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ちょっと気になると夜も眠れない。 艦船関係 Ans.Q どうでも良いことなのに…、誰か助けて! |
| 1402 |
「ポケット戦艦」等で海軍旗を攻撃直前に掲げれば国際法違反にならないと言われますが、攻撃前何分前とかの規定はないのでしょうか? (まさか、砲撃開始と同時でもOKとか?) 安井 賢一 |
駄レス国務長官
慣例で「戦闘艦」は海軍旗は掲揚するのが常
(例えマストがへし折れようが見えるところに付け直します)ですので
駄レスさんが聞かれてる事は
「誰が見ても軍艦が」「わざわざ所属国旗を掲揚せず」
「戦闘行為直前に掲揚する」「これで国際法違反にはならない(キリ)」
という意味不明の質問の困惑の現れかと思います。
ももんが
仮装巡洋艦などに関するご質問ではないでしょうか?
(ご質問文中の「ポケット戦艦」というのは、書名ではないでしょうか?)
Ranchan
「ポケット戦艦」等、とあるので他の書籍と合わせて「通商破壊戦に従事する艦が旗国を偽り攻撃対象に接近、攻撃前に本来の旗を掲げる行為」は国際法違反にならない……という意味でしょう(違ったらごめんなさい)。
でもってこの場合はグラーフ・シュペー等のいわば「本物の軍艦」が実施した場合を指しているのではなく、ドイツ海軍が実施した仮装巡洋艦による通商破壊戦時の話だと判断します。
色んな戦記や手記を見た感じだと「攻撃開始前」もしくは「降伏勧告」の直前、つまり敵対姿勢を明確に示す前に行っていれば問題ないと思われます。
元自
質問の意味が不明確で申し訳ありませんでした。
元自さんの通りで、通商破壊戦で仮装巡洋艦が国籍を明確にする(海軍旗を揚げる)のはどのタイミングなのかと言う意味でした。
「攻撃開始前」または「降伏勧告」前にするという事ですね。
安井 賢一
軍艦旗に限っても、1907年のハーグ第7回条約などには、そうすれば合法という話はありません。あえて言うなら違法ではない、というくらいです。(違法だろという主張があったが条約として合意できなかった。)
↓にリンクを貼りますので、前文・第2条・第6条を特に確認ください。
ドイツなどの理屈は
@交戦直前に(公海上で)商船⇒軍艦化
A同時に軍艦化を公示
B軍艦になったので軍艦旗を掲げる
C戦闘後、軍艦⇒商船化する
といった感じではないかと。
ただドイツ仮装巡洋艦が軍艦旗だけでなく、ドイツ国旗も掲げてなかったとしたら、海賊扱いになるんじゃないかな。
ちなみに、
・私掠船:1856年に禁止。パリ宣言(Paris Declaration Respecting Maritime Law of 16 April 1856)
・海賊:人類共通の敵。
らしいです。
-----ハーグ条約リンク-----
1907年のハーグ第7回条約(正式名:「商船ヲ軍艦ニ変更スルコトニ関スル条約」/Convention (VII) relating to the Conversion of Merchant Ships into War-Ships. The Hague, 18 October 1907.
https://ihl-databases.icrc.org/en/ihl-treaties/hague-conv-vii-1907?activeTab=
特に、商船⇒軍艦転換を転換国の港湾内でのみ行えるのか、それとも公海でも行えるのかという問題で合意できなかった(前文を参照)。また、戦争中に軍艦に改造された船を、戦争が終わる前に商船に再改造することが許されるかどうかという疑問も解決できなかった。
前文:・・・商船の軍艦への改造が公海上で行われるかどうかという問題については、締約国は合意に達することができていない・・・
第1条:国家による正式編入
第2条:明確な外観表示
Merchant ships converted into war-ships must bear the external marks which distinguish the war-ships of their nationality.
軍艦となった船舶は自国軍艦の外部標識(軍艦旗・識別標)を掲揚しなければならない。
第3条:正規指揮官の存在
第4条:軍隊的規律
第5条:交戦法規の遵守義務
第6条:通知義務
A belligerent who converts a merchant ship into a war-ship must, as soon as possible, announce such conversion in the list of war-ships.
・・・
太助
小職も仮装巡洋艦のハナシかと思いましたけど念のため
フォロー感謝です
>6.
> ただドイツ仮装巡洋艦が軍艦旗だけでなく、ドイツ国旗も掲げてなかったとしたら、海賊扱いになるんじゃないかな。
普段は中立国国旗を掲げたりして正体を欺瞞するんじゃないでしょうか
駄レス国務長官
なるほど。それも作戦のうちですか。
・軍艦として公示登録済の場合:偽旗は作戦でO.K.
調べてみたら
・商船として登録の場合:偽旗はO.K.
