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785 最近ww2 のイタリア軍に興味がありまして色々調べているのですが、一般的な歩兵師団の火砲の配備数がわからないのでご教授願います。
おモチ

誰か答えて下さい。

784 現代戦において衛生兵はどのような装備をしているのでしょうか、また衛生兵は小隊に何人か編入されているのでしょうか、それとも衛生小隊のようなものが別個にあるのでしょうか
雇われ

  1. 米軍現役ストライカー旅団の歩兵小隊では、一人です。小隊本部に帯同します。ライフルは持たず専用メディックキットと補充衛生材料と担架、小隊全員の衛生記録を所持します。
    衛生兵の手に余る患者は、中隊の後送班(救急チーム付き)が大隊の後方医療本部へ後送します。
    自衛隊、NATO軍はこれに準じているはず。
    eastbind



783 お久しぶりです。
ここ最近気になったことがあったので一つ質問をさせてください。

まずWW2の日本軍将校(少なくとも小隊長以上)は戦闘用にライフルとかは持たず、一部の騎兵将校や砲兵将校を除いて大半が前線で銃撃戦を行うわけではないからと自衛用に拳銃と軍刀を所持していたそうですが、
当時のWW2主要参戦国ではどうだったのでしょうか? 例えばアメリカ軍は小隊長以上には例外を除いてM1カービンを持っていることが多かったそうですが、イギリスやソ連、フランスやイタリア、オランダでは拳銃のみを携行する事例はやはり少ないのでしょうか?
みかん段ボール

  1.  そのあたり詳しくはないのですが、部隊編制と装備Organization and Equipmentを調べて、人数と小銃の装備数の差を調べてみました。調べられなかった国もありますが、概ね、かなりの差がありますので、やはり、将校は小銃を持たないのが基本のようです。
     では、絶対に将校が小銃を持たないのかというと、イタリアのように将校用に小銃を2挺ずつ各中隊に用意してあるというケースもありました。また、緊急時には将校も小銃を持って闘う場合もあるでしょう。
     アメリカ軍将校にしても、カーヴィン銃ですので、同じM1という名前でも、小銃よりは威力が小さいものと思っています。ですので、拳銃の威力向上型と考えてもよさそうな気はします。
     なお、以前読んだ中では、アメリカ軍の編制の中に小銃の占める割合がどんどんと減ってきており、問題ではないかという論議があったように思いますが、結論は存じません。
     
    hush


  2. 直接の答えではありませんが、歴史的にヨーロッパの軍隊では、ことに銃兵が主力となったあとでは、銃を武器とするのが「卒」、その卒を武器とするのが「士」でした。そのため指揮杖代わりに指揮刀、助かる見込みのない重傷者や脱走者の処分のために拳銃を所持するのが一般的になったとのこと。

    その「伝統(?)に基づいて士官は小銃を持たない場合が多いのでは無いかと想像します。


    タンジェント


  3. 当時としては小銃も短機関銃も4〜5kgのかなりごつい重量物ですから、直接戦闘に出ない役職なら常時装備する事はないのではないでしょうか。自衛程度なら拳銃と軍刀でも充分と言えば充分ですし、比較的軽くてかさばらないので邪魔になりませんし。それに歩兵の主要火器になる小銃などと違い、(国によると思いますが)拳銃と軍刀なら将校に個人物品として管理してもらえば扱いも楽でしょうしね。


    アメリカのM1カービンは少々特殊な例ではないでしょうか。拳銃よりも強力な軽量自衛小銃として作られたもので、歩兵戦闘なら小銃に遥か及ばず、接近戦なら短機関銃でいいのでは?…と使い勝手がイマイチ良くありません。まさに高級自衛銃です(良い銃なんですけどね)。こういったものは理由と余裕がないと作ろうとは思われないでしょうから、大抵の国では普通に自衛火器は拳銃だったのではないかと思います。




