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おじゃまします! ワールウィンドMk1について質問させてください。 両翼の裏側の塗装についてなんですが、半分は普通のベーッジュで半分がクロになっているんですが、これってどういった意味があるのでしょうか? わかる方、おりましたら是非おしえてください。お願いします。 dai |
- ワールウィンドに限らず英軍の昼間用作戦機全てに適用されています。
1938年に始まり、バトル・オブ・ブリテンの一時期を除き、1941年春まで続いています。
早い話が特に地上からの視認を意識した敵味方識別塗装です。
しかし、ベージュ?
白・黒か、スカイ・黒のはずですが・・・。
副次的に空中姿勢をわかりにくくさせる効果もあったようです。
この頃の英空軍は、いちばん怖いのは味方対空砲火に撃たれることだったわけですね(マテ
しかし、えらく目立ってしまうわりには興奮した味方高射砲手や戦闘機操縦士にはあまり効果がなかったとみえて、フランス戦の最中にただの白黒からラウンデルを追加してます。
また、空中戦がやばいくらいに激しくなったBoBの最中にはいったん廃止になったのですが、しつこく1940年の11月にもういっぺん復活させます(このへんがとってもイギリスっぽい)が、結局やっぱし意味がないやということになって1941年4月末を以って完全に廃止となります。
まなかじ
- なるほど、そういうことだったんですか。
とても勉強になりました!
まなかじさん、ありがとうございました。
dai