らしいですね。これが駄目かと思い込みでした、申し訳ない。
(現在でも海賊避けに旗国を偽るなどはO.K.の模様。ただし常時偽旗は法の精神に沿っていないのかな、臨検受けた時だけ旗国を明らかにすれば良いというのは違和感あります。昔の話ですが。)
太助
第二次大戦中、日本だったか独逸だったかうろ覚えですが
軍用艦艇が他国国旗を掲揚して欺瞞したって話は
聞いたようなそうでないような・・・・(煙突ペイントで本数欺瞞アリ)
成果があったか思い出せませんが
ももんが
―該船(独通商破壊艦レオバルト)は諾威国旗を掲揚し、船名を「レナ」(Rena)と現し居れるが(中略)敵は諾威国旗を掲げしまま戦へり。夫れ或は然らん、戦闘の混乱中斯る点につき錯誤を犯すは有りがちなり、然し斯くまで勇戦奮闘せし敵将士が、外国々旗の下に死に就くが如きことは万々有り得ざるなり。―
以上「英国海軍戦史」第四巻第六章第二節「レオパルド」(Leopard)よりご参考まで
駄レス国務長官
| 1401 |
英語版Wikipediaの軍艦夕張の説明の中 https://en.wikipedia.org/wiki/Japanese_cruiser_Y%C5%ABbari#Modifications で、1924年と34年にバラストが搭載されたとあります。 出典はLacroix, Eric & Wells II, Linton (1997). Japanese Cruisers of the Pacific War. Annapolis, Maryland: Naval Institute Press.となっていますが、これは事実でしょうか。 他で読んだことがないので、御教示いただければ幸いです。 hush |
また同書sheet77 ”Stability”中に「夕張完成大12」満載4.377.7トン、「夕張改造昭10」満載4.787.2トンとあることより、1935年の少し前にバラスト積んで満載4,700トン前後となったコトがうかがえます
まぁ原型から艦橋や煙突の増高でトップヘビー気味であったのと1934年の友鶴事件を考え合わせればあるイミ当然ではないかと
駄レス国務長官
頼れる人は長官閣下であると再認識した次第です。
本年もよろしくお願いいたします。
hush
| 1400 |
軍艦金剛を英国から購入した時、軍艦本体と図面一式を渡してもらいました。この時の建造用図面の形態に関心あります。私が考えるのには2種類あります。一つはすべての建造用図面をトレーシングクロス(tracing cloth 絹の布の片面を石膏のようなもので固めたもので、記入された線を鉄筆でかき取る。謄写版の原紙のようなものです。)に書き入れたもの。でもう一つは、原寸大のものはトレーシングクロスであるが、縮尺のかかったものは、ケント紙あるいはトレーシングペーパーに烏口で墨入れしたもの。実際はどうであったのでしょうか。 電気戦艦 |
駄レス国務長官
電気戦艦
| 1399 |
WW2中の連合国側の輸送船には防御力強化のため船橋に樹脂製の防弾パネルが張り付けられていたりしましたが、あれって戦後はすぐに廃止されたんですか? 戦後も使われ続けたリバティシップなんかは標準装備だったみたいですけど、戦後も供給され続けたりしたんでしょうか? 防弾装備としては必要性無くなったでしょうけど、断熱性とか防錆とかの意味でも役立ってたんじゃないかと疑問に思いました。 おうる |
https://en.wikipedia.org/wiki/Plastic_armour
もし、これなら鉄鋼不足のためにアスファルトに石を混ぜたようなもので、戦後、鉄鋼の供給が復活するとともに必要なくなったようです。
違うものであったら御免なさい。
hush
それです。
船なら定期的に錆を落としてペンキを塗りなおすと思いますけど、既について多分はその時にはがしちゃったんですかね?
おうる
よく分かりませんが、そうではないでしょうか。
hush
| 1398 |
艦名についての質問です。 日本海軍では改装により、見た目も艦種も全く違うものになっても、艦名は原則変更しなかったと理解しています(例えば赤城、加賀)。 しかし、祥鳳、瑞鳳、龍鳳の3艦に関しては、剣崎、高崎、大鯨から艦名を変更しています。 この3艦だけ改名があったのはどういう理由によるものなのでしょうか? JC |
なお、千歳、千代田も改名が検討されたようですが、乗員の希望によりそのままになったと聞いております。
あと、軍艦が艦名を変更したケースとしては砲艦勿来が「来るなかれ」という艦名では中国配備の艦としてよろしくないとして安宅に変更されています。
また、駆逐艦籍から特務船となり楡>第1泊浦、葦>第2泊浦、柹>大須、菫>三高のようなケースもあります。
hush
hush
hush様
「剣崎」「高崎」は旧日本海軍では「軍艦」の範疇ではないでしょうか?
Ranchan
命名時は特務艦(運送艦)です。
なお、剣崎の崎は埼です。
hush
特務艦から軍艦となった為、とのことですが、剣埼は特務艦として計画されたものの、建造途中に軍艦である潜水母艦になり、竣工後、空母改装時に改名したと認識しております(高崎も建造中に潜水母艦になり、そのまま空母になる時に改名)。
除籍後の特務船が従来の名前で呼ばれていたが2代目の駆逐艦が建造された為に改名されたケースや、外交的配慮のいる安宅のケースはかなり特殊なケースで理由も明確と思いますが、潜水母艦剣埼はOKで航空母艦剣埼がNGだった理由がよくわからないんですよね。
JC
推測ですが、この時期に正規空母は〇鳳、商船改装空母は〇鷹というように、艦名の基準が変更になったのではないかと疑っております。
結局、この〇鳳というのも不足するので、山岳名に切り替えられのでしょうが、もしそうならば、懸念の点は解消されると思います。
もっとも、証拠はありません。
hush
@主力艦→航空母艦:艦名変更なし。一度は天皇陛下のご裁可を得ている艦名を変更しない。(赤城や加賀など)
A非軍艦(民間船など)→航空母艦:新艦名を天皇陛下がご裁可と推測。少なくとも新名称は与えられている。
B主力艦以外の軍艦→航空母艦:判断が割れている。
B-1:艦名変更あり。(剣埼→祥鳳、高崎→瑞鳳、大鯨→龍鳳)。新艦名を天皇陛下がご裁可と推測。
B-2:艦名変更なし。(千歳、千代田)
小生の感覚は質問者さんと異なりまして、B-1が普通であり、B-2の艦名を変更しなかった千歳、千代田が異端に感じました。
航空母艦千歳、千代田の艦名は天皇陛下のご裁可を得たものなのか気になります。(普通に考えるとご裁可なし。だがそれで良いのかが判らない。)
ただ、
航空母艦命名手続ニ関スル件(昭和八年十二月十八日)という話があります。
https://dl.ndl.go.jp/pid/1886716/1/223
「航空母艦命名手続ニ関スル件申進
新造軍艦ノ艦名御選定ニ関シテ・・・」
と新造主力艦(戦艦、巡洋戦艦、巡洋艦、航空母艦)は天皇陛下のご裁可を得る必要があるかという項目だと思うのですが、曲者なのが「新造」という文言なのかと思います。
航空母艦への艦種変更の際も「新造」に準じて天皇陛下のご裁可を得ようとするか、文言とおりに新造以外はご裁可不要と判断するか。それとも艦種変更時の命名手続が別に明文化されていたのか。