    みがも


  4. 米軍でM1カービン持ってる将校というのは員数外(TO&Eに定められていない)装備を持ってる場合がほとんどです。
    中にはM1ガランド持ってる将軍さんのポートレートもあるくらいなので、「将校が拳銃以上を持つ」かどうかと「軍が将校に持つべきと定めている銃」はイコールではありません。

    M1カービンは軽く反動が小さく撃ちやすいので、ふだん銃を撃たないけど前線に出るという人には人気、かつ生産数が多く前線でも確保しやすかったため実際に持ってる人は多かった銃です。

    通りすがり



782  戦後間もないころ、くず鉄等を使って作られた鍋釜等生活用品が出回りましたが、その中に不発弾の外板で作られた鍋がマグネシウムだったため火にかけたら眩しく光輝きながら燃えてしまう事故が頻発したというような話があります(当時のニュース映画かなにかに燃えるマグネシウム鍋の映像がありました)。
 映像のキャプションによると米軍が投下した爆弾で作られたとかいう話ですが、爆弾にマグネシウム合金なんか使ってたんですか?
おうる

  1.  96%のマグネシウムと4%のアルミニウムで構成されたエレクトロン焼夷弾が使用されています。もっとも、これの使用はドイツへの爆撃が多いようですが、日本本土爆撃にも点火用に使われています。
     また、B29の機体にもマグネシウム合金が多用されているそうです。
     外板から作られたというなら、機体に使用されたものかもしれません。
     
    hush


  2. >>1 回答ありがとうございます。
     多分、鍋の形にするために炙ったりしたらその時点で燃えてしまうので、元々の形が半球形だったものをちょうどいいように切りとっただけだと思うんですよね。
     だとしたら、それなりに大きな半球形の板である必要があって、爆弾から切り出されたものだとしたら外板しかありえない・・・でも、爆弾の外板に高価なマグネシウム合金を使うだろうか?という疑問があって質問させてもらいました。
    おうる


  3. >2
     鄭重なお言葉をありがとうございます。
     「爆弾の外板に高価なマグネシウム合金を使うだろうか?」ということですが、イギリスの焼夷弾にはそのようなものもあるようです。
     http://michaelhiske.de/Allierte/USA/OrdnancePamphlets/OP1665/Part01/Chapter11/Figure039.htm
     もっとも、これはイギリスのものである上に、全長21.4インチ(約55cm)の細長い筒ですから、そのまま鍋に加工できそうにはありません。
     したがって、飛行機の外板を使ったのが、爆弾と勘違いした人がいたのかもしれないと思って、1に「機体に使用されたものかもしれません」と書いたような次第です。
     
    hush



781 日本海軍の10Cm50口径高角砲ですがこの砲身を54口径にした場合、12Cm45口径高角砲と同じ肉厚とすると同じ砲弾で使用可能でしょうか?また性能は?
45口径と54口径は同じ長さに成ると思うので。
青江

  1. まず砲弾の直径が異なるのでまともに発射できないとおもいます。
    12cm砲身に10cm砲弾を入れて12cm用の装薬を入れて
    発射自体はできるかできないかでいえばできると思いますが
    砲身がダメになり使えなくなります。
    ももんが


  2. 同じ砲弾とは口径10cmの砲弾を、そのまま使うということですか?
    それとも口径12cmの砲弾を使うという事でしょうか?
    あるいは54口径長になっても50口径長用の装薬の砲弾が使用可能か?ということでしょうか。(肉厚と砲身長が同じ長さになる、という記述から推測)
    確認なんですが


  3. 航空機関連に新たに質問を立てておられる様ですが、1の方の回答で満足したという事でしょうか?失礼ながら質問文が不明瞭過ぎて判断しづらいのです
    再度確認



780 九二式車載十三粍機関銃の初速が745m/sとやけに低下しているのはなぜでしょうか。
同じ弾薬を使い、銃身長もほぼ変わらないホ式十三粍高射機関銃では800m/sです。
やはり失敗作だったのでしょうか
パンジャンドラム

