ちょっと気になると夜も眠れない。 武器、装備全般 Ans.Q どうでも良いことなのに…、誰か助けて! |
969 |
「しかしF1サブマシンガンはレシーバーの密封構造を受け継がず、ボルトがレシーバー内部全体を往復するという一般的な設計を採用したため、過酷な環境下での信頼性という点ではオーウェン・マシンカービンほどの好評を得られなかった。」 上記はオーウェン・サブマシンガンのwiki内にある一説です。オーウェンSMGのレシーバーの密封構造とは?あとこの密封構造が一般的にならなかった理由とは何でしょうか? まさのり |
誰か答えて下さい。
968 |
先ほど下で89式12.7cm高射砲について質問した者です。 89式を調べる過程で米国のMK12 5インチ高射砲が分離装薬であることを知りました。他国の高射砲は装填速度を上げるために固定装薬であることが多いイメージなのですが、なぜMK12は分離装薬を採用したのでしょうか https://youtu.be/mYpvtU1SDEk?si=g7cGiL0yZFk3lWVP の動画を見ていると弾頭と装薬を分離して別々の人が機械式装填装置に装填することで負担の軽減を狙ったのかな、という気もするのですがよく分かりません。単に固定装薬が分離装薬より補給的に不利であるとか、対艦戦闘にも用いることを考慮しての分離装薬なのかもしれませんが。 豆戦車マン |
Mk12は高角砲ではなく、両用砲ですので、対空のみならず、対艦も考える必要がありました。
もともと、アメリカは51口径と25口径の5インチ砲を持っていました。対艦用の51口径は高初速で命中率がよく、25口径は取り回しが楽で対空用に最適だったからです。
しかし、建艦休日の明ける1931年以降のものとして5インチ砲が2種類あるのは無駄であるとして開発されたのが、この38口径です。
しかし、対艦と対空では砲弾の性格が違い、そのままでは対空用には負担が大きすぎたので、分離装薬にしたというわけです。
hush
そうなると別に装填速度などを考慮したわけではないのですね。既存の5インチ砲を代行しうる砲であるが故でありましたか
豆戦車マン
読書人
機会があれば入手したいですね。
豆戦車
967 |
89式12.7cm高射砲の発射速度について「14発/分を目標に開発されたが実戦では8発/分程度が限界だった」という話をよく目にします。 89式と同じく太平洋戦争で日本海軍が使用した10年式12cm高射砲の発射速度が6〜8発/分程度ということを踏まえると、89式12.7cmと10年式12cmの(継続)発射速度はさほど変わらなかったということなのでしょうか? だとすると89式がわざわざ高コストな自動装てん装置を採用したのは無意味といわずとも費用対効果が悪かったこととなると思うのですが。 もちろん89式は時限信管の自動調定なども備えており10年式より有効な対空射撃が可能だっただろうというのは言うまでもないとは思いますが。 それともエピソードとして残っていないだけで10年式での6〜5発/分という発射速度は(継続的に)発揮することが難しかったのでしょうか? 豆戦車マン |
もし、質問者様が自動装填という言葉で、現在の給弾筒のようなもので給弾するシステムを思っておられるのでしたら、随分と違うものですし、砲弾も薬莢等が一体になっていますので、34sと結構重いのです。
(大正)10年式の発射速度については、 http://www.navweaps.com/Weapons/WNJAP_47-45_10ns.php でも、6-8発と書いてありますが、 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E5%8D%81%E5%8F%A3%E5%BE%84%E5%85%AB%E4%B9%9D%E5%BC%8F%E5%8D%81%E4%BA%8C%E7%B3%8E%E4%B8%83%E9%AB%98%E8%A7%92%E7%A0%B2#%E8%A9%95%E4%BE%A1 の記述を見ておりますと、条件次第という気もします。
hush
89式は10年式と比べ工数が1.5倍という話をどこかで聞いたことがあったので、コストをそこまで上げてるのに有効性がその程度では……と余計に考えてしまったわけです。
もちろん短時間の射撃であれば有効なのでしょうが、艦隊同士の空襲というのは時に長時間かつ連続的に起こることを考えるとやはり10年式でいいのでは……という
