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武器、装備全般
Ans.Q

どうでも良いことなのに…、誰か助けて!


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*ここは新規質問投稿欄です。質問への回答ではありません。
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936 ウクライナの戦争で大量の砲撃跡が存在する航空・衛星写真を見ることがあります。
https://www.nhk.jp/static/assets/images/newblogposting/ts/2NY2QQLPM3/2NY2QQLPM3-editor_76ad638d05661341de7f5d93031a3d34.jpg

一方でりゅう弾砲は空中で炸裂させた方が加害範囲が広くなるという認識です。

1. この砲撃跡は着発によるものという認識で良いでしょうか。
2. 曳火ではなく着発が用いられているのはなぜでしょうか。(なにか理由がある?単にコスト・技術的な問題?)

せつ

  1.  加害範囲は広くなりますが、単位面積あたりの投射弾量は減りますよね。
     対人攻撃なら、近接もしくは時限信管を用いてエアー・バーストさせてもよろしいでしょうが、写真はそのような感じがいたしません(もっとも、縮尺が分かりませんので、絶対とはもうしかねますが)。
     したがって、これは陣地とか構造物とか車両とかを攻撃した跡だろうなとは思います。
     一般的に考えると、ここに展開していた部隊を砲撃したということなのでしょう。
     専門外の者の申すことなので、あまり信用しないでもらいたいのですが、その場合、兵員よりも、砲や車両を狙うものと思います。
     攻撃対象によって射撃方法を変えるものだと思っております。
     
     
    hush


  2. 『曳下射撃 ウクライナ』でGoogle検索すると、二見元陸将補という方のインタビュー記事がでてきます。

    「M777 155mm榴弾砲の出番です。〜。これは一例ですが、このような射撃によって歩兵を撃破します」

    雑誌の記事なので直接の引用は控えますが、(概略ですが)、短延期信管で歩兵を塹壕から炙り出し、そこに曳下射撃を加える、という手法があるようですね。ネット上で閲覧できますので参考まで。

    太助



935 WWIのドイツ帝国海軍が、マッケンゼン級巡洋戦艦の建造において、正35.0p砲という自国にも他国にも前例のない口径にこだわったのはなぜでしょうか?
砲関係の重量の増加を嫌って、バイエルン級戦艦に装備されつつあった正38.0pを採用しなかったとされてますが、マッケンゼン級とヨルク代艦級の排水量の差は31,000トン→33,000トンで馬力は同じ90,000馬力です。
これならばわずかの重量増加よりも、未開発である正35.0pに代わって現に実用化されつつある正38.0p砲を採用し、マッケンゼン級、ヨルク代艦級の正38.0p装備艦7隻体制を目指した方が工期短縮、弾薬の共通化などの点でメリットが大きいと思うのですが…。
備後ピート

  1.  当時、ドイツは乾船渠と運河の制約により排水量が3万tに制限されていました。このため、マッケンゼン級は3連装、もしくは4連装砲塔も考えられたようですが、最終的に38p連装砲塔3基6門となります。しかし、艦隊側が30.5pを好んでいたため、妥協案として35p砲が採用されたようです。
     
    hush



934  PTボートの魚雷について質問します。

 WW2で米軍が投入したPTボートは魚雷を搭載しています。初期型は魚雷発射管から射出していましたが、途中から舷側から転がり落とす方式に変えています。

 そこで質問なのですが、当時の魚雷って機械式ジャイロで針路を調整していますよね?
 魚雷が転がっている時、あるいはまだローリングモーメントが残っている時にジャイロが起動すると正常に作動しないんじゃないかと心配になるのですが、ボートの舷側から魚雷を転がした場合、魚雷のエンジンやジャイロはどのタイミングで起動してるのですか?その時、ローリングモーメントはもう無くなってるんでしょうか?
おうる

  1.  技術的なことはよく知りませんが https://www.mathscinotes.com/2013/06/aiming-torpedoes-from-a-pt-boat/ の動画の32分28秒辺りからのCGを見ますと、投下直後にはプロペラが回っているようです。
     英語を読むのが面倒なので、きちんと見ていませんがリンク先にもヒントはありそうです。
     
    hush


  2. ここでは、余り評価されないwikiには航空用魚雷Mk.13と魚雷落下装置に変更されました。
    と書いてありました。ご参考までに
    まさのり



933 吹きかけるだけで硬化、耐熱など効果があるスプレーを米軍が使っている、
という動画かニュースを何処かで見た記憶があるのですが、存じありますでしょうか?
動画では中東っぽい雰囲気の屋根の無い民家で、壁に噴射していたと記憶しています。