  1. ホ式十三粍高射機関銃は準制式の輸入品で 「対空用途」 の高射機関砲

    九二式車載十三粍機関銃はホ式を南部銃器製造所で国産化させた
    「車載用途」の制式機関砲で仕様は似ていても別物かとおもいます。

    よって失敗作か否かで言えば良否判定はなにかとうるさい軍が行い
    使用できるとして制式化したのですから習作としては
    成功なんではないでしょうか?
    ドイツの20mmFlak30と九八式高射機関砲で初速が違うから失敗作と
    言ってるようなものです

    13mmで似たような内容が過去ログの1310にもありましたので興味があれば
    見てみてください
    ももんが


  2. Flak30と九八式高射機関砲では実包が違うので初速が違って当たり前では?
    そこまでむちゃくちゃなことを言ったつもりはありませんが…
    パンジャンドラム



779 レーダーアンテナの回転方向ですが、ほとんどが時計回りのように思われます。
何か技術的な理由があるのでしょうか?
satoski

  1.  https://www.quora.com/Does-a-radar-apparatus-move-only-lockwise
     上記サイトの説明によると、技術的には反時計回りも可能だが、それが一般的であるという理由で時計回りにされているようです。
     
    hush


  2.  リンクがうまくっていないようですので、Does a radar apparatus move only clockwise?で検索をかけてみて下さい。
     
    hush



778  航空機用ガスト式機銃において、不発弾のせいで射撃停止してしまった場合のコッキングはどうやってるんでしょうか?
 チェーンガンやバルカン砲やリボルビングキャノンみたいな動力式ではない通常の機銃だとコッキング用ワイヤが1本コクピットまで繋がっていて、それを引いてコッキングしたりしますけど、ガスト式の場合単純に同じ方式でやろうと考えるとコッキングワイヤは2本必要になりそうに思えます。
おうる

誰か答えて下さい。

777 ナイフ格闘術というものがあり、訓練が行われていると聞きます。
至近距離だと銃よりも格闘の方が巷で言われており、それは納得できるのですが、実際のところ弾切れや人質への誤射を恐れてといった理由を除いてナイフなどを使用することはあるのでしょうか。
というのは、実際に格闘になる前には互いに索敵/警戒を行ってるわけで、その段階で銃をしまってナイフ片手にうろうろするのはいくら何でも不利なのではないかと思います。
せつ

  1. ミス: 至近距離だと銃よりも格闘の方が速いと
    せつ


  2.  ナイフによる格闘戦が必要になるのは奇襲攻撃、特に相手気づかれずに接近する場合です。この時、銃器は、消音器を使っても多少とも音がしますので、ナイフを使用するほうが確実なようです。もっとも、銃器類の発達によりこの状況は随分と変わってきているようですが、特殊部隊等を中心に訓練が行われています。
     
    hush


  3. ありがとうございます。

    そのとき相手に抵抗されるのは想定されていますか?
    つまり格闘の訓練を行うのは多少抵抗されても助けを呼ばれる前に素早く倒すためですか?
    それとも単に奇襲が失敗した場合に身の安全を図るためですか?
    せつ


  4.  抵抗されたら奇襲になりません。したがって、すばやく倒すためでしょう。
     
    hush


  5. こんなのも有りますね。
    ttps://machida77.hatenadiary.jp/entry/20110523/p1

    暇人


  6. 一対一で向かい合って行うような格闘訓練は必ずしも現実に即したものではないということでしょうかね

    もちろん最初に除外した弾切れ等のどうしても銃が使えない場合の最終手段と言うのも念頭にあるのかもしれませんが

    せつ


  7. 非武装の相手を鎮圧する警備要員のような仕事もありますし、格闘訓練自体は意義のあることだと思います。
    しかしナイフファイティングとなると、実戦で活用する機会はほぼ無いんじゃないでしょうか。
    兵士というのは重武装で連携行動するプロの戦闘集団ですから、これを気付かれず奇襲するのは容易な事ではありません。
    それでも銃火器が使えるならまだしも、ナイフで攻撃を掛けるのは無理でしょう。

