? それは此処では問題となる行為です。きちんと是正して下さい。
SUDO
- 私も52のおじさんです。
楽しく知識を披露してくださる大人のボードとお見受けして参加させていただいております。
おふたりともいい加減意地を張りあうのは止めにしませんか?
1GB
- >56
そうですね、申し訳ありません。
SUDO
- 31「それは博識で詳しいものでした。敬服いたしました」は、私の本心です。
霞ヶ浦の住人
- 皆さん、77歳の爺に免じてこれくらいで矛を収めてください。
めぐすりさんも納得されたようですから。
蒼空
改造により、航続距離を延長は可能。
ただし、
・爆撃機についていけるだけの航続距離をもつこと
・往復用の燃料と言う重荷を背負って敵機と空戦を行うこと
・不利になっても爆撃機が離脱するまでは逃走すると言う選択はできない
という問題点が存在するので
改造にかけた手間が報われる可能性は
非常に低いです。
敵機が往路の途中で攻撃をかけてきた場合、
燃料の重さで空戦性能が悪化しますから、
Bf110で発生した、長距離護衛機を通常型戦闘機で護衛
するという事態の再発もありえます。
木