  1.  ちょっと検索してみたら、セラコートCerakote、FIREARM COATINGSというのが出てきました。これにArmyをくっつけて動画検索してみたら、そういうのが出てくるかもしれませんね。
     
    hush



932  昔の映画「大魔神」の兜ですが埴輪の画像を色々検索してもあの大きな正面から見ると角のようにも見える耳当て(?)付きの兜が見つけられません。
あれは実際にあった兜の模倣でなく創作したデザインでしょうか?
トロッター

  1.  あれは脇立といようですが、実在します。
     https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/bunkazai/kuni-kouko01.html
     https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/501210
     あたりが代表例ではないかと思います。
     
    hush


  2.  教えていただいた脇立で調べたらいくつかでてきました。
    埴輪だと脇立か、頬あてを返したものか判別しづらいものが多いようですが大魔神のは形からすると脇立なのでしょうね。
    トロッター



931 お世話になります。
早速ではありますが日本海軍陸戦隊の小隊編成について教えてください。
陸軍では3個軽機関銃分隊+1個擲弾筒分隊を基本としておりますが、海軍陸戦隊はこれに準じた編成だったのでしょうか?
匿名

誰か答えて下さい。

930 第二次大戦期の野砲-十五榴クラスを想定して、単肉自緊砲身と焼き嵌め砲身とを比較して、どの程度の砲身肉厚削減ができていたのでしょうか?(熱容量とかの都合もあるので単肉自緊にしたからといって必ずしも薄肉化に寄与しない例もあるかもしれませんが…)

  1. 現在、あの当時の野砲の概略の寸法、形状、要目、更には使用された鋼材はかなりの程度公開されています。また、鋼材の熱膨張率、応力と伸びや降伏応力も同様です。なお、自緊砲の設計に必要な一旦降伏した後の疲労強度は、無いようですが、これはごみです。そのため、このような事項は、自分で対象となる砲を選定して、概略の設計を行って検討されたが良いと思われます。凡その値は得られると思われます。
    ともかく、質問文そのものが不明確です。どのような理由で、かかる事項を知りたいのか。(熱容量とかの都合もあるので単肉自緊にしたからと言って、、、)に至っては、何を考えていらっしゃるのかが不明です。
    UK


  2. UKさんだったのか知りませんが、最近の回答者さんの上からのケチ付けは勘弁していただきたい。
    多層砲身のはめあいも単肉自緊の残留応力も分からないのにどうやって定量化して横並びで比較検討するんですか?
    適当な事を言って軽くケチを付けて「自分で」回答した気になるのはいい加減やめて下さい。
    僕も目に余ってきました。
    下の過去の回答で私は簡単な円筒の圧力計算程度なら齧ってる事はお分かりですよね?
    あと、
    >>
    熱容量とかの都合もあるので単肉自緊にしたからと言って、、、)に至っては、何を考えていらっしゃるのかが不明

    あのですね、砲身を細身にしたら熱容量が減りますので、熱容量の問題は砲・火器の設計を語る上で自明だと思うのですが。拗れる理由が分かりません。
    自緊砲身一定以上砲身温度が上がると元に戻っても残留応力が除去されてしまうので、熱容量の問題で薄く出来ず対してそこまで軽量化に寄与出来ない場合もあるんです。

    例えば九九式八糎高射砲では多層砲身と自緊砲身とで砲列砲車重量が変わっていないですよね。
    上記みたいに資料を発掘して事例として紹介する場でも良いと思うんですが、毎度毎度自分で調べろはどうなんですかね?