そのあたり米軍はどうだったのだろうかとちょっと調べてみたところ、89式と同じく装填補助装置を装備している米軍のMk12 5インチ砲は分離装薬式だったのですね。確かに装填補助装置を装備しているのならわざわざ固定装薬にするより分離装薬にしてしまった方が射撃速度を維持しやすかったのでしょうかね?補給も分離装薬の方が有利といいますし。(やや本題から脱線してしまっていますが)
豆戦車マン
http://www.warbirds.jp/ansq/42/D2002029.html を見ていますと、時計式信管の自動調定がないので、上に撃てるだけという感じで書かれていますね。
>Mk12 5インチ
https://youtu.be/mYpvtU1SDEk を見ていると、随分と速いですよね。
hush
八九式12.7cm高角砲は
@発射速度を大きくする。
当時の8cm高角砲も12cm高角砲も、低仰角ならば1分間10発位の発射速度を発揮できたが、高仰角では発射速度はグッと落ちる。そこで高仰角でも1分間14発の発射速度を目標とする。
A一弾の威力を大きくする。
45口径12cm砲と比較すると弾丸重量 23 kg (12cm砲は20.4kg)、炸薬量1.778 kg(同1.536kg),有効容積76,000 m³ (50,000m³)であり、有効半径は前後60m・左右30mの範囲におよんだ。
B・・・
C・・・
D動力操縦とし、自艦に向ってくる敵の急降下爆撃機を目標とした。そのため砲の左右に廻る旋回角速度よりも、砲身を上下に運動させる俯仰角速度を重視した。
E信管は自動調定式とし、調定から装填までの費消時間を短縮した。
抜粋ここまで。
その他比較項目は、
・↑Dに記載あるように、旋回速度は12cm砲が優る。
・初速、最大射程、最大射高は12cm砲が優る。
・最大俯仰角度は、12cm砲:最大75°に対して、12.7cm砲:最大90°。
あとは、
・12cm砲は単装砲が多く、12.7cm砲は連装砲が多いイメージ。
また『高角砲と防空艦』には、各年度毎の高角砲生産実績が載っています。それによると、12.7cm砲が戦間期には各年数十門程度なのが、太平洋戦争時は各年300門近くにまで増産されています。
一方で12cm砲は戦間期はゼロ生産ですが、太平洋戦争時は44年度1600門、45年度は2000門計画と、まあ大量生産ですが、陸用・海防艦用かと想像します。
>>10年式でいいのでは……
主力艦や駆逐艦に載せられた12.7cm砲と、古くは空母・巡洋艦にも載せられたが陸用・海防艦用が主になっていった12cm砲。数合わせというと感じが悪いかもしれませんが、10年式12cm砲はハイローミックスのロー担当かと。戦局が厳しくなる前は12.7cm砲で正解だったと思います。
太助
確かにそうなると高仰角でも高い装填速度を出せる砲は必要となりますね。ありがとうございます。
豆戦車マン
966 |
日本海軍の25mm機銃ってなぜ戦後は全然使われなくなったのですか? 敗戦の時点でも、すでに船舶に搭載済みを含めて 25mm機銃は本体・弾薬・予備パーツもかなり残されていたはずです。 しかし、創設した頃の海上自衛隊、海上保安庁の艦船の武装は 殆どがアメリカ軍から提供されたものです。 外国に渡ったのは別として、あんなに大量の在庫がある25mm機銃を 再装備しなかったのはなぜでしょうか? 天手力男 |
そういえば、鈴鹿海軍工廠で働いていたという奥さんの話を聞いていた時、亀山サンシャインパークの池(高塚池?)に爆薬を集めて爆発させたものだから、振動で伯父の家の壁が壊れたが、アメリカ軍のすることだから泣き寝入りでしたと言ってましたね。
hush
また、御質問の25mm機銃は、弾丸の威力、発射速度、有効射程等の機銃そのものの性能の他、一体として使用される照準機構、管制機等も米国製に比べて劣っています。詳しくは、50年程前の世界の艦船等を読んで下さい。
読書人
965 |
日本は、室町時代に大量の日本刀(刀身のみ)を中国(明)に輸出していました。これらの日本刀はどのように利用されたのでしょうか。現地で拵えは中国風にしたもののあくまで日本刀として使われたのか、あるいは刀身を鉄材(鋼材)として別の武器あるいは道具製作に利用したのでしょうか。刀の形にしたものを材料にするのは、もったいないと思われるかもしれませんが、元の鉄から不純物をたたき出す工程で結果的に刀の形になっているだけですから、そんなに不合理とは思わないです。よろしくお願いいたします。 電気戦艦 |
hush