組織内の勤め人ならば、決裁基準では課長決裁で良いが、部長にも話だけはしておくか。みたいなケースもあるかと思いましたが、戦前戦中の天皇陛下は敷居が高いか?とも思います。
太助
http://www.warbirds.jp/ansq/21/B2001996.html
ちなみに、水上機母艦から空母に改装された「千歳」「千代田」は当然改名されるよていでした。しかし、艦長の発案で乗員にアンケートを採ったところ、改名しないで欲しいという意見が大半であったため、あえてその名前を残したとの逸話もあります。
太助
hush様
遅ればせながら、ご回答有り難うございました。
「崎」の件、誤記に気付かないまま進めてしまいました。申し訳ございません。
Ranchan
戦時中の空母の候補艦名も2例が出されていますので、天皇の裁可が必要だったとは思っております。
千歳、千代田につきましては、どうなのでしょうね。
>9
鄭重な御挨拶痛みいります。
旧日本海軍の艦名で「さき」はほとんどが埼を使用しており、高崎が例外的に崎を使っています。
hush
>この時期に正規空母は〇鳳、商船改装空母は〇鷹というように、艦名の基準が変更になったのではないかと疑っております。
雲龍という例外がありますので、それはないのかな、と思いますが…
>太助様
少し調べてみたところ、Aについては、第二復員省時代に至るまで、特設航空母艦扱いなんですよね(隼鷹、飛鷹さえも)。
ですので、裁可は経ていないんじゃないかと思います。
皆様の回答を拝見させて頂いて、流石に陛下の裁可を仰ぐべきかをアンケートだけで決めたとも思えないですし、ここら辺の雑多な出自の航空母艦が多すぎたせいで、Bのケースも含めてその時々で対応が違った、という可能性もあるのかな、という感想を持ちました。
皆様、ご回答ありがとうございました。
JC
雲龍(それに、その候補艦名の蛟龍)は言われるかなと思っていました。
飛翔する空想動物という括りと書くべきでした。
なお、特設空母神鷹の候補艦名に飛隼があるのはなぜかなと考えています。
>その時々で対応が違った
そお可能性が高いですね。
hush
隼鷹、飛鷹などが特設航空母艦のままとは知りませんでした。できれば根拠資料をご教示頂きたく。
というのはですね、例えば↓のように隼鷹、飛鷹なども航空母艦に含まれる資料もあると思われるのです。。
内令提要別冊(定員関係) 目次
https://www.jacar.archives.go.jp/das/image-j/C18010138000
P.5 航空母艦定員表・・・隼鷹、飛鷹も含まれている。
P.17 特設艦船部隊定員令・・・特設航空母艦の項なし。削除された?
>>12
>>特設空母神鷹の候補艦名に飛隼があるのはなぜかなと考えています。
これも、できれば資料をご教示頂きたく。特設空母なのか特設艦船なのか軍艦なのか、何の艦種に対しての命名なのかが気になりますが、これは同艦に対して、神鷹or飛隼で天皇陛下のご裁可を仰いだということでしょうか?
特設軍艦で一括りなら、隼鷹、飛鷹も特設巡洋艦浮島丸とかと同水準で、命名に天皇陛下の関与なしというのも納得できるといえば納得できるのですが。。
もう少しお付き合い頂けるとうれしいです。
よろしくお願いします。
太助
出典は、片桐大自著「聯合艦隊軍艦銘銘伝」(光人社、1993年)p78だというのは神鷹のWikipediaに書いてあるのですが、肝心の本が見つかりません。
多分、あの本のことですから根拠も何もなしに候補艦名に飛隼があるとしか書いてないように思うのですが。
hush
回答ありがとうございます。
ということは>>11で質問者さんが書いておられるように、天皇陛下のご裁可を経てない可能性もある訳ですか。。少なくともご裁可ありの根拠にはなりそうにないですね。
太助
| 1397 |
巡洋艦夕張は3軸推進艦です。プロペラと舵についての質問です。 1. プロペラの配置は、上から見て3つが直線的に並んでいますか。それとも中心のは後方に突出していましたか。 2. 舵はどのように配置されていましたか。 よろしくお願いいたします。 電気戦艦 |
https://iiif.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/repo/s/hiraga/document/a6f803b8-17e5-429f-939b-cab46095b9e4#?c=0&m=0&s=0&cv=2&xywh=1147%2C2610%2C960%2C573
東京大学柏図書館・呉市海事歴史科学館所蔵 平賀譲デジタルアーカイブ
軍艦夕張肋材第五拾八番及第弐百拾九番付近肋材構造図/軍艦夕張最大中央横断/軍艦夕張一般艤装図(3枚)大正10.12.28 IIIF Drag-n-drop
ID: 22150301 カード目録: 〔軍艦夕張関係綴〕 カテゴリ: 巡洋艦:夕張 所蔵: 東京大学柏図書館
hush
電気戦艦
コンピューターですと明確に分かりますが、中央軸のみが後方に突出しており、舵は中央に1枚のみです。
hush
Ranchan
hush様 ありがとうございます。 このご教示で私の質問の大半は解決していると思います。
>4
Ranchan様 日本海軍には3軸推進艦があまりなかったので、思い込みで間違ってしまったのでしょうか。
電気戦艦
参考にしたと思しき図面はちゃんと三軸なんですよ、単純にメーカー側のチョンボだと思われます。
まあシリーズ物で他の艦でも明らかにおかしな部分が多々見受けられるシリーズだったのですが。
元自
元自様 そういうこともあるのですか。私は、モデルメーカーというのは凝り性の人の集まりで、できたものも大変正確なものと思っていました。
電気戦艦
艦船模型が精密・正確を競うようになったのはここ20年くらいからです。
それまでは同型艦なら箱替えキットがあたりまえで、金剛型戦艦4姉妹が全部中身が同じ・・・なんてのもありました。
今ではキットの精密・正確さはかなり向上していますが、メーカーによって差はありますし、お値段もかなり違ってきます。
最高レベルだと1/700戦艦「金剛」1944(艦橋のみ)20,790円、煙突セット11,011円、メインマスト&クレーン7,623円・・・なんてのもあります。
Ranchan
Ranchan様 興味深い情報有難うございます。それにしても今のモデルメーカーがかなり精密なものを出しているのが不思議です。元になる図面の出所はどうなんでしょうか。1945年9月に艦政本部は軍艦の図面等は一切焼却せよと通達しました。真面目に実行した人や事業所もあるでしょうが、無視したところも現実にはたくさんあったでしょう。ということは、民間には夥しい図面類は残っていたでしょう。それらを集めながらモデルの元にしたのかと思います。
吉村昭の戦艦武蔵には、図面が一枚なくなったことで大騒ぎになったことが描かれています。しかしこれは、軍から貸してもらったものが紛失したということで騒ぎになったのです。実際は軍から借りた図面は会社で作業のためということで多数写しを作っていましたから、実際には大したことではなかったのでしょう。なお、戦艦武蔵建造録の中身は、ちょっと細かいことになると載っていませんし不満ですね。三菱長崎の造船史料館には、まだまだ膨大なお宝が眠っているのではないでしょうか。コピーしたものは焼却しないといけないのですが、こっそり隠してあるということは、正式にはまずいのでしょう。
電気戦艦
