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3式戦闘機で荒巻少佐が音速の壁に突っ込んだ時、雷落とし(?)のような機首の振り方をしたと書いてあったのを読んだことがあります。この雷落としとはどのような飛び方なのか、ご存知の方があれば教えて下さい。 ログオン |
- 空気の圧縮性の影響が表れる程の速度では、任意の飛び方はできないでしょう。機首の振れにしても、大きな姿勢の変化は空中分解に直結しますね。加速度の落ち込みと振動、カウンタートルクの急増などの複合からの体感ではないかと想像しています。
APOC
- 有難う御座いました。
すいません。カウンタートルクという専門用語が良く分かりませんでした。
この「雷落とし」、もしくは「否妻落とし」だったかいう技はどんなんだった
でしょうね。
ログオン
- プロペラにかかる空気抵抗のために、機体の方が反対向きに回される力がカウンタートルクです。音速に近づくと飛行機全体にかかる空気抵抗の中心が前方に寄ってきます。やじろべえを逆に立てるように安定が保てなくなり、プロペラの回転抵抗も急激に大きくなります。そのため機首が振り回されたのでは、と想像しました。この場合速度が落ちるまで、まともに操縦はできそうにありませんので、「雷落とし」は技と言うより、現象と捉えたほうが良いかもしれませんね。
APOC
- 有難うございました。大変参考になりました。
ログオン