一つ気にかかるのところがあります。日本刀は、柄の部分が弱いという指摘があります。細くて短い柄の両側にかまぼこ型の木の板を配置し、蔓などで巻いて止めてあります。刀身に横方向の衝撃を与えると、それが柄に響きすぐにガタガタになり、板が離れると言うことです。中国人は実務的ですから、刀身から伸びた部分を太く長くし、握る部分にしているようです。実戦にはこのほうが有利と言えます。中国で日本刀が受容される場合、この辺のことはどのように処理されたのか、興味あります。
電気戦艦
hush
電気戦艦
964 |
黎明期の自動拳銃の給弾方式について質問いたします。 モーゼルc96を開発する際、用心鉄の前に固定弾倉を置く方式を採用したのは、中空の握把に着脱弾倉を押し込む方式をコルト社が特許登録していたため、とWikipediaに書かれています。 質問1 同じ頃に開発されたルガーp08やサベージM1907は握把に着脱弾倉を押し込む方式を採用していますが、コルト社に特許料を払ったのでしょうか?それとも、特許にかからない方法を見つけたのでしょうか? 質問2 モーゼル方式を採用した銃としてベルグマン・ベヤードがありますが、他にはどんな銃があるのでしょうか? なお、ベルグマン・ベヤードは9ミリ×23ミリという強力な実包を使い、ギリシャ軍とデンマーク軍に採用されたとのことです。 PIAT |
というのは、C96のWikipediaの各国語版をいくつか見たのですが、そのような記述は見当たりません。各国語に翻訳して検索してもヒットしませんし、日本語版の記述には出典が記されていません。
私が無知なだけかもしれませんが、アメリカの特許がドイツに影響を与えるのか、マガジンはすでに開発されていたのに、グリップに収めただけで特許が取れるのか、そもそも、この形式はコルトが最初だったのかという疑問があります。
もし、専門の方々にとっては既知のことであったら御免なさいですが、私はWikipediaを疑っています。
hush
963 |
くだらないことを思ったのですが、AK47のバナナ弾倉って伏射するとき邪魔になったりしないのでしょうか? まさのり |
hush
まさのり
962 |
イスラエルはヒズボラ司令官殺害のため、バンカーバスターを使ったと何かのネット記事にありました。これは、アメリカがイスラエルに供与したものでしょうか、あるいはイスラエルが独自に開発したものでしょうか。私は、前者だと思いますが、独自開発もそんなに困難ではないと思います。 電気戦艦 |
毎度、Wikipediaで申し訳ありませんが https://he.wikipedia.org/wiki/%D7%9E%D7%A4%D7%A6%D7%97%D7%AA_%D7%91%D7%95%D7%A0%D7%A7%D7%A8%D7%99%D7%9D によると、イスラエルは2021年に各種兵器とともに90億ドルでアメリカから購入しているようです。
https://www.cnn.co.jp/world/35224550.html に従えば、最高指導者(司令官ではないです)のナスララ師は停戦に同意したからベイルートに入ったようですし、過日の通信機器による爆発も、もし、イスラエルのやったことなら民間人を相手にした戦争犯罪でしょう。イランのミサイル攻撃はその報復であり、軍事目標以外には落ちていないと言っていますが、あまりにも多数の犠牲者が出ており、暗澹とした気分になっております。
hush
電気戦艦
>イスラエルは今日のこと予測して準備していたのでしょう
今回使われたと思われるのはBLU109と呼ばれるもので、昨2023年後半にアメリカからイスラエルに100発が売却されています。
今回、ナスララ師殺害には、この2000ポンド(874s)爆弾80発以上が誘導キットを装着して首都ベイルートの市街地に落とされています。
では、これを予測して爆弾を購入したかというと、それは違うと思います。この爆弾がバンカー・バスターとしての特性を持っているからです。
バンカーはBunkerで画像検索してもらうと分かりますが、地下壕です。バンカー・バスターは、これを破壊するためのものであり、Uボートの基地であるコンクリート製のブンカーを破壊するためにイギリスが開発したのが最初です。
実際、BLU109は約1.8-2.4mの厚さの鉄筋コンクリートを貫通できるとされています。
今回、標的となったヒズボラ本部は集合住宅の地下にあったそうですが、地上ビル6棟を破壊し大量の民間人を巻き添えにしています。
