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AH56シャイアンが採用されなかった原因の、技術的問題とはどんな問題なのでしょうか?またコンパウンドヘリの研究は、今でも進められてるのでしょうか? まさのり |
- XAH-56は尾部プロペラ用のクラッチとギアボックスに問題を抱えていましたが、本機の真の技術的挑戦は、リジッドローター、つまりローターヘッドに関節機構を持たずにヘッドとブレードの弾性のみでピッチ・ドラッグ・フラッピングの動きを吸収する技術にありました。
これは操縦反応性や運動性を飛躍的に高めることができるものですが、殊にヘッド部分の材料や構造に苛烈な繰り返し荷重や振動が加わるため、現在に至るも小型の機体でしか実用に至っていません(例:Bo105、OH-1)。XAH-56は離陸重量8トン級の機体であり、当時の材料技術ではこのクラスでの高機動の負荷に耐えられるヘッドを作れなかったのです。
#最近のコンパウンドヘリ(に近いオートジャイロ)
http://www.cartercopters.com/
Schump
- 追補。
OH-1のローターヘッドは「無関節(ヒンジレス)」ですが、関係者の書いたものを読むとリジッドですると見る人とそうでない(フレキシブルヘッドである)とする人がいますね。
Schump
- 便乗質問で申し訳ありませんが、漫画「ジパング」でみらいに搭載されている可変翼のオートジャイロの詳細(機種名や使用国、価格等)を知っていたら教えてください。
Gパング
- > 3.
「ジパング」はあくまでフィクションであり、事実とは異なる部分がありますので、設定集などをあたられることをお奨めします。
T216
- 回答ありがとうございます。そういえば、みらいも架空のものだったよな…
設定集を見つけてみます
Gパング
- 最近の研究
>http://helicopt.hp.infoseek.co.jp/fukugouki.html
ガンヘッド507
- 質問の回答ではありませんが「うみどり」と「ギア」について少しだけ語らせて下さい。
うみどりはV−22オスプレイを参考にデザインされたのは明らかですが
V−22は翼にエンジンが装備されエンジンそのものの角度が変わるというメカに対し
うみどりは機体にエンジンが装備されシャフトを通して翼のプロペラを回すという点が
実はかなり凄いと思います。
うみどりは主翼が回転・折り畳み可能な設計なので主翼の付け根部分が
かなり複雑なデザインの筈です。
漫画だから何でもありと言ってしまえばそれまでですが、メカニズム的に非常に興味深いギアです。
以上、駄レスでした。スミマセン。
マーフィー
- >機体にエンジンが装備されシャフトを通して翼のプロペラを回す
ベル XV-3 VTOL(1955)というのがありますね。http://www.vstol.org/wheel/VSTOLWheel/BellXV-3.htm
ささき
- >7
>機体にエンジンが装備されシャフトを通して翼のプロペラを回す
カーチス・ライトX-19なんかは如何でしょう?
http://users.dbscorp.net/jmustain/x19.htm
便利少尉