  3. 結論言ってしまうと、回答待ってる間に自緊砲身との詳細な比較も載っている非常に詳しい本(尚、新しいので割と知られていました…)を別でご紹介頂いており、そちらの内容が圧倒的に詳しかったのでもう結構です。
    あとこれ、ある一部の回答者もそうだけど常套句のように言ってますね。
    >質問文そのものが不明確です。どのような理由で、かかる事項を知りたいのか。

    質問者を正そうってのも分からんでもないですが、今回解を持ってる状態で、この様な突き返し方を後から見ちゃったので思わずひっくり返りました。
    ここで言っておかないと最悪は同じ様なコメントで溢れて、ここの新規質問者がどんどん去ってしまうと思ったので、批判や反論は覚悟の上で書きました。




  4. >自緊砲身との詳細な比較も載っている非常に詳しい本
    豚様、はじめまして、上記の書籍に興味があります。
    できれば購入したいので差し支えなければ書籍名など
    教えてほしく思います。
    レス違いで申し訳ないです。
    ももんが



929 楽天で『スイス軍 ガスマスクショルダーバッグ ソルト&ペッパー デッドストック BS192NN』なるものを見つけたのですが、
実際に装備している写真や、販売サイト以外で情報があるサイトが見つからず、本当にスイス軍が使っていたのか疑問に思っています。
画像もしくは記録を知っていたら教えて欲しいです。

誰か答えて下さい。

928  リノリウムは銃のストックとして採用された例はありますか?

 床材として優れたリノリウムは銃のストックにも使えるんじゃないかと思い検索をかけて見ましたが、採用例を見つけることが出来ませんでした。
 画像検索をかけるとカラフルなストックがたくさんヒットするんですが、どれ一つとってもリノリウム製ではありません(検索の際にLinoleumの前後をダブルクォーテーションで囲っているのに)
 海外のサイトで銃のストックの補修材としてリノリウムの樹脂が使えると紹介する文章をようやく見つけることができたぐらいです。
おうる

  1.  艦船1238の6のLuna氏の記述にはリノリウムの比重が載っていますので、ここから考えてはどうでしょうか?
     
    hush


  2. 中空にしたら強度が足らなくなるんですかね?
    おうる


  3.  リノリウムにそこまでこだわられる程の利点があるのでしょうか?
     
    hush


  4.  いや、こだわるというかただ単純に銃の木製ストックの樹脂化が史実より早まる可能性は無いだろうかと考え、早い時期に普及していたリノリウムについて調べていただけです。
    おうる


  5. >4
     こちら http://www.warbirds.jp/ansq/42/D2002109.html は、御覧になられましたか。
     艦船1238の6のLuna氏の記述がさらに追加されていますが、リノリウムにはあまり利点はなさそうですね。
     
    hush


  6. >>5
     ありがとうございました。

     木製ストックの修繕で傷を埋めるのに使われるというので意外と適性があったのではないかと予想したのですがそうでもなかったようです。
    おうる



927 太平洋戦争中の日本陸軍主力重機関銃だった九二式重機関銃について質問します。

九二式重機関銃は連射すると発射速度(とそれに伴う発射音)が高くなっていき、ために連合国将兵からは「キツツキ」なる別称で呼ばれたと言われています。

しかしよく考えると九二式重機関銃はベルト式給弾方式ではなく、たかだか30発の保弾板による給弾方式です。連射と言っても知れたものです。この「キツツキ」のエピソードは、一種の戦場都市伝説のたぐいではないでしょうか?

備後ピート

  1.  ”Type 92 heavy machine gun” ”woodpecker”で検索をかけますと、1120件のヒットがありますと出て来ます。Wikipediaの英語版が出典のケースが多いようですが、そのWikipediaには「発射速度が比較的遅いために発砲時に発せられる特徴的な音のために、西側連合軍の兵士によって「キツツキ」と呼ばれ」とあり、出典として http://www.koreanwaronline.com/arms/japheavy.htm が挙げられています。
     日本語版Wikipediaにも「保弾板上の弾薬の数が減って重量バランスが変わるにつれ発射速度が増す特徴的な発射音のため」とあり、間歇的に発射音が聞こえるのでというのでしたら、キツツキと呼ばれても不思議はないように思いますが。
     
    hush


  2. そもそもキツツキは30連打もしません。
    実物の音はYouTubeにいくらでもあるのでお聞きください
    通り



926 日本海軍空挺部隊が装備した一〇〇式機関短銃は前期型か後期型どちらになるのでしょうか?
匿名

  1.  特型で、前期型の改良型となっています。
     
    hush



925 竹槍でb29を撃墜できるってマジですか?
ロロロロ

  1. マジでこんな質問をしているの。そもそも、B29でなく、b29とはどんな飛行機ですか。

    □□


  2. 竹槍を金属外装で全面覆い直して、動翼と誘導装置とロケットモーターと炸薬と信管をつけて しかるべき発射装置から発射して外部から誘導してやれば簡単に撃墜できるかもしれませんね。
    かめ


