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層流翼に関しての質問です。 戦時中、陸軍で九七式戦闘機を改造して層流翼の実験が行われたらしいのですがこの実験結果は残っているのでしょうか? また、その実験結果は陸軍の航空機開発に反映されたのでしょうか? しぐれ |
- 立川飛行機の層流翼型実験機K−1のことですね。
後縁半径を有する翼断面(前縁だけでなく後縁にも丸みのある層流翼型)の、模型による風洞実験後、実機による全翼飛行実験に用いられました。この研究の成果はキ94IIによって実用化されています。
片
- 片さん、回答有難うございます。
実験機の名前、層流翼の特徴などわかりました。(検索したところTH翼というのですね)
今回の件、検索に掛からず難儀していました。
もう1つ質問を。
層流翼型実験機、最高速度等の記録はわかりますでしょうか?
しぐれ
- K−1自体のスペックとして最大速度555km/hという数字が伝えられていますが、この情報の精度は少し検討し直してみなければならないと思っているところです。今のところ、無条件に鵜呑みにしない方がよいように思います。
片
- 最大速度555km/hとは隼三型並の速度です。
事実であれば素晴しい数字ですが、少々あやしい事了解しました。
片さん、重ねての回答本当に有難うございました。
しぐれ
- いや、まさに。
一式戦のデータが混入してただけみたいですね。
片