20世紀末以降、インターネットの発達と資料の電子化による閲覧難易度の低下、民間による戦没艦の海底調査等が大きな理由ではないかと推測します。
元自
元自様 おっしゃることの大半はその通りだと思います。ただ私はデータの出所に関心があり、結局は指示に従わなかっ人のデータが今世界に出回まわっているのだな、と感じました。
電気戦艦
| 1396 |
米軽巡洋艦「アトランタ」((CL-104)についてお伺いします。 「アトランタ」は退役後大改装を受け雑役船「アトランタ」(IX-304)として再就役し「オペレーション・セーラーハット」に使用された後撃沈処分されていますが、「アトランタ」はこれだけのために(使い捨ての実験艦として)「IX-304」に大改装されたのでしょうか? それとも本来は他にもいろいろIX-304として使用される予定だったのでしょうか? (「オペレーション・セーラーハット」での損傷が予想以上に酷く、予定変更して処分されたのでしょうか?) 宜しくお願い致します。 Ranchan |
というのは、1965年初頭の実験使用後同年末にカリフォルニア州沿岸で係留されてから標的として沈められるまでの5年間何らかの手を加えたという情報がないですし https://www.navsource.net/archives/04/104/0410435.jpg の沈没時の写真でも変化はないようです。
クリーヴランド級は他にもあるのに、他に使われていませんし、充分なデーターが得られたのではないでしょうか。
hush
いくら米軍と言えど、あそこまで費用を掛けて改装した艦をたった一回のテスト作戦で使い捨てにするものか?と思いましたので質問させて頂きました。
使い捨てにするんですね・・・。さすが米軍。
Ranchan
1931年当時Mk14魚雷1本は約1万ドルでした。
この1万ドルは2024年の20万7千ドルに相当するというので3000万円ほどです。
この高価さのため、魚雷を破壊するような実験は禁じられ、標的艦も提供されませんでした。
この結果、アメリカ潜水艦(実は水上艦艇のも)の魚雷が役立たないという事実が太平洋戦争が始まるまで分からなかったのです。
このためかどうかは存じませんが、使い捨てにしていいものに対しては勿体ないという考えがアメリカには存在しないようです。
もし、その費用を惜しんで、別の実験でアトランタに搭載されたの同じ艦橋が再利用され、すでに破壊されていたがゆえに被害が分からなかったら困るからです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Aerial_view_of_the_Philadelphia_Naval_Shipyard_Reserve_Basin_on_19_May_1955_(80-G-668655).jpg
分かっていても、普通はできませんが、この写真を見るといいかなと思うのです。
hush
| 1395 |
新型戦艦の艦影を、仮想敵国の戦艦に酷似したデザインにすることはセーフなのでしょうか? 敵国の軍艦と同じデザインにすることで、海戦でどのような効果があるかという話ではなく 国際法的に考えて許させるのでしょうか?ということです。 ビスマルク級とプリンツ級の艦影を似せたという実例は知っていますが 史実での軍艦建造で、仮想敵国の軍艦と似たようなデザインになったというケースは知らないので 意図的にそういう設計にしてみたら?と気になったのです。 (「そんなことして何になるんだ?」という当たり前すぎる疑問は一旦置いといて) 天手力男 |
https://en.wikipedia.org/wiki/French_cruiser_Ch%C3%A2teaurenault_(1898)
この艦は、通商破壊作戦時に発見されにくいように当時の客船によく見られた4本の高く等間隔の煙突と張り出した船尾を持っていました。
ドイツの武装商船等も他国船に化けることはしていました。
また、日露戦争で拿捕したロシア水雷艇レシテリヌイを日本海海戦で使用したのも一種の欺瞞行為だったのかもしれません。
hush
お尋ねの前提になっている「国際法的」の「法」って具体的に何でしょうか?
ねこ
戦艦に限らず、空母や巡洋艦の艦種を問わず、また速力等の他の使用もそうですね。例えば、駆逐艦の主砲は単装か連装です。高角砲もそうです。
老人
相手国の艦船を攻撃する場合は軍艦旗を掲げることとなっているようですが、ドローンが軍艦旗を揚げているとも思えません。
したがって、相手国のデザインに意図的に似せたからと言って、問題になると思えません。
hush
軍艦のデザインに関しては法律と条約の対象外という事に、少なからず驚きました。
また国際法云々については何も知らない素人で、兵士が敵国の軍装で身分詐称するのはアウトだと
知ってはいましたが、では軍艦の場合は同じことをしたらどうなるだろう?と
漠然と思っただけです。
天手力男
「所属国を詐称する」ことでしたら艦そのもののデザインよりも「敵国の軍艦旗を掲示している(自国の軍艦旗を掲げていない)」などが違反に該当するのではないでしょうか。
Ranchan
ありえそうなのは外国に製造依頼したものが
近隣で双方購入した、位でしょうけどそういった話も聞いたことは無いので
ほぼあり得ないとは思います。
ドイツの似た艦形で戦艦巡洋艦をつくったのは
「艦種を誤認させる」のが目的というのが通説ですので
遠く離れたA.B.C地点でほぼ同時にビスマルク級に襲われたと通報されたりする、通信元は商船のほぼ素人ですので効果が見込める
接触された場合の被弾回避に効果が見込めるというメリットが
考えられます(過大過少に距離算定される可能性が見込める)
ももんが
近隣で双方購入した、位でしょうけど
似た話ならありましたね。
WW2後、アメリカのブルックリン型軽巡洋艦がアルゼンチン(「フェニックス」(CL-46)「ボイス」(CL-47))、ブラジル(「フィラデルフィア」(CL-41)「セント・ルイス」(CL-49))、チリ(「ブルックリン」(CL-40)「ナッシュヴィル」(CL-43))の南米3国にそれぞれ2隻づつ譲渡または売却されています。
姉妹艦がある意味ご近所での敵味方に分かれることになった訳ですが、お題の件は特に問題視されていないようです。
Ranchan
| 1394 |
航空母艦の格納庫甲板について質問です。 飛行甲板上の航空機が波浪の影響を受けないようにするためには飛行甲板の高さを海面から20m程度確保する必要があるとかいうような話があったと思いますが、格納庫甲板についてそうした話はありますか? 密閉式格納庫ならあまり問題は無いかも知れませんが、舷側エレベーターや解放式格納庫甲板の場合は荒天時に舷側から波浪で海水が侵入してくる可能性があるため現在の空母は格納庫甲板を昔のように多層化できないとか聞いたので疑問に思いました。 おうる |
乾舷がエセックス級より低く、波浪の侵入の可能性があったためです。
また、近代化改装によりさらに乾舷が減ったため、ミッドウェーは最終的に横須賀でバルジを装着しましたが、同様周期の点で問題が出てしまいました。
なお、現在のアメリカ空母の開放部には巨大なスライド式ドアがあり、昇降機も含めて荒天時の対応ができるようになっています。
hush
それで格納庫甲板の海面からの高さはどれくらい必要と言うような基準は定められたのでしょうか?