    また、「至近距離なら銃よりもナイフの方が」というフレーズは私もゲームで話題になったのを憶えていますが、流石に現実とは事情が違います。

    ナイフや拳は本当に手の届く範囲にしか攻撃できませんから、少し距離が離れたらお終いです。
    それに一撃繰り出すのに多少なりと予備動作が必要ですから、連続攻撃や複数人を相手取る事が難しいのです。
     一方で銃火器ならば、接近戦では見える範囲ほぼ全てに攻撃が届き、人差し指の動作だけで素早く強力な連打ができます。
    しかも、接近戦で銃火器を素早く扱うためのテクニックや、不意打ちで掴みかかられた場合の対処術なども相当に研究されています。
    仮に銃火器で武装した兵士がナイフで襲われたとしたら、近づかれる前に撃ち倒すか、
    咄嗟にバックステップで距離を取ったり相手を蹴ったり押しのけたりしつつ撃つでしょう。


    みがも


  8. 余談ですが…


    接近戦では(略)という類のフレーズはメタルギアソリッド3やバイオハザード4といったゲームで登場していましたが、
    圧倒的だったのはあくまでムービー内の都合のいい展開のみ、それも超人的な身のこなしが伴っていたと思います。
    実際にゲームプレイで真似しても大抵数発は撃たれましたし、現実ならその時点で人生がゲームオーバーになるのは言うまでもありません。
    また、奇襲をかける場合も消音銃を使って離れたまま無力化した方が圧倒的に速いし楽でした。
    他のゲームでもナイフファイトは大抵ハンデプレイやトロフィー扱いで、特別な優位は殆ど無いのが普通です。
    ゲームでさえこれですから、厳しい現実の戦場で任務達成に全力を傾ける軍隊が、わざわざナイフ攻撃を試してみる理由は無いわけです。

    本当に接近戦でナイフが強いのであれば、例えばSASの対テロ部隊は研究の末にMP5ではなくナイフを振りかざして突入する異形の部隊になり、
    影響されて各国も同じような対テロ部隊を設立して…日本の自衛隊ではCQB専門の対テロ・サムライソード部隊が…なんてことになりそうですが、実際はそうでもありませんよね。
    …ちょっと見てみたい気もしますが。



    みがも



776 こんにちは。砲兵に関する質問です。
『砲兵は戦場の神』とスターリンは言ったらしいですが、『砲兵は戦場の女神』という文言は誰が、あるいはどこの国でどの時代に生まれたのでしょうか?
少し調べたのですが、漠然とそう言われているだけで出典がありません。
詳しい方にご教授いただければ助かります。
ほへー

  1.  https://en.wikiquote.org/wiki/Talk:Artillery
     https://en.wikiquote.org/wiki/Artillery
     上記を見ると、女神と訳せるものはないようですので、邦訳する際に誤ったのかもしれませんね。
     
    hush



775 こんにちは。イギリスの王室騎兵乗馬連隊などの兵士が騎乗で衛兵任務につく時に装備している胸甲ですが、実用的な意味合いが含まれているのでしょうか?
それとも、王室の威厳などを表現する装飾なのでしょうか?
変事が勃発した場合、胸甲は邪魔になりそうな気もしますが、防刃ジャケットにはなりそうですし、正直わかりません。お詳しい方ご教示していただければ助かります。
カーツ