  3. 竹材がアブレイターに成るので金属は被覆しない方がいいでしょう。
    竹筒には強度が有るので推進剤を適切に充填すればロケットモーターに成ります。
    にも@一言。


  4. ablatorですので「アブレイター」とカナに起こすのは正確では無い様です。すみません
    にも@二言。


  5. ◻◻さん、B29の方です。
    ロロロロ


  6. ◻◻はロロです。
    ロロロロ


  7. 曲げ強度の問題じゃなくて曲げ剛性が問題になるような。竹そのままだと動翼で動きを制御しようとしても本体がたわんでしまってまともに制御できないんじゃないでしょうか。・・って 真面目に論じても意味ないか笑
    かめ


  8. 戦時中の日本で竹槍訓練が行われたのは、本来は、撃墜したB-29から落下傘降下した米搭乗員を山狩りなどで狩り出すためです。



924 エースコンバットでは架空兵器がたくさん出てきますが
(例えばZEROではポリ窒素を使った散弾ミサイルや高出力の航空機搭載用の
レーザー兵器や高さ1Kmにもなる射程2000Kmの超高層レーザー兵器など)
実際に作れますか?
ラリー・フォルク

  1. 質問者様。貴方が書かれた質問文の文面の中に、既に貴方への答えは書かれています。
    それぞれ個別に検討しなければいけない品目群を一緒くたにして問うている時点で、答え様が在りません。
    にも@一言。


  2. 「実際には作れない」から「架空兵器」なのです。それ以上の答えをしようが無い問い方を質問者様はしています。
    にも@二言。


  3. 「エースコンバットZEROではポリ窒素を使った散弾ミサイルが出てきますが」
    「高出力の航空機搭載用のレーザー兵器が」
    「高さ1Kmにもなる射程2000Kmの超高層レーザー兵器が」
    等々、個別に質問されるのなら答え様がありますし、
    抑貴方自身が検索することである程度迄は調べられる筈です。
    にも@三言。


  4. すみませんでした。

    ラリー・フォルク


  5. 挙げられた架空兵器其々に、其等を実現可能か検証したり、現実に実現しようとした人がいた訳で、
    其等を一並べにするのは「エースコンバット」というゲーム作品の側の問題です。
    「現実の戦闘機をプレイヤーが操作するユニットとするエースコンバットにおいて、これこれの架空度の敵兵器を出すとゲーム表現はどうなるか」、といった様にです。

    「ラグランジュ点での宇宙開発」「核融合発動機」「パワードスーツ」
    是等を「ガンダム」と一括りに一緒くたにして、
    現実に開発されている是等を問われたら、たまったものではありません。
    にも@四言。


  6. 「これこれの架空度の」とはいい加減な表現でした。
    それぞれの架空兵器毎に、
    エースコンバットというゲーム作品に出して現実の戦闘機と競演させた場合の表現の変わり方が全然異なる訳で。
    すみませんでした。
    にも@五言。


  7. 恐縮ながら、にもさん、
    〜@一言と〜@二言、で言っていたり仄めかしている、実際には作れないから架空兵器だという様な物言いは、少し早まった発言では無いでしょうか。
    少なくとも私にはそう見えました。
    エースコンバットのゲームの具体的に出て来る兵器については存じておりませんが、具体例を3つ挙げておられるので、なぜそうなのか、それについて語れば良かったんじゃ無いでしょうか?
    そもそも現時点にて実在出来ていないというのは自明で、そういう事が話したいんではなくて質問者様も承知の上で実現可能性について会話したかったんじゃないかなぁ、と思うのですが。
    途中で我に返って三言目を付したのかも知れませんが…。一言目二言目がひっかかります。
    質問の対象が広過ぎてどこまでなのか漠然としている、というのは同意です。しかし具体名が上がっているのに、個別に質問されるのなら答え様があるといっておきながら〜@一言目で「答えようが無い」というのは分かりかねますが…。(別に名前が上がってる分を検討も無く唾棄する理由はないでしょう。これを個別に話しても良いわけです)
    横からすみません


  8. 「エースコンバット」というゲームの表現の話、そのゲームの受け手や作り手の話なのか、
    現時点で実現していないが、現実に現在研究されている兵器、現実に過去研究された事のある兵器、其々の話なのか。
    この異なる話を「作中に出てるから」という理由で一緒くたに聞かれても答え様が無いのです。
    ゲームに登場するそれらがどうかという話は、現実のそれらがどうかについて最低限の知識を調べて持ってもらわないと、出来ないのです。
    にも@六言。