おうる
つまり開放式で問題になる点はフォレスタル級の時点で解決されていて特に基準を定めるような必要はなかったのでは?
元自
密閉式格納庫でも舷側エレベーターに艦上機を乗せおろしする際は舷側のシャッターを開くでしょう?
舷側エレベーターを採用している時点で全く問題にならないということは無いような気がするのですが
おうる
荒天時は舷側エレベーターにも運用制限がかかる可能性もありますね。(つまり艦上機の乗せおろしはしない可能性。)
舷側のシャッターを閉じている写真ってありますかね?
もっと小さな米国強襲揚陸艦や他国空母の方が荒天の影響を受けやすい印象ですので、これらも必要に応じて調査範囲とされた方が話が深堀りできるかなと感じました。
太助
質問文に格納庫甲板の多層化という文言がありましたが、現在は格納庫の高さ自体が昔よりも高く要求されているのではないかと思いました。
イメージで話しますが、昔は小さい飛行機をチェーンブロックあたりで整備していたのが、現在は大きな飛行機を天井クレーンを使って整備するような感じで。(これは個人のイメージで、実際がどうなのかは調べる必要があります。)
太助
舷側のシャッターを閉じている写真ってありますかね?
https://clickpetroleoegas.com.br/wp-content/uploads/2024/06/Descubra-por-que-os-porta-avioes-dos-Estados-Unidos-nao-possuem-portas-no-deck-inferior-e-como-isso-impacta-suas-operacoes.jpg
半分閉じた写真を見たことがあったのですが、再発見できませんでした。
上の写真の奥に写っている青いヘルメットの人の奥にあるのがスライドドアで、レールが手前に延びています。
hush
ありがとうございます。どの船なのか気になりますね。
小生も調べてみましたが、↓が見つかりました。
自衛隊の護衛艦いずもの写真ですが、エレベーターが飛行甲板面にあり、シャッターは閉まっている状態のようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:DDH-183_いずも%2811%29.jpg
格納庫、、海面に近くみえますね。
太助
低いですね。
もっとも、https://www.reddit.com/media?url=https%3A%2F%2Fpreview.redd.it%2Fwarplanes-in-hangars-and-diagrams-of-hangar-capacity-of-v0-46b3es51udtc1.jpg%3Fwidth%3D1080%26crop%3Dsmart%26auto%3Dwebp%26s%3Dbc2cf032ab689f63765b56c194778c76e9f1bf06 のニミッツ級の画像を見ると、格納庫って水面に近い位置にあるのですね。
揚陸艦のように、その下に車両用格納庫を置いていますが、6で言われているように多層化は搭乗人員の収容先もあって難しいですね。
hush
揚陸艦のように→一部の揚陸艦は
hush
| 1393 |
以前、松型駆逐艦・橘型駆逐艦の主機構成について質問したことがあります。その際は、駄レス国務長官さん・kimuradaさんにはお世話になりました。 本件について、若干の進捗らしき事柄がありましたので、進捗の紹介がてら、残る疑問点を整理しました。 【背景】 1)橘型駆逐艦は中圧タービン・巡航タービンを撤去したという情報がある。 (↓建造中水上艦艇主要要目及特徴一覧表のP.3 橘の摘要欄) https://www.digital.archives.go.jp/acv/contents/pub/pdf/S48B0500450000/0383.pdf ちなみに昭和造船史にはHIL-T×2、つまり中圧タービンはあるとの記載。 2)これに対して駄レス国務長官さんから、中圧タービンをナシにすると基本設計からやり直しになる旨のコメントを頂きました。 ⇒質問者としてはコメントには同意するものの、1)の情報の取扱に困っていた。 【今回の進捗】 橘型駆逐艦に中圧タービンはあった模様。 (↓の、戦後に特別輸送艦となった橘型駆逐艦「蔦」の報告書P.2に、 ”舷機中圧「タービン」主蒸機入口側「パッキン」換装” という記述あり。) https://www.jacar.archives.go.jp/acv/contents/pub/pdf/C08/C08011227200.c0660109029.01hikiwatashi_085.0253_01.pdf 「舷機」と付くところが気持ち悪いが、、橘型駆逐艦に中圧タービンはあったようで一段落。 といった所で、残件は、 【前からの疑問】 ・橘型駆逐艦に巡航タービンは付いていたのか?(片軸のみ) 【追加の疑問】 ・第一号型輸送艦に巡航タービンは付いていたのか?(たぶん付いていないと思いますが。) 備考) 松型駆逐艦は左舷軸のみ巡航タービンを備えていた。第一号型輸送艦は松型駆逐艦の主機械を1軸に減らしたものを搭載。 ご回答よろしくお願いします。 太助 |
誰か答えて下さい。
| 1392 |
4連装砲についての質問です。 日本では4連装砲は平賀氏が推していたものの被弾時の戦力低下を問題視され研究されなかったと聞いたことがあります。しかし英仏では4連装砲を搭載した戦艦が建造され、アメリカでもノースカロライナ級で搭載が予定されていりと各国で開発が行われていました。これらの国は日本が懸念した戦力低下などはどう考え開発をしたのでしょうか? 豆戦車マン |
一応、エレヴェーター条項により制限は緩和されましたが、その範囲内で可能な限りの調和を求めた解の一つが四連装砲塔だったということでしょう。
hush
4連装砲が軍縮条約下における排水量の制限の中で攻に使う重量を抑える為の工夫という面はそうだと思います。
ですが、日本はその軍縮条約下においても4連装砲は開発せず、金剛代艦などは3連装砲でした。またフランスは軍縮条約より前のWW1勃発前に建造を開始したノルマンディー級やリヨン級に4連装砲を採用しています。これは各国どのような思惑があるのか?ということです。
