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レシプロ機の主翼構造で片持式、一枚翼がありますが、それぞれの長所、短所等ありましたら教えてください。また第二次大戦時の航空機ではどちらの構造が主流だったのでしょうか。 恋愛大将 |
- 「一枚翼」という言葉をどのような意味でお使いでしょうか?
3つほど可能性があるのですが、1つは航空機での適用例がおそらくひとつ(ドイツの試作ヘリ)だけですし、もう2つはどちらも「一枚翼かつ片持翼」が成立する(実例も膨大)ので、対比して長短を論ずることができません。
Schump
- 申し訳ございません。この言葉では十分でないかもしれませんが三式戦のような主翼のことです。右翼と左翼が一枚となっていてその上に胴体が乗っているような構造です。
恋愛大将
- >2
模型飛行機でよくいう「一枚翼」ですね。実機では「左右一体(構造)」ということの方が多いです。
でもって三式戦ですが、「左右一体の片持式主翼」です。どうやら、恋愛大将さんは「片持式」を正しく理解されていないようですので、以下のものを手がかりに、語義の正しい把握に挑戦してみましょう。
1)左右一体だが片持式ではない:ドルニエ・メルクール
http://airlines.afriqonline.com/images/h011.jpg
2)左右一体ではないが片持式:MiG-21
http://www.cavanaughflightmuseum.com/Aircraft/Mig-21/Pic2.jpg
3)左右一体かつ片持式:フォッカーF.VII
http://airwarrior.afkamm.co.uk/Aerodynamics/fokker.jpg
4)左右一体でも片持式でもない:ジービーR-1
http://www.airminded.net/geebee/gbr1_cleveland_1932.jpg
Schump