ちょっと気になると夜も眠れない。 車両関係 Ans.Q どうでも良いことなのに…、誰か助けて! |
363 |
本欄355番ですでに質問致しました北朝鮮の多軸ミサイル運搬車についてです。最近のYahooニュースのサイト「ミサイル爆発で死者発生「失敗隠し」焦る金正恩」(https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20220408-00290394)を見てください。多軸運搬車の前から3軸までのタイヤが側報を向いていますが、その傾きの量が前から大・中・小となっているように私には見えます。やはり精密なリンク機構があるのでは、と思った次第です。皆様のご意見をお聞かせください。 電気戦艦 |
電気戦艦
あとはコストパフォーマンスや周囲の他のコンポーネンツとのスペースやリソースの奪い合いに勝てるかどうかだけです。
どういう構造なのか興味があるのなら、現在の前2軸のトラックのリンケージを調べてみてください。
多軸で軸ごとに操舵角が比例するステアリング構造としてはあれが一番シンプルで信頼性が高いです。
おうる
電気戦艦
アッカーマンは一つの車軸で左右の車輪の操舵角をそれぞれ最適化するためのリンク機構で複数の車軸の操舵角を調整するための機構とは異なります。
前2軸(前輪が4つある)大型トラックを探してきて実物を見るのが一番分かりやすいと思います。ネット上で分かりやすい画像が無いか漁って見ましたが、都合の良い画像が掲載されているサイト(astamuse.com)が最近閉鎖されてしまったので日本語のサイトだとちょっと見つかりにくいですね。
一応「前二軸車ステアリングシステム」で画像検索をかけるとそれっぽいイラストが出てきます。
あとは「double front axle steering linkage layout」で画像検索をかけるともう少しマシなイラストが出てきますが、ズブの素人がコレ見ただけでわかるかというとちょっと難しいかもしれません。
やっぱり実物を探して見てください。近所のコンビニとかドライブインの駐車場に行けば、大抵は車の外から見ただけでもだいたいの構造は分かると思います。
おうる
電気戦艦
電気戦艦
362 |
チョールヌイ・オリョール(オブイェークト640)=T-80UM2だと思っていたんですが、T-80UM2はAPSを搭載した型で、チョールヌイ・オリョールとは違うようですね。 それで、チョールヌイ・オリョールが正式採用されることがあったとしたらどんな名称になっていたと思いますか?(完全な妄想ですが…汗) 東亜連邦 |
誰か答えて下さい。
361 |
日本陸軍の砲兵トラクターについての質問です。 九八式四屯牽引車の説明に付いてはWiki等に掲載されているのですが 九八式六屯牽引車(ロケ)に付いては何も書かれていません。 また光人社「軍用自動車入門」でも簡潔に書かれているだけです。 詳細とまでは言いませんが設計・製造メーカー・性能概略・生産数等が分かる 書籍・サイト等は有りませんでしょうか。 陸奥屋 |
陸奥屋
Taki
「機甲入門」は持ってなかったので早速注文しました。
陸奥屋
360 |
日本軍戦車の主砲について質問です。 wikipediaなどでは一式四十七粍戦車砲の発射速度は毎分10発になってますが、なぜ三式七糎半戦車砲の最大発射速度の12発、2ポンド砲の毎分22発より低いのでしょうか。構造的な問題なのでしょうか? 園田 |
一式四十七ミリの毎分10発は一式機動四十七ミリ砲の数値だと思いますが、「移動目標に対し」とあります。
三式七糎半の方は元となった九〇式野砲が毎分最大12発となっていますが、これは移動目標を対象にしたものではないと思われます。
この「移動目標に対する射撃かどうか」が重要なのではないでしょうか?
元自
発射速度
固定目標に対しては一分間最大二〇発、実用一〇−一五発
酷寒季に於いては実用三発乃至七発
動目標に対しては一分間最大二〇発、実用一〇発内外
と報告されていますので、wikipedeiaの内容を気にする必要は無いでしょう。
発射速度の数値は最初から、概ねそれくらい、との目安なのです。
BUN
359 |
いつも大変お世話になってます。 九七式中戦車の57mm砲塔型と新砲塔型の車内構造についてご教授ください、 車長が展望塔を視察する際、もしくは外部視察する際はどうやってその位置まで登っていたのでしょうか? 砲塔側に梯子的なものがあるのか、それとも床にあるシャフトやら弾薬箱やらを踏み台にして登ったのでしょうか? みかん段ボール |
また、九五式軽戦車の中へ入ってみましょう!:車両内部 大探検 というブログにある95式軽戦車も梯子はなさそうです。
hush
Taki
車長が展望塔のスリットから外部視察する際も内部の出っ張りに足を掛けて監視していたんでしょうか?