もっとも今書き込んでて思ったのは、大和以前の日本の戦艦は連装砲装備で、金剛代艦で計画された3連装砲でもそれまでの戦艦に比して重量を圧縮できている訳ですし、ロンドン条約下では海軍はもう脱退してより大口径の46cm砲を搭載した大和型を建造する気マンマンだったからかもしれません……
豆戦車マン
ノース・カロライナ級は日本が条約明けに16インチ砲を採用すると聞いて、14インチ4連装を諦めて16インチ3連装砲塔に変更しました。
フランスは大口径化する必要性を感じず、手数を重視したのだろうなと思います。
英国の場合は乗り遅れたのでしょうが、門数を重視するか、口径を重視するかという基本方針が異なっていたのでしょう。
hush
同数の主砲を搭載する場合、連装主砲塔と比較して砲塔数が減少する3連装・4連装主砲塔が最上型軽巡まで実現しなかったのは、このような思想も影響していたのではないでしょうか。
Ranchan
フランスは何か砲数を積むことに固執していたんですかね、16門艦とか計画しているし。
日本でいうところの”1発の被弾で4門不能”問題も、フランスの四連装砲塔は、4門を「同じ砲架に載る2門×左右セット」で構成し、中央隔壁を設けて被害を局限する構造を採っていた。
分離されているのは砲室だけではなく、多くの場合、
・揚弾機構(hoists)
・装薬庫・弾薬庫
・装填設備
も左右セットで分離されており、火災や誘爆の伝播を抑止するようになっていたそうです。
よく出来ていると思いますし、これが標準・普通なんでしょうね。
イギリスの四連装砲塔艦はKGV級。フランス式ほど左右ユニットが独立が徹底していないらしい。ただフランスの実績やネルソンで三連装砲塔の経験もあり、四連装砲塔そのものへのアレルギーは無かった模様。それに「14インチ×10門+35,000トン」を達成するには四連装砲塔は必要不可欠。
英国海軍内部文書でも:
“French practice of subdividing turrets is convincing”(フランスの区画構造は説得力がある)
という記録があるらしい。
四連装砲塔は技術的課題があるが、課題は解決すれば良いとのスタンス。
日本は、、、四連装砲塔アレルギーですね。平賀さんは真っ当なことを言っている気がしますが、理屈っぽく聞こえたのかな。二連装砲塔→三連装砲塔→四連装砲塔と段階を経たら良かったかもしれないが、三連装砲塔にいまいち感もっていたみたいのも悪影響か。なんにせよイデオロギーだからな。。。
平賀譲海軍造船大佐の四連装砲塔説より。
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二連装五砲塔艦の排水量約47,600トン、六砲塔艦52,700トンに対し、三連装四砲塔艦48,200トン、四連装三砲塔艦46,600トンにして、四連装の排水量は二連装艦に比し約6,000トン、三連装艦に比し約1,600トンを減ず。
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目下一部の四連装砲塔計画には中心線に防御隔壁ありて左右を遮断すと云えば相当に安全を加うるものなるべし。
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四連装砲塔艦
フランス)
艦級名 主砲口径 門数 最大速力 全長×全幅 排水量
●ノルマンディー 13.4inch 12門(4+4+4) 21knot 175.6m×27m 25,230 ton 備考)1913年頃計画、未成、ドックの制約により小ぶりに。
●リヨン 34cm 16門(4+4+4+4) --knot 194.5m×29m 29,000 ton 備考)1915年頃計画のみ
◎ダンケルク 33cm 8門(4+4) 30knot 215m×31.1m 26,500(基準)-30,264(常備)-34,884(満載)ton 備考)1931年頃計画
◎リシュリュー 38cm 8門(4+4) 30knot 247.8m×33m 35,560(基準)-43,293(常備)-47,548(満載)ton 備考)1935年頃計画
イギリス)
艦級名 主砲口径 門数 最大速力 全長×全幅 排水量
○KGV 35.6cm 10門(4+4+2) 28knot 227.1m× 31.5m 38,030(基準)-42,237(満載)ton 備考)1935年頃計画
三連装砲塔艦
イギリス)
艦級名 主砲口径 門数 最大速力 全長×全幅 排水量
◎ネルソン 406mm 9門(3+3+3) 23knot 216.4m×32.3m 33,333(基準)-34,000(常備)-38,000(満載)ton 備考)1922年頃計画
◎ライオン 406mm 9門(3+3+3) 28.5knot 234m×32.5m 39,480(基準)-45,237(満載)ton 備考)1938年頃計画、未成
二連装砲塔艦
日本)
艦級名 主砲口径 門数 最大速力 全長×全幅 排水量
●扶桑型戦艦 14inch 12門(2+2+2+2+2+2) 23knot 205.1m×29m 29,330(基準)-30,600(常備)ton
●伊勢型戦艦 14inch 12門(2+2+2+2+2+2) 23knot 208.2m×29m 29,990(基準)-31,260(常備)ton
◎長門型戦艦 41cm 8門(2+2+2+2) 26.5knot 215.8m×29m 32,720(基準)-33,800(常備)ton 備考)1915年計画
◎加賀型戦艦 41cm 10門(2+2+2+2+2) 26.5knot 234.1m×29m 39,900(常備)ton 備考)1918年頃計画
◎天城型巡洋戦艦 41cm 10門(2+2+2+2+2) 30knot 252.4m×32m 41,188(常備)-47,600(満載)ton 備考)1919年頃計画
一部単位がおかしい所がありますので、参考程度で。
太助
とはいえ排水量を踏まえれば十分合理的と言える4連装砲をよく研究せず否定してしまったのは平賀氏嫌われてたのでは……と邪推してしまいます
豆戦車マン
それによると16インチ50口径砲では連装、三連装までは1門辺りの重量が軽くなっていますが、四連装では逆に1門辺りの重量が増して重量効率が悪化しています。
14インチ50口径砲の試算では四連装でも1門辺りの重量は三連装より軽くなっており、大口径砲の多連装化は16インチでは三連装が限界と判断した結果なのでは?