  1.  あの胸甲は装飾でしょう。胸甲騎兵が登場した当時だと、あの程度でも銃弾を防げる場合もあったようですが、現代の貫徹力の増したものでは対抗できないと思われるからです。
     現在、イギリスの胸甲連隊はライフガーズとブルーズ&ロイヤルズですが、各2ヶ中隊が王室騎兵連隊、1ヶ中隊が王室騎兵乗馬連隊に派遣されています。後者が一般に知られる儀仗兵としての騎兵ですが、前者は戦闘部隊です。そして、Household Cavalry Regiment(王室騎兵連隊)等の後で画像検索してもらうと分かると思いますが、前者は通常の戦闘服を着ています。また、後者においても、胸甲をつけるのは騎乗している場合であり、徒歩で移動している時はつけていません。
     もしも、あの胸甲が防刃の意味を持つのであったら戦闘時はもちろん、徒歩時につけていないというのは解せません。また、変事に遭った時ということですが、王宮警護に当たるのは儀仗兵のみではありません。
     たとえば、エリザベス女王が出かける場合は黒服姿の護衛がつきます。当然、王宮内にも護衛はいるでしょう。したがって、近衛兵という王族用の護衛担当を意味する職名は持ってはいても、儀仗兵でしかないので、威儀を正すためだけに時代遅れな胸甲をつけていると考えるべきだと思っています。
     
    hush


  2. hush様

    おはようございます。 お礼が遅くなってしまいまして申し訳ありません。
    キルゴア中佐の件に引き続き、ご教示していただき誠にありがとうございます。
    胸甲についてなのですが、やはり儀仗的な意味合いが強いのですね。
    ご高説のとおり、歩行の胸甲騎兵は胸甲を着用していませんし、その辺りからも装飾的意味合いを感じました。
    疑問に対して、確かな裏付けが取れました。 大変参考になるお話本当にありがとうございました。
    カーツ



774  砲弾(銃弾)の加工法の歴史について質問です。
 砲身の切削加工はド・ヴァリエール・システムが最初ですが、砲弾(あるいは銃弾)生産の際に切削加工を施して精度を確保するようになったのはいつからでしょうか?
 ペクサン砲あたりからかと想像していますが、いまいち確認しきれておらず難儀しています。
おうる

  1.  そういう切削加工により精度を高める必要性が生じるのは、後装式施条砲が出てきてからではないでしょうか。ライフルと噛み合わすためには、それまでの詰物をして間隙を塞ぐ程度では効果が薄いからです。そして、施条の後端に装填するには後装式でないと難しいからです。
     もっともフランス人はミニエー銃やライット・システムを開発して前装式でも可能な施条銃や砲を作っていますが、前者はコルクを、後者はリベットを使用することによって施条溝を追従できるようにしたもので、弾体そのものの精度はあまり求めていないと思われます。
     ペクサン砲は1820年代の開発ですが、フランスで後装式施条砲が開発されたのはその50年後の1870年ですので、当然、これも前装式です。したがって、その砲弾は球形ではありませんでしたが、精度を求めるようなものではなかったと思っております。
     おそらくは、アームストロング砲以降でそのような加工が始まったのではないかと愚考致しておりますが、その厳密な始まりについては私の能力を超えるものですのでお許し下さい。
     
    hush


  2.  回答ありがとうございます。
     球形ではない砲弾の使用が始まったのがペクサン砲ですが、前部は球形砲弾と同様で後部の円筒部分が「サボ」だというのは分かっていたのですが、そのサボ部分が何でできているのか?がわかりませんでした。
     サボである以上発射ガスをシールする機能があるはずなので、金属製であれば切削加工によって精度を出している可能性があるのではないかと予想していたのですが、裏付けとなる資料を見つけることはできませんでした。
     お説に従えば確かに少なくともライフル砲が開発されるまで待たねばならないかもしれません。
    おうる