みかん段ボール
Taki
というのもチハ改とチヘとチヌの順に車高はどんどん高くなっており、チヌの関しては短砲身チハから40cm近く高くなっており、キューポラのスリットの位置がかなり高いように思います。
便乗質問
目の高さというのも、人によって随分と変わってくると思いますが、旧日本陸軍の戦車兵に身長の基準のようなものがあったのでしょうか。よく、戦車兵は小柄とか聞きますが、戦車兵から飛行機に転じた伯父は、大柄ではありませんでしたが、それほど小柄であったとも思えないのですが。
hush
新砲塔チハのスリット位置は15cmほど高くなっています。このままでは高すぎるので、床板で調整したのではないでしょうか。チヌ車はさらに高くなっていますが、チヌ車の床には弾薬箱が置かれていて床が高くなっています。
> 6
低い方に合したのでしょう。高ければしゃがめばよいのですから。戦車兵の身長に特別な基準はありません。徴兵検査の身長基準だけです。現役は身長1.55メートル以上ですから、これが低い方の身長です。
Taki
御教示ありがとうございます。
そういえば、身長が足りなくて不合格になった(戦時中ですので多分152cm)と伯父が嘆いていたという話を聞いたことがあります。その結果、生き残ったわけですから、何が幸いするか分かりません。
hush
358 |
昔、タミヤのKV−2の説明書きに「車体が少しでも傾斜すると砲塔が旋回できない」とありましたが、本当なんでしょうか? また、手動旋回だったティーガー1等でも同様(車体が水平でないと旋回できない)だったのでしょうか? 安井 賢一 |
hush
流石にタミヤのは与太話でしたか<旋回できない。
あのドデカイ砲塔が30度の傾斜でも回るとは驚きですが。
安井 賢一
357 |
あけましておめでとうございます。 ホルトトラクターやA7V、A7V−U、サンシャモン、シュナイダー等にはあるサスペンションが菱形戦車やホイペットにはないのはなぜでしょうか? 菱形戦車と同じ構成のA7V−Uにはサスがあるので構造的問題とも思えませんし。 素人考えの推測ですが、当時のサスペンションは不整地で故障しやすく性能も十分でないので、英戦車は採用しなかったのではないでしょうか? TR |
ドイツやフランスの場合は速度を重視したのかどうかは、車両のことなど何も知らない私には無理ですが、A7Vが当初から緩衝装置付きですので、超壕の際にリトル・ウィリーのような問題が起きていなかったということでしょう。このため、A7Vを菱型戦車化するのに、足回りを流用しても問題はなかったと思われます。
hush
リトルウィリーとホイペットの項目はよく目にしてませんでした。疑問が解けました。
TR
356 |
英の巡航戦車と歩兵戦車について。 あるオンラインゲームの公式サイトの記事によると、 「イギリスは、世界有数の海軍を原案に「陸上戦艦」(実際に、当初「ランドシップ委員会」と呼ばれた)の構想を練ることに取り掛かり、1930年代の始めまでに2つの異なる装甲の設計思想を決定した。最初の1つは、「歩兵戦車」であった。(以下略)」 となっていますが他の情報源だと、 「1936年、イギリス陸軍は、主力となる中戦車を軽装甲・高速の巡航戦車、重装甲・低速の歩兵戦車の2種に分けて開発を行うとの決定を下した。」 と英の主力戦車の巡歩分割の時期が違っています。どちらが正確なのでしょうか? TR |
BUN
やはり後者の方が正確なのですね。
TR
歩兵戦車という区分が最初に生まれたのであれば、第二次世界大戦開戦時に歩兵戦車がマークIIまでしかなく、巡航戦車はマークIVまで進んでいる理由がわかりません。
歩兵戦車というコンセプトは欧州大陸で再びドイツを相手に、かつてドイツ軍が建設した弾性防御陣地を突破するために生まれたもので、対独再軍備の産物です。対独再軍備の時代を迎えて、ようやく中戦車を歩兵戦車と巡航戦車に分けたということです。
BUN
TR
355 |
北朝鮮のICBM運搬車についての質問です。最新のものに11車軸(22車輪)という長大なものがあります。この車両の動力配置、曲がる時に各車輪の向きをどのようにするか、についておしえてください。 電気戦艦 |
後者の最新型ですと、後方の車輪に逆位相を与えることにより https://www.youtube.com/watch?v=pQeypQw9hvU のように、かなり小さな半径で転回できるようです。
御質問の車両については、その細かな内容を提示しているサイトは、管見の限りではありませんでしたが、前の中国製と噂されているICBM運搬車とかなり形状が異なり、タイヤも3〜4ヶずつセットにはなっているようです。したがって、憶測でしかないのですが、幾つかのタイヤをセットで動かしてはいると思われますし、逆位相まで与えているとは思えませんが、個々のタイヤそれぞれに舵角を与えているかもしれません。