当然、市街地の集合住宅を狙うには破壊力が多すぎます。
>このような兵器の最初は、米軍がヴェトナムで使用したスマート爆弾ということになるのでしょうか
誘導爆弾自体は第一次世界大戦時のトルペドグライダーが始まりで、ナチス・ドイツが使用したフリッツX等は戦艦ローマを沈め、ウォースパイトを行動不能にしています。
hush
hush様 どうもありがとうございました。バンカーバスターとは弾頭部分のことであり、それに誘導キットを取り付けるかどうかは別の話になるのですね。今回のものはBLU-109ですが、イラク戦争の時急遽開発したものがありましたね。10インチ砲の砲身を利用したもので、GBU-28と呼ぶようです。このGBU-28は今は使わないのでしょうか。なお、これを拡大したものにGBU-57というものもありまが、これら3者の関係はどうなのでしょうか。(紹介くださった資料2の最初に掲載されている太っちょが、GBU-57のようです。)
電気戦艦
GBU-57は、運用できる機体がイスラエルにありません。このため、F15の最新型をアメリカ空軍より先に寄こせと言っているようです。多分、イランの核施設の破壊等が念頭にあるのでしょう。
しかし、国連平和維持軍への発砲もあり、このところのナターニャフの暴走ぶりは、プーチン以上かと思いますが、アメリカの兵器産業は兵器輸出に熱心で、そちらからの献金もあって、その通りになるのではと思っています。
hush
電気戦艦
GBU-28/Bはご記憶の通り1991年の湾岸戦争直前に今回のイスラエルがおこなった暗殺作戦で使用されたBLU-109/Bが
イラク軍指揮・通信バンカーへの貫通力不足を懸念され急遽開発されたものです。
ペイブウェイ IIIレーザー誘導キットを装着した誘導爆弾で弾頭はM110 203mm自走榴弾砲の砲身を利用しており、
弾頭である爆弾本体自体はBLU-113/Bと命名されています。
湾岸戦争では米軍の懸念が当たり、イラク軍指揮・通信バンカーはFA-117Aにより投下されたGBU-27/B(BLU-109/Bが弾体)の少なくとも3回の攻撃から生き延びてしまい
GBU-28/Bは1991年2月24日の最初の試作機の投下試験から3日しか経っていない1991年2月27日/28日に試作機3号機と4号機が2機のF-111Fにより投下されバンカーを破壊する事となりました。
なお弾頭が砲身を利用し製造されたのは最初のロットのみで、以降は専用弾頭BLU-113A/Bが新規製造されGBU-28A/Bとなります。
米軍では、1999年コソボ空爆、2002年不朽の自由作戦、2003年イラク戦争と継続して投入されており
改良も継続されGBU-28C/Bは誘導キットがレーザー誘導にGPSとINSを併用した向上型ペイブウェイIIIへ、弾頭もBLU-122/Bとなり貫通力等が向上しています
近年ではGBU-28を搭載可能なF-15Eを保有する同盟国に提供できる、地下施設を非核で破壊する深度貫徹爆弾として重要になっており
>5にある通りイスラエルに2005年以降100発以上、2015年以降に50発、また韓国に2010年以降に150発輸出しています。
イスラエルはイラン、韓国は北朝鮮の核開発関連施設を主とした地下軍事施設を破壊する目的と考えられていますが、
イスラエルに関しては、一部メディアで2021年にはハマスの地下施設攻撃に多用している等、
また今回の暗殺作戦での使用が未確認情報として報道されています。
>6
下の記事で判りますが、お話の爆弾や砲弾は信じがたいと思われますが、イスラエル軍としてはむしろ配慮している方か、
世界的にも特段残虐な兵器の事例ではないものとなっています。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/26e7332bd391ca21b032056f66295a086742405f
残念ながらイスラエル軍の事ですから、この爆弾を禁止されれば嬉々として遥かに危害半径の広い無誘導の通常爆弾を使うでしょう。
実際下記の記事で分かる通り必要と考えれば躊躇せず使用し街を瓦礫に変えています。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/b7876695c64953ac01c341c776d199a1b3791d42
なので個々の兵器の残虐性や使用の是非ではなく、人口密集地で市民を犠牲にした市街地攻撃自体へ非難の目と声を向けるべきでしょう。