  3.  あのサボsabotは木製だと思っています。サボるという言葉の語源にもなったフランス語のサボタージュsabotageは、木靴sabotで機械を壊したからという説がありますように(この説は現在では怪しいとなっていますが)、木靴だからです。
     また、砲弾の図 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/c1/Paixhans_Shell_and_Sabot.jpg では、サボ部分の色が砲弾部分と異なっており、違う素材であることを暗示しています。
     そして、WikipediaでSabotを検索しますと”in classic times, wood or papier-mâché – in muzzle loading cannons)”とあって、前装砲の時代には木や紙張子製の(サボが使われた)とあります。
     当時の常識で考えると、射程は重要視されません(しばしば、ピストルの弾が届く範囲と書かれています)。しかし、船体を貫いて内部で爆発することがペクサン砲の場合重要ですから、空気抵抗が少ないほうが低延し撃速も速くなりますので、円錐弾のほうが有利です。ところが、球形弾だったので(実はその確証を持っていませんが)、サボを用いたのだろうと思っています。
     余談ですが、ペクサン砲は、海戦史を近世と中世を分ける大きな要素であると思っています。そのターニング・ポイントはクリミア戦争にあり、そこで汽船と鉄船、それに榴弾、つまり、ペクサン砲という近代海戦の重要要素が使われたからです。そして、榴弾の使用は野蛮であるとして列強の介入を生みますが、その真意は海戦の目的が変わったからだと疑っています。つまり、ナポレオン戦争までの海戦では帆柱や索具を破壊することにより船の運航を止め、接舷して乗組み、船を拿捕した賞金を分配することにより、強制徴募された水兵のやる気を維持させていたのです。しかし、榴弾は船体を破壊します。拿捕から破壊に変わったことにより、海軍の維持に支障が出ることを列強は心配したのではないかということです。
     そのことから、ペクサン砲については注目していたのですが、御質問のお蔭で同砲についての理解が深まりました。感謝申し上げます。
     なお、砲弾の切削加工というのが鑢がけまで含むのでしたら時代はもっと遡ると思いますし、たとえば、ライット・システムの場合はライフルとリベットがうまく噛み合う必要がありますので、そこで切削加工は必要だっただろうとは思っています。
     
    hush


  4.  Wikiの「砲弾」のページの左にあるリンクから英語版へ飛んでみると、初期の球形の榴弾は木製のサボをリベットで固定しているのですが、記事を読んでみるとどうも信管を前方に向けるため&輸送の際の安全確保というのが理由のようです。
     ただ、そこで挙げられていた例はいずれも英軍の臼砲用の榴弾の話でペクサン砲についての記述はありませんでした。
    おうる


  5.  Wikipediaのペクサン砲には、1858年版のペニー・サイクロペディアからの引用として、「ペクサン将軍は、同一径の銃砲から発射した場合、球形弾よりも円筒・円錐弾の方が、空気抵抗が少なく、弾道が直線に近づき、撃速も大きくなるとして、早くから円筒・円錐弾を推奨した一人である」と書いてあります。このため、空気抵抗を減らすためにサボを使用したと考えました。
     また、砲弾の日本語版のほうには臼砲の砲弾にサボは使われなかったありますが、英語版にはそのような表記はなさそうですね。
     
    hush


  6.  ペクサン砲に関する日本語の解説文を読むと、「サボ」ではなく「送弾筒」と書いてあるものがあります。もしかしたら、英文から訳した人が「サボ=送弾筒」と理解していて単純に「サボ」を「送弾筒」と記しただけなのかもしれませんが、仮にペクサン砲の砲弾のサボが本当に送弾筒であれば飛翔中に分離するものなのかもしれません。
     実際、球形の炸裂砲弾で敵船内で炸裂し、それによって破片をばらまくことを考えると砲弾に対してやけに大きすぎるサボは破片の分布に影響を及ぼしそうな気もします。
     だとすると、空気抵抗対策としてのサボという仮説は成り立たない可能性があります。
    おうる


  7. >6
     確かにそうですね。それで、少し漁ってみましたら、板谷敏彦著「日本人のための第一次世界大戦」の中に「(ペクサン)の砲弾はまだ球形でしたが、それに接続する円柱形の装弾筒とともに装填され発射する仕組みでした」とあり、 https://ncode.syosetu.com/n1918en/5/ の解説や、図から考えると、私の理解が間違っていたようです。
     失礼致しました。
     
    hush



773 ペーパーカートリッジの話が有りましたので前から疑問だった布製カートリッジの存在についてお聞きします。
嚢砲で装薬が絹に包まれています。
大和や他の戦艦等の主砲も同じだったはず、では、装薬銃と弾丸を絹で包んだ小銃弾てあったのでしょうか?
青江