なかなか、書き込まれる方もおられませんので、憶測で申し訳ありませんが書き込んでみました。
hush
ありがとうございました。ご紹介された論文を頼りに少し調べてみました。自分が知らなかっただけで随分と多くの研究開発がなされているようです。
多軸運搬車については、全部の車輪の舵角を制御することは数学的にはできても実際にはうまくいかないでしょう。妥協しながらそこそこ簡略なシステムにすることが実用的には必要と思いました。
北朝鮮の車両については、操舵輪は最前部2軸(ひょっとして後部2軸付加かも)で、駆動輪は前部3-4軸(
4輪)で5-11番の軸は重量を支えるだけ、と勝手に思いました。かつてロシアの軍事博物館で4軸装甲車の裏側が見えたのですが、前部2軸の車輪はリンク機構で4輪が平行に動くようになっていました。後ろの2軸は駆動軸で車輪に操舵機構はありません。これが多軸車の原型かとも思いました。現在普通に走っている大型トラックは後輪が2軸でも方向制御はないので、概ねこんなものかと推定しています。そのうち詳細がわかる時がくると楽しみにしています。
電気戦艦
1930年代にメルセデス・ベンツが4WSを採用しており、ホンダが1987年に復活させた際には機械式で行っています。また、超大型バスには最後軸に逆位相方式のパッシブステア機能、牽引型の連節バスに付随車の車軸に逆位相方式のステア機能が装備されているそうです。問題のトレーラーに採用されているかどうかは不明ですが、デザインが前のと随分と異なっているので、可能性として提示させていただきました。
どちらにしろ、広場を直進走行している動画しかないので、云々できる状態ではないのですが。
hush
前2軸の大型トラックが第1軸と第2軸で操舵角が異なる一定の比率で切れるようになっていますが、機構そのものはそれほど難しいものではなく単純なリンク機構によってできているので、仮にすべての軸を最適な角度で操舵させること自体に特別難しい技術があるわけではありません。
ただ、コストはそれなりにかかりますし、リンク機構は場所も取るので車内容積をそれなりに圧迫することにもなります。リンク機構各所には給脂等も必要でしょうから、その後のランニングコストも無駄に上がってしまいます。
そもそも、すべての軸を理想的な角度で操舵するようにすることに、それだけの価値があるかというとそんなことも無いのが現実です。
実際にはタイヤは常に(直進している時ですら)多少は横へズルズルとスリップし続けるようにできていますし、旋回する時もそれは同じです。横滑りすることで旋回力を発揮するのがタイヤです。個々のタイヤがどれだけスリップするかについてはその時々の角度も影響しますが、個々の輪重(車輪にかかっている重量)も影響し、輪重の分布は走行している時の姿勢や路面状況によって変化するため、各軸(あるいは各車輪)ごとに操舵角を理想的にコントロールしたとしても、旋回性能やハンドリングのフィーリング、そしてタイヤの摩耗量を常に理想的な水準に保てるということは無いのです。
軸重を分散したいが操舵機構までは設けたくない・・・という場合は操舵機構を省略することはあります。後2軸の大型トラックもそうですし、面白いものになると後2軸の大型バスなんかになると最後軸が飛行機の尾輪やキャスターみたいになっていて角度は変わるけど積極的に偏向するのではなく、前の車輪について行くだけ(普通のステアリングがアクティブ・ステアならパッシブ・ステアとでも言うべきか?)になっている物もあります。このタイプではバックする時だけは操舵角をロックして直進状態に固定するようになっています。
おうる
いろいろ教えて下さりありがとうございました。最後まではわかりませんが、以下のようなことは言えると思いました。
1) 全車輪の操舵を独立にやるのは実用的ではなく、ホンダの4WSも前の2輪の操舵角は同じのようです。後ろの2輪もそうでしょう。それぞれの2輪の中間に仮想の中間輪を考え、これらの動きを解析しているのではないかと想像しました。前部2軸のトラックでは、前と後ろでは舵角が違っているとのこと興味ふかいです。今まで同じであると勝手に思っていましたが、今後もっと注意してみようと思いました。
2) タイヤが路面で擦れても多少なら気にしなくてもいいのですから、中間あたりの車輪もかなりラフでいいかと思います。ミサイル運搬車ですから高速では走らないし、曲がり角ではそろそろでいいかと思いますので。