  9. 品目群が一緒くたであるから答えようが無い、というのと、元より架空兵器は実現不可能だから架空兵器なのであると言い切ったのは全く別の事案なのですが…。
    何かご理解されていない様な。終わった話なので私はこの辺にしておきますが。
    横からすみません


  10. 少なくともエアボーンレーザーは試作されてますね
    現状、十分な出力のレーザーを小型機に搭載するのは主に動力供給の点で無理ですけど

    散弾ミサイルが何かわかりませんがフラックを標的方向に飛ばす指向性弾頭も実在はしますね

    超高層レーザーは照射範囲を広げるためでしょうが、それはさすがに。とはいえ軌道エレベータが存在できるなら、理論上は作れなくもないでしょう
    (そんな目立つものは真っ先に破壊されそうですが)
    通り


  11. 通りさん
    ありがとうございます。
    ラリー・フォルク



923 旧日本海軍の魚雷ですが、気室タンクは削り出しで作成されたと言われていますが、専用の工作機械か自動旋盤の様な物を使って作成したんでしょうか?
(まさか、旋盤で一つ一つ手作業で削り出した?)
安井 賢一

  1.  気室は、おおよその形を横型プレスで成形した後、外内面を切削加工し、所用の形に仕上げます。
     プレス加工後外径660mm, 内径475mmですが、荒削りで外径621mm,内径500mmにした後、仕上げで外径610mm, 内径586mm(肉厚12mm)にします。加熱した鋼塊を横型プレスで厚肉円筒にする加工は現在でも、耐圧容器製造で使用されています(現場では「熱押し」と呼ぶようです)。切削加工がどの程度専用化、自動化されていたかは私にはわかりません。
     なお米海軍は、鋼板を機械で丸めたのち電気溶接で気室を作りました。これを知って、日本海軍の技術者たちはショックを受けたと言います。(堀川一男「海軍製鋼技術物語」に詳しく出ています。)
    電気戦艦


  2. 電気戦艦さん、ありがとうございます。

    流石に1から削り出した訳ではないですけど、

    結構な手間がかかっているんですね。

    こりゃ「魚雷一本、家一軒」とか言われる訳ですね。
    安井 賢一



922  火砲の装薬について質問です。

 野砲や榴弾砲などは装薬の量を増減することで射距離を調整することがありますが、オードナンスQF25ポンド砲のように最初から「強装」になっている薬莢から装薬を抜くことで装薬量を調整する場合、抜いた装薬はどのように処理するものなのでしょうか?

 何か専用のコンテナか何かに保管しておいて、後方に送って薬莢に込めなおすとか?
 あるいは別の用途で「火薬」として用いるとか?

 「強装」で射撃する機会がどれくらいの割合を占めるのかわかりませんが、かなり装薬が余るんじゃないか?でも砲の装薬は燃焼速度が遅いから爆薬として使うには向いてないだろうし・・・と気になり、質問させていただきました。
 よろしくお願いいたします。
おうる

  1. 余った装薬を集めて使用すると本来の砲口速度が得られなくなる可能性があり射撃に影響を及ぼすので転用せず焼却処分します。
    AB


  2. >>1 回答ありがとうございます。

     やっぱり処分ですか・・・

     仮に後方に回して再利用していた場合、経年劣化の管理とかどうすんのかなって疑問には思っていたんですが・・・

     どこでどうやって燃やすんですかね?

     焚火みたいに山にして火を点けた場合、最初のうちは普通にメラメラ燃えるでしょうけど、積み上げた山が大きすぎるといくら可塑剤が入っていてもさすがに爆発しそうですし?
    おうる


  3. 前線の兵士にも衣食住がありますから焚付は幾らあっても邪魔になりません。
    焼却処分と書類に記しても、それら使わなかった装薬を発射薬以外の何にも使わず単に焼却することがいちいち現場で強制されているとは思えないのです。
    にも@一言。


  4. 発射薬は爆薬としては不効率ですがその役割を全く果たさない訳ではなく、焼夷材にもなります。
    mine類等、我が劣勢・防勢の際の手製武器の材料に、余った装薬は使えます。
    にも@二言。



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管理者 F4U : Ans.Q v1.40 [Shigeto Nakazawa]