  1. 所謂先込めマスケット銃用ペーパーカートリッジを布に置き換えたものは見ません。
    この手の物は発射薬を銃口から充填する際、カートリッジの端を千切る(口で噛み切る)必要がありますから布だと素早い作業がし難いです。

    後年、元込銃となりメタルカートリッジ(金属薬莢)が実用化する時期の試行錯誤としてライフル銃用布カートリッジは存在します。

    例えば↓これです。リネン 麻布でカートリッジ本体が作られています。
    防湿防水の為に適度にワニスが塗られています。

     ttp://www.horsesoldier.com/products/firearms/cartridges-and-gun-tools/22975

    フィールドで一般兵が使用する環境を考えれば、直ぐにメタルカートリッジ(金属薬莢)主流になる事が感じ取れます。

    軌跡の発動機?誉



772 勘違いや知識不足があったら御容赦下さい。
セミオート拳銃のスライドストップに関する質問です。
多くの大型拳銃にはスライドストップが付いていますが、中型・小型の拳銃には見当たりません。例外はあるにしても、両者の大きな違いは銃身が固定されているか否か(発射に伴いチルトする等)にあると思われます。
このような認識で良いとして、中型・小型の拳銃にスライドストップが無い理由は何でしょうか?
オンディーヌ

  1. 質問者です。
    何を持って大型と言うかは甚だ曖昧ですが、概ね9×19o弾よりも大きな弾丸を用いる、と御理解いただければ幸いです。
    オンディーヌ


  2. >Q. 中型・小型の拳銃にスライドストップが無い

    中型クラスなら内臓式のスライドストップを持つ新旧拳銃は多々有ります。
    ワルサーPP/PPK/PPKS, SIG P230 他、俗に言うオープンホールド機能です。

    恐らく質問者さんは中型・小型拳銃で外装式のスライドストップを見かけない事を質問されているのでしょう。

    その理由ですが、自動拳銃の射撃はその反動で大概に於いて親指がスライドストップに触れる事が起き、
    その結果スライドオープンホールド ⇒ 射撃中断させてしまう恐れが有るからです。 片手撃ち、両手打ち共にその恐れが有ります。

    しかしながら、大型自動拳銃の場合は意図的に親指と外装式スライドストップの位置関係に距離を取れますので備える事が出来ます。
    或いは、ワルサーP38の外装式スライドストップの直ぐ横グリップが盛り上がっているのも
    射撃時に親指がスライドストップに簡単に触れない為の防止策です。
     ttps://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/2b/Walther_P38_1943_Whermacht.jpg/1280px-Walther_P38_1943_Whermacht.jpg

    中型・小型拳銃は握っている親指と外装式スライドストップに距離を取れませんので外装式は諦める事になります。

    尚、コンバットシューティング用カスタム部品としてエクステンドスライドストップ(レバー部延長タイプ)が有りますが、
    弱装弾低反動の場合か、本件を理解し充分に訓練された射手でなければ使用お薦め出来ません。

    軌跡の発動機?誉


  3. 言葉足らずの質問を御理解いただき、また、明快な御教示、有難う御座います。
    お手数をお掛けしました。
    オンディーヌ



771 ロシア軍について質問です。現在のロシア空挺軍(陸軍)の兵士は冬場、スノーカモの下にどのような戦闘服を来ているのでしょうか?普通にデジタルフローラの迷彩服でしょうか?それと空挺軍(陸軍)が冬場に履く現用のブーツはなんでしょうか?空挺軍か陸軍、どちらか片方でも良いので教えて頂けたら幸いです。
いわのふ

  1.  そういうことはさっぱり分からないのですが、空挺軍を意味するロシヤ語Воздушно-десантные войска Российской Федерацииで画像検索すると分かるのではないでしょうか。
     
    hush



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管理者 F4U : Ans.Q v1.40 [Shigeto Nakazawa]