3) 受身的なステアリングは興味ふかいです。これで思い出したのですが、空港でお客の荷物を積んだたくさんの小さい車両を一本に連結し、先頭の動力車が牽引するとなぜだかうまく曲線を描きながら進んでいきます。レールがあるわけでもないのに面白いといつも思っていました。(サイパン基地で、B29に積む爆弾を運ぶのも同じような「列車」でした。)
電気戦艦
354 |
タイガーI型重戦車の主砲トラベリングロックについて質問します。 タイガーI型重戦車には時期によって初期型・中期型・後期型の区別がありますが、私の知る限りでは中期型の一部を除いて輸送時用の主砲トラベリングロックが装備されていません。 IV号戦車(長砲身型)やキングタイガーのように初めからトラベリングロックが装備されていない(多分砲身部と砲備部の重量バランスによる?)車種ならまだ分かるのですが、タイガーI型のように同一の車種でトラベリングロックがあったり無かったりする理由がわかりません。 どなたかタイガーI型重戦車の主砲トラベリングロックの変遷の理由についてご存じの方がいらしたら、どうか教えてください。 備後ピート |
バツ
備後ピート
353 |
一式七糎半自走砲についてですが、仰角が25°に制限されたために榴弾使用時の最大射程はどの程度まで下がったのでしょうか? 園田 |
仰角25度で12,281mとなりました。
超音速
回答ありがとうございます。最大射程は7800mという数値を昔ネットで見たのですが実際は12000mもあったんですね。
園田
アジ歴に九〇式野砲の射表がありました。
それによると、仰角25度(435密位)で11,800mです。
超音速
352 |
ドイツ陸軍IV号戦車、IV号駆逐戦車等の最後期型に採用された鋼線メッシュ式トーマシールドについて質問します。 対成形炸薬弾防御のために考案されたトーマシールドですが、模型の作例等を見ると、シールドの懸吊架のみ装備されて、トーマシールドが装備されていないキットが多いです。これはドイツ最末期の生産混乱のためトーマシールド未装備で実戦投入された車両が多かったということでしょうか? 月刊グ〇ンドパワーや月刊パ〇ッアー読者の方にとっては自明の理の質問かも知れませんが、私は両書を読む習慣がないため恥を忍んで質問するしだいです。 備後ピート |
もともと路面の状態が悪い地域での行軍時などで
車体側のシュルツェンは変形や泥詰まりなどを嫌って外すものだからでしょう。
BUN
あの砲塔だけを地上から出し車体を塹壕の中に置いてたのかもしれません。
確かに生産混乱もあったかもしれないです。そして、BUNさんがお書きになられた理由もあったはずですしトーマシールド未装備の理由はひとつや、ふたつではなかったと思います。
最後期型・・・・・
攻勢よりも防御の役割の方が多かったはずです。
板野ファン
備後ピート
冬季や悪路の行軍時などに外している場合がある、ということです。
写真に多く残されるからといってそれが「常態」とは限りません。
戦闘時にも外すべきものだったらとっくに廃止されていたことでしょう。
重要な装備で戦闘時に役立つものだからこそ、最後まで装備し続けているのです。
BUN
351 |
艦船の質問からでふと思ったのですが、 ポルシェティーガーの発電機とモータで何キログラムの銅を使用していたのでしょうか? 安井 賢一 |
誰か答えて下さい。
350 |
アメリカで開発されたM6スタッグハウンド装甲車ですが、アメリカではサイズがM3、M5軽戦車と同じくらいか大きい為不採用となったとありますが、M3軽戦車を供与されたイギリスでは「ヤンキーのダイムラー装甲車」と好評だったとあります。この違いはどこからくるのでしょうか? あと余あとダイムラー装甲車は2ポンド砲搭載ですが同砲搭載の戦車みたいに榴弾は不搭載だったのでしょうか? まさのり |
M6をアメリカ軍が採用しなかったのはT17E1の試作が重量過大で失敗したからではなく、装甲車の開発方針がより軽量の多用途装甲車へと転換したためにより軽量のM8を採用します。
それから2ポンド砲には榴弾があり装甲車にも供給されています。
BUN
スタッグハウンド装甲車も欧州大陸反攻の時は、その大きさを持て余したみたいですが(笑)
さすがにダイムラー装甲車の時は榴弾があったのですね。
まさのり
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ソ連のT34戦車の砲塔の製作は、1) 鋼板を溶断・曲げ加工したのち溶接, 2) 厚鋼板を熱間プレス加工, 3) 鋳造, の3種類あるとのことでした。しかし最近では、二番目のプレス成形はなかったのではないか、と言われているようです。どれが正しいのか教えてください。 電気戦艦 |
BUN
電気戦艦
電気戦艦