根性の無い履帯
深度貫徹爆弾の歴史、使用例などにつき大変詳しい説明をいただき、ありがとうございました。
また、個々の兵器の残虐性以前に、人工の密集した市街地への攻撃そのものをまず問題にすべきとのご指摘、まさにその通りだと納得しました。
電気戦艦
961 |
第一大戦時にドイツで開発されたガスト式ですが、ドイツ軍が採用しなかったのは何故でしょうか? (銃身が2本になるのでコスト増が嫌われたのでしょうか?) 安井 賢一 |
つまり、戦争が1918年の11月に終わっていなければ、ドイツ軍の航空機銃として装備されたわけですが、実際にはそうならず、戦後、同式を調査したアメリカも現行のブローニング式の製造ラインを閉じてまで製造する有用性を認めなかったようです。
この結果、2次大戦後にソ連で使用されるまで忘れられていたようです。
ガトリング式より銃身は少ないので、コスト増が嫌われたということはないと思われます。
hush
終戦の上にドイツ敗戦ですから、それ以上の需要は望めないですね。
アメリカと雖もわざわざ生産ラインを切替るメリットもありませんしね。
安井 賢一
960 |
九二式重機関銃や三年式機関銃の冷却フィンは放熱筒として銃身とは別体で作られていますが、加工はどうやっているのでしょうか。一個一個塊から削り出すのでしょうか。 佐山2浪 |
Uhu
鋳造ならあの形状でも材料歩留まりが良く作れそうですね。
確かに、鋳造が合理的だと思います。銃身との密着を得るための面粗度が課題ですが。
佐山2浪
タンジェント
佐山2浪
真鍮削り出しと言えそう
タンジェント
https://www.youtube.com/watch?v=kADNci-RGRo
タンジェント
959 |
銃の口径は、銃身にあるライフリングの山径、谷径、それとも弾丸の径 どれを計測した数値でしょうか? wikiには口径≠弾丸の径と有ります。確かミニエー弾の説明で弾丸後部を凹ませ、て火薬の爆発にて膨張させライフリングに食い込ませるだった記憶が有ります。現在でも同じでしょうか?同じとしたら膨張率ってどのくらいなのでしょうか? まさのり |
https://hb-plaza.com/caliber/ をご覧ください。
hush
前装式のミニエー銃の話が突然でてきて驚いたのですが、「現在でも同じでしょうか?」とは、前装式と後装式で同じ理屈で弾がライフリングに噛み込むかということですか?
それとも現在の何か(前装式銃やミニエー銃など)と比べてでしょうか?
拡張率については、参考程度ですが、同じ前装式のエンフィールド銃日本語Wikipediaに以下の記述がありました。
「プリチェット弾の拡張構造は、・・・弾丸の円筒形部分全体、特に肩の部分を半径方向へと拡張[14]、そしてライフリングに吻合させるというものであった。これによって、ガスの圧力で最大0.003-4インチまで拡張し[注釈 8]、銃身内にスキマを残さなかった。
[注釈 8] すなわち、弾丸の直径が.568口径で、銃の口径が.577口径の場合、0.006インチの厚さの弾薬包紙ならば、紙巻き弾丸と銃身の直径の差がちょうど0.003インチなので、拡張時にライフリングに十分に吻合する。」
太助
私は上記の認識でした。
まさのり
後装式の場合は銃口径よりも大きな弾丸を強力なガス圧で無理やり押し込むことでライフリングに勘合します。
おうる
まさのり
958 |
He 112 が機首側面に機銃を装備したのは何故でしょうか? Bf 109 の様に機首上面に装備するのが最良ではないかと思うのですが、 側面にしたメリットは何か有りますでしょうか? 百九 |
Bf109B〜Dも同じJumo210ですが、機首上部の機銃を避ける位置の吸気口がかなり突出しており、視界の妨げになっていそうです。
超音速
http://www.poleaeronautiqueavord.fr/medias/album/08-fev2016-17.jpg
http://www.poleaeronautiqueavord.fr/medias/album/sam-0005.jpg
下記に有ります。
http://www.poleaeronautiqueavord.fr/album-photos/nos-moteurs/junker-jumo-210/
理由は分かりませんが上から取り入れる事にしたのですね。
https://live.staticflickr.com/65535/52844668026_374881845c_o.jpg