元自
16インチ50口径砲塔を前提にしますが、
そこに記載の四連装重量=2165tonとは、4本の砲身がそれぞれ独立の仰角をとれる構造の場合ですね。(1本あたり541ton)
(バーベット直径は13.716m)
他国と同様に2本ずつセットで仰角をとる構造では、四連装重量=2009.7tonとされています。(1本あたり502.5ton)
(バーベット直径は11.684m)
艦全体の重量軽減を除いても、他国同様の方式をとると、16インチ50口径砲の場合も四連装は三連装に比べ同等以上に有利かも。ただし四連装は幅をとるのも事実なので、高速艦向きではないのかもしれません。
太助
自己レスですが誤記ありました。
他国と同様に2本ずつセットで仰角をとる構造では、
×(バーベット直径は11.684m)
○(バーベット直径は12.497m)
同口径砲比較ならば、三連装に比べて四連装は幅広になり高速化に不利かとも思いましたが、四連装にするくらいならば砲口径を1ランク大きくした三連装の方が良いのかもしれませんね、条約等の縛りが無ければですが。
太助
平賀譲デジタルアーカイブより〔各種砲塔要目表〕
https://iiif.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/repo/s/hiraga/document/4dfb5f3a-73be-4fb4-b416-1ebf82bedf36
太助
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友人の頼みでニューメキシコ級2隻が1944年3月の19日~20日にニューアイランド島に艦砲射撃を加えているとされている写真でどちらがどの艦なのかを調べて欲しいと頼まれたのですが、 それぞれの艦影を調べている中で左側の大型艦の艦影に違和感を覚え、調べてみた所テネシーが一番近いように思われ、当時の米軍の作戦記録を確認してみました。 それによると同日の記録にテネシーとアイダホ、ニューメキシコとミシシッピがそれぞれ分艦隊を組み、ニューアイランド島に艦砲射撃を加えたという記録が見つかったので、 個人的には写真に写っているのはテネシーとアイダホの2隻なのではないかという仮説を立てたのですが、 どなたかこの仮説の立証か否定をして頂けないでしょうか? 厚かましい質問なのは承知の上ですが何卒お願いします。(友人にはきちんと許可を取っております) 疑惑の写真 ttps://www.history.navy.mil/our-collections/photography/numerical-list-of-images/nhhc-series/nh-series/80-G-225000/80-G-225253.html 作戦記録 ttps://catalog.archives.gov/id/78580251 クロロ |
こちらから与えた情報は以下の5種類。
推測結果は、高確率で New Mexico & Mississippiということになりました。
【入力:写真の2戦艦の艦名を推測せよ】
1. 疑惑の写真
2. 作戦記録から、action reportに以下の記述があること。
Bombardment Group ONE U.S.S. NEW MEXICO, U.S.S. MISSISSIPPI, Destroyer Division FORTY-HINE; Bombardment Group TWO U.S.S. TENNESSEE, U.S.S. IDAHO, Destroyer Division FIFTY
3. 疑惑の写真には、以下のキャプションがついていたこと。
Caption: Two U. S. Navy battleships bombarding Kavieng on 20 March. These ships are two of the following: NEW MEXICO (BB-40), MISSISSIPPI (BB-41) and/or IDAHO (BB-42).
4. 写真のキャプションは、 Caption: Two U. S. Navy battleships bombarding Kavieng on 20 March. These ships are two of the following: NEW MEXICO (BB-40), MISSISSIPPI (BB-41) and/or IDAHO (BB-42). となっている。ussテネシーを除外できた理由は何だろうか?
5. ussアイダホが候補に入っている理由は? ちなみにアイダホは舵故障で隊列から一時落伍しており、復帰後はどの位置についたのか不明だ。
【結果】
⇒最終的な推測は以下の通りでした。
項目 内容
作戦名 Bombardment of Kavieng, New Ireland
日時 1944年3月20日
指揮官 Rear Adm. Charles D. Griffin
参加戦艦 USS New Mexico (BB-40),
USS Mississippi (BB-41),
USS Idaho (BB-42),
USS Tennessee (BB-43)
編成 Bombardment Group One:New Mexico, Mississippi, DesDiv 49
Bombardment Group Two:Tennessee, Idaho, DesDiv 50
写真に写る2隻 高確率で Group One(New Mexico & Mississippi)
ussテネシーがキャプションから除外された理由は、
『撮影された2隻は**ほぼ同型艦(New Mexico 級)**に見える。
Tennessee は改装により上構(艦橋・マスト形状)が大きく異なり、遠景でもシルエットが判別可能。
したがって、もし Tennessee が写っていれば、容易に特定できるはず。
しかしこの写真ではその特徴がないため、整理段階で「Tennessee ではない」と明示的に除外されたと考えられます。』
USS Idaho(BB-42) がキャプション中で候補に含まれている理由は、
@ 当日の行動記録の曖昧さ(特に航空機撮影の時刻が明記されていないこと)、および
A Idaho が途中で一時的に落伍した後、砲撃に再参加した事実
に起因しています。
質問者さんはussテネシーがいるように見えた、ChatGPTはそうは見えなかった。小生は目が弱ってるので判断保留。
あとはキャプションの受取り方ですね、小生は意味があると思ったのでChatGPTに情報を与えました。
クロロさんの判断は変わるのか/変わらないのか、最期は信じたいものを信じればよいと思いますが、まあご参考程度になれば幸いです。
太助
今から思えば単に角度の問題でそう見えただけで艦橋もテネシーの物より明らかに大きく、角張っているように見えますね…
私とした事が浅慮でした。わざわざお付き合い頂きありがとうございます
クロロ
| 1390 |
昭和20年でも年でも艦上運用実験機として指定された彩雲の雲の増加試作機があるそうですが、これは雲龍型での運用を想定していたのでしょうか? 天馬 |
当サイト内の記事です。
「昭和19年10月16日空母及搭載艦関係報告資料」に雲龍に彩雲3機搭載予定とあります。
超音速
天馬
| 1389 |
現在の空母は艦上で艦上機を移動させる際に車両で牽引してたりしますが、航行中の艦船の上で自動車を走らせるようになったのはいつからですか? 最初の例が知りたいです。 おうる |
hush
機体の大型化に伴い必要になったようですね。
大柄な機体の多い米海軍ならではだと思いました。
おうる
鄭重な御礼痛みいります。
アヴェンジャーが8t近く、他の機体の2倍近い重量があったのでジープが導入されたようです。
興味深いのは、専用の車体が開発されたのに、このジープが50年代まで使用されたことです。
hush
| 1388 |
重箱の隅をつつくような質問ですが。第二次大戦での日本の残存艦艇についての本を見ると、「米or英への賠償艦に指定されたが実際には引き渡されず日本で解体された」というものが多くあります。あれは 「要らないからそっちで勝手に処分していいよ」と無償で返還(または受け取り拒否?)された扱いということでしょうか? もしくは 所有権はあくまでも米or英で、艦そのものは引き渡さなくても 解体を依頼されてスクラップとしての売却益は納めたとかの形なんでしょうか。 かめ |
hush
「賠償艦を引き取る→本国に回航せず即刻日本の解体業者にスクラップとして売却、代金を領収」
というのが大部分だと思います。
Ranchan
はっしゅ先生/
戦艦ナッサウは幾らでしたか?