下記の一つです。
https://modellundoriginal.de/junkers-jumo-210-g-walkaround-am-00602/
ユモ210 の解説。
https://alternathistory.ru/maliy-aviatsionnyi-dvigatel-novogo-tipa-jumo-210-germaniya/
倒立V型エンジンについて利点欠点が色々言われていますが下記の画像の様に、
機首上部に機銃を装備するには倒立V型が都合が良いと思います。
https://www.asisbiz.com/il2/Bf-109D/Bf-109D/images/Messerschmitt-Prototype-Bf-109A-D-IIBA-WNr-808-trials-Germany-7th-Apr-1937-03.jpg
http://www.airwar.ru/image/idop/fww2/bf109b/bf109b-3.gif
百九
百九
https://ww2aircraft.net/forum/attachments/junkers-ju-210-cut-jpg.503751/
エンジン中央の下の箱状のものが(気化器-Vergaser)
右端の青色部分が空気の通路になります。
百九
957 |
極めて最近の動画で、アメリカで弾丸製造工場がが大々的に稼働する様子を写したものがありました。155mmか6インチのものでした。太い鋼棒をぶつ切りにしたものを加熱し(ぶつ切りと加熱の順序はよくわかりません)、型の中にプレスで押し込んでいました。取り出したものが弾殻ですが、この円筒部分の表面加工はどのようになっているのでしょうか。昔なら旋盤で表面を軽く削ったのでしょうが、今なら砥石による研削だと思うのですが、どうでしょうか。 また、30mmか40mmの機関砲弾は、銅合金でできていますので、冷間プレス加工と思うのですが、それでよろしいでしょうか。よろしくお願いいたします。 電気戦艦 |
常識
電気戦艦
ただ、これは一般的なものですので、例外は多いです。
御質問は、アメリカのもののように思えますが、いつの時代の何という機関砲弾なのでしょうか。
hush
3ですが、本来の質問は155o砲弾です。次に、対装甲車両用の機関砲弾の場合、弾体が鉛であれば貫通力はゼロに近くなると思われます。激突した瞬間に液化すると思います。
常識
的外れかもしれませんが、一応コメントします。
表面処理的なものでいえば、塗装前のリン酸亜鉛被膜処理(塗装の下地処理)とかが思い付きましたが、これは多分お尋ねの内容とは違いますよね。
鍛造品の表面酸化膜除去やバリ管理みたいなことでしたら手持ちにネタがありません。各製造者で手法は異なるかも。
それとも↓に書きますが”銃弾”の銅コーティングみたいなイメージでしょうか?これならば話は判りますが、多分”砲弾”にそのようなコーティングはしないかと。
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一般に”銃弾”と呼ばれるものは、弾体に鉛や鉄を用いて、それに銅などのコーティングになるのですかね。連射しないのであれば鉛にコーティングは不要かもしれません。
一方で”砲弾”と呼ばれるものは、りゅう弾にしろ徹甲弾にしろ、弾体は鍛造品やタングステン・劣化ウランなど(雑な表現かと思いますが)硬いものでできております(ちょっと違うかもしれませんが、大体のイメージで)。これに「弾帯」というパーツがつき砲身と砲弾(硬いもの同士)が擦れるのを防ぐ。また弾帯はライフリングと噛み合って砲弾を回転させると共に、燃焼ガスの漏れも抑制する。
火器弾薬技術ハンドブック2012によると、
「火砲弾薬の製造工程は、弾丸の加工・組立工程と填薬工程に大別される。弾丸の加工は一般に塑性加工、機械加工、熱処理および表面処理・塗装などの工程からなる。これらの工程において、いかなる技術を用いるかは、弾種、設計の要求品質、価格などによって異なり、定まった製造方法があるわけではない。」「りゅう弾の〜主な製造技術は、素材成形のための鍛造技術、発射時の衝撃に対する弾殻の抗堪性の確保およびさく薬の爆発によって所望の破片を得るための熱処理技術である。」
だそうです。
太助
電気戦艦
https://www.youtube.com/watch?v=3vbyoz6ETPc (5分22秒)
両方の動画はスクラントン陸軍弾薬工場というところですがまず全体を切削してそのあと研削しているみたいです。
AB
1. 材料は、最初から鋼の丸棒を必要長さに切断しておき、それらをまとめて加熱しているようです。どのように切断するのかはわか離ません(回転丸棒をバイトで突っ切るのか、鋸で引くのか、ガス溶断なのか)。
2. 加熱した材料は最初は円筒形に加工しているように見えました。その後型に押し込んで先端を尖らせているように見えました。
3. 6.の説明では定心部があると言いましたがこの動画の場合では、それはなく、のっぺりと後ろまで連続しているように見えました。ということは、後ろの平行部分は何らかの方法でやはり仕上げが必要になります。
砲弾製造方法には細かく見れば色々なものがあるようです。
電気戦艦
956 |
Ans.Q車両380の機関銃の弾薬のことで思いだしたのですが ステン短機関銃の弾薬は9ミリパラベラム弾です。これはエリトリア戦線で、大量の9ミリパラベラム弾を捕獲したからと赤本の「拳銃 小銃 機関銃」で読みました。これは本当でしょうか? となるとイギリス軍の拳銃弾は、ウェブリーの.455弾とアメリカからのビクトリーモデル(S&W M10)の38スペシャル弾、9ミリパラベラム弾となります。というこは9ミリパラベラム弾専用の工場が作られたという事でしょうか? あとリボルバー用の弾丸が短機関銃に使用されないのはリムの縁の有無のせい? まさのり |
著者のJohn Weeksイギリス陸軍大佐はJane's Infantry Weapons第6版の編者の一人ですから、ある程度の信用はおける記述だろうと思っています。個人的にも、ダンケルクに大量の兵器弾薬を遺棄せざるを得なかったイギリス軍が、エリトリアで入手した銃弾を使ってステン・ガンを間に合わせで制作したというのはあり得ることだと思っています。東アフリカ戦線にはアオスタ公アメデーオ・ディ・サヴォイア=アオスタの率いる30万人のイタリア軍がおり、約7000人がゲリラとして1943年まで戦っていますが、残りは死亡したか、捕虜になったはずですので、遺棄弾薬も大量にあったと思われるからです。
>9ミリパラベラム弾専用の工場が作られたという事でしょうか
専用かどうかは存じませんが、 https://talesfromthesupplydepot.blog/2019/11/30/wartime-9mm-round/ に掲載されている銃弾はRoyal Ordnance Factory at Blackpoleの製造だとなっています。
hush
まさのり
>私は製造工場は有ったと思います
それは、もちろんあったと思いますので、その一例としてブラックプール王立兵器工場をあげたのですが。
hush
まさのり
955 |
なぜソ連(ロシア)は122榴を使っているのでしょうか? 師団砲兵に装備させる場合、10榴と比較して威力は上でしょうが重量が重い事によるデメリットの方が大きい様に思えます。そもそも威力を追求するなら15榴を師団砲兵に組み込めば良い訳でやっぱり中途半端な気がします ペンダント |
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13164739878
一旦、口径が決まると変更するのが大変みたいですね。
ウクライナとの戦争でロシアは弾薬不足に陥りそうになると
北朝鮮や旧ソ連の同盟国から弾薬を補充してるみたいです。
まさのり
76ミリ野砲は対戦車用途も兼ねるため高初速砲となっています。
ソ連も他国に倣った10榴の導入を検討したのですが、対戦車用途には使いづらいため76ミリ野砲を置き換えるわけにはいかず、12榴を置き換えると火力減少となるので、10榴導入は却下されます。
短砲身15榴は日本軍の九六式と同じぐらいの射程。対して軍砲兵が持っていた長砲身15榴は同じく八九式15加に近い射程でした。
なお、独ソ戦が始まると師団砲兵の短15榴は撤廃され、生産も中止されます。
師団砲兵にとっては重く機動性に劣るわりに射程が短いため、中途半端な存在と判断されたのです。
そのかわり軍砲兵は必要に応じてライフル兵師団の火力増強に派遣されるという仕組みになりました。
そのため軍砲兵の勢力は強大なものとなり、砲兵旅団あるいは砲兵師団となる場合もありました。
こうした経緯で師団砲兵は12榴までとされたので、他国の師団15榴より威力が劣って見えますが、大戦末期以降は160ミリ迫撃砲も師団に配備されているのです。
超音速
片
片