駄レス国務長官
トルグート・レイズも含めて分からなかったです。
一応 https://www.jacar.archives.go.jp/das/image/C10128219200 あたりは探っていたのですが。
hush
Ranchan様
回答ありがとうございます。
米or英が日本の業者に直接売却ということに思いが至りませんでした。
海防艦で1隻いくらくらいだったんだろう。
かめ
鄭重な御礼痛みいります。
かつて三笠が荒廃して修復をとなった際、いっそ船体を屑鉄として売って記念館を作ろうと話があり、4000tで8000万ほどになると試算されています。
これに対し、アメリカ海軍がLST1隻を寄贈、1650tで約3000万円になるが、これでどうだということになって翌1959年に三笠は国庫からの5000万円、民間からの募金1.5億円と合わせて修復されたという話があります。
海防艦ですと排水量が700〜1000t内外で、そこからどれだけ屑鉄が取れるか知りませんが、多少の参考になろうかと思います。
もっとも、敗戦直後と高度成長期では比べるのも困難でしょうが。
なお、 https://www.jisri.or.jp/kakaku に現在の鉄スクラップ(鋼スクラップ)価格が出ておりますが、4万円/tとすると500tで2000万円ほどとなります。
hush
これだと戦艦「大和」でも64,000tとして64,000t×4万円=25億6千万で買える!(64,000tは基準排水量だからもう少し安くなるでしょうが)
・・・と無茶を言ってみる。
Ranchan
お世話になります。
「戦艦オルデンブルクを日本政府はオランダの解体業者に19000ポンドで売却」の出典元を知りたいのですが、御教示頂けますか?
太助
こちらこそお世話になっております。
出典はhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%82%B4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%88_(%E6%88%A6%E8%89%A6) というわけで、Wikipediaです。
もっともこれの出所が書いてないですし、他にこれを書いてあるページもなさそうなので、出所を探して随分と苦労されたのではないかと思います。
すいません。
hush
早速の対応ありがとうございます。
確かに「四番艦オルデンブルク(ドイツ語版)は日本に賠償として引渡されたが、日本政府は19000ポンドで本艦を売却しオランダのドルトレヒトで解体された。」と書いてありますね。
19000ポンドで納得しました。
艦の規模からしてスクラップ価格は概略1トン1ポンドになるのでしょうか。1916年の為替レートを1ポンド10円とすると、戦艦オルデンブルク1隻で約20万円(当時の円価で)くらい。
ちなみに、戦艦三笠で建造予算1300万円(当時の円価で)ほどらしい。
-----以上は当時の円価、以下は現在の円価-----
貨幣価値を、当時の1円≒現在の2000円としたら、
戦艦オルデンブルクのスクラップ価格は現在の貨幣価値で4億円。
戦艦三笠の建造費は現在の貨幣価値で260億円。
戦艦オルデンブルク(2万トン)× スクラップ相場(4万円/トン)ならば8億円ほど。
>>8で質問した際は、(ちょっと暗算を間違えていて)スクラップ価格19000ポンドは安過ぎかと思いましたが、当時のスクラップ市場が不況と考えれば有り得る価格といったところでしょうか。
ちなみに、当時(1916年代)の1円≒現在の2000円の仮定は以下から。なんちゃって予想です。
・1916年→1936年:インフレ率は1-2倍を仮定。
・1936年→1946年:インフレ率は約3倍。
(AIによると、1936年→1949年:インフレ率は220倍。1945年→1949年:インフレ率は70倍。これらの割算。数字の裏はとっていない。)
・1946年→2025年:インフレ率は600倍。
(1946年の国家公務員大卒初任給が540円
で、現在2025年は36万円くらい⇒倍率600倍。)
某サイトの某図表(企業物価指数の推移1901-2022)をみると、
859.4÷0.469≒1850
あたりがより正確かもしれない。
太助
ナッサウは、https://www.jacar.archives.go.jp/das/image/C10128487100の43ページ
https://www.jacar.archives.go.jp/das/image/C10128487200の9ページによると16000ポンドです。
>8&9
英語版wikiでは、出典付で英国の業者に売却され、その後オランダの業者へ再売却の形のようですが、売却価格に関しては記載がないです。
オルデンブルクの売却価格は、https://www.jacar.archives.go.jp/das/image/C10128487200の13ページ19ページに19000ポンドと記載がありますので
日本語版wikiの出所はこのあたりではないでしょうか。
根性の無い履帯
ご教示有難うございます
オルデンブルク 22,800噸 19,000ポンド
ナッサウ 18,800噸 16,000ポンド
比率 0.82 0.84
・・・ですから妥当な線ではないでしょうか
他の関連文書も興味深かったです(仏のえげつなさが目立ちますね)
造船材料8千トンも分捕ったのは初めて知りました
やはり敗けると身ぐるみ剝がされちゃいますね・・・
駄レス国務長官
内容確認しました。ありがとうございます。
>>3の質問も単なる疑問だったみたいですね。オルデンブルクの売却価格19000ポンドが真っ当な数字であるかはナッサウの売却価格を調べれば判りますよと、婉曲な指摘だったのかなと当初穿った解釈をしていました。ナッサウの売却価格が19000ポンドより大きかったり、19000ポンドとは桁が違うほど売却価格に差があったりするのかなと(ひとつの可能性として)考えていましたが、杞憂であることが判明して良かったです。
素直に物事を解釈する習慣をつけんといけませんな💦
根性の無い履帯さん、どうもありがとうございました。
太助
ありがとうございました。
私も結構探したつもりでしたが、根性なしでした。
hush