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艦船関係
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1101 戦艦大和や長門等の大口径主砲弾の正確な図面を探しています。
U. S. NAVAL TECHNICAL MISSION TO JAPAN 0-19 p.63 
http://fischer-tropsch.org/primary_documents/gvt_reports/USNAVY/USNTMJ%20Reports/USNTMJ-200E-0344-0416%20Report%200-19.pdf
にある、九八式十糎高角砲弾の図面のように砲弾の正確な角度や長さが知りたいです。
用途としては、数値流体力学で砲弾周りの空気の流れを解析したいと考えています。
大口径主砲弾の正確な図面が載っている資料等ご存知であればご教授いただきたいです。
よろしくお願い致します。

仮田

誰か答えて下さい。

1100 いつもご教授頂きまして有り難うございます。

明治〜昭和初期、日本戦艦は(大改装までは)主砲塔の水圧動力が能力不足であったため「斉発を行うと極端に発射速度が遅くなる」という欠点があり、「交互打方」を常用とせざるを得なかった。

一方強力な主砲塔動力を持つアメリカ戦艦にはそのような欠点はなく、全門による斉発を基本として問題はなかった。

・・・と聞いております。

では、イギリス等その他の国の戦艦では、このあたりの事情はどうだったのでしょうか?
(明治〜昭和初期の時期、斉発が実用的でないのは日本戦艦だけの問題だったのでしょうか?)

宜しくお願いいたします。
Ranchan

誰か答えて下さい。

1099 ガレー船/ガレアス船について質問です。

ガレー船やガレアス船などで漕ぎ手たちが乗る甲板は何甲板というのでしょうか?

「櫓棚」という単語を見つけましたが、これは漕ぎ手が座る腰かけのことで甲板そのものの名称ではありませんよね?
おうる

  1.  おうる殿、その質問では範囲が広すぎて応えるのが困難です。

     一度でも、せめてウィキペディアを調べていれば、こう申し上げる意味が御分かりになると思いますが、ガレーは紀元前3000年頃から19世紀まで使われました。ごく初期では、そもそも甲板がありません。

     有名な古代ギリシャの三段櫂船なら、ttps://suichukoukogaku.com/trireme/に解説が在ります。最下層の漕ぎ手は船倉内の櫓棚、中段は甲板(一層しか無いようです)に、上段は舷側に張り出したギャングウェイに座しています。

     ローマ帝国だけでも進歩を追うのが大変です。さらに近世のガレー、例えばベネチアも構造が違うようです。この時代だと漕ぎ手甲板という言葉もあるようですが、確認しておりません。


    タンジェント


  2.  追記します。

     ガレアスは16世紀以降に登場します。ガレーに船首楼・船尾楼を設けて幅広になり、大砲を載せ、三本マストを設けて帆走能力を高めたものと私は理解しています。櫂は一層のみ、場合によっては50本を超える櫂一本毎に漕ぎ手が5人前後就きます。この点は同時代のガレーでも同様です。櫓棚に当たるものは無いようです。

     小説では、この漕ぎ手のいる甲板を「漕ぎ手甲板」と称しているものがあったと記憶していますが上記に記述した通り確認できていません。
    タンジェント


  3. さらに追記、「櫓棚」は和船の櫓を漕ぐための足場の名称だったはず。上記ではうっかり櫂をこぐ漕ぎ手座、それも甲板以外にあるものの意味と混同してしまいました。ガレ―やガレアスには存在しない名称でした。訂正します。
    タンジェント


  4. >>1-3
     回答ありがとうございます。

     もちろん、一応ここで質問する前に検索はしました。おっしゃるように古代のガレー船では甲板が存在せず床のない船倉に棚のような足場を組んで漕いでおり、漕ぎ手用の甲板に床が張られるようになってからはそうした棚はありません。

     商船用のガレー船では漕ぎ手は日雇い同然の人足を雇って漕がせていますが、漕ぎ手は各自で椅子代わりに木箱を持ち込んでいます。漕ぎ手は航海中、その木箱に座って櫂を漕ぎますが、その木箱には自由に私物を入れられるようになっています。これで格安の賃金で雇われた人足たちは、その箱に入れられる範囲で様々なものを売り買いして小口の貿易を営んで金を稼いでいたという話をどこかで読みました。ガレー船の漕ぎ手は駆け出しの地中海貿易商にとっての登竜門のようなものだったという一面もあったようです。

    ただ、ご指摘のように漕ぎ手が漕ぐための甲板が設けられるようになってからも、どうも甲板の名称が内容で見つけられません。「漕ぎ手甲板」というのは私も考えましたが、裏付けが見つからないので第三者と話をするときに使ってよいかどうか迷います。

     そこで、漕ぎ手のための甲板に名称があるかどうか質問させていただいた次第でした。

     
    おうる


  5.  https://suichukoukogaku.com/trireme/
     こちらに「紀元前4世紀頃(紀元前400年〜紀元前300年)の古代ギリシャのアテナ海軍の記述では3段目(上)をスラニテ (Thranite = stool、腰掛)、2段目(中)をジギテ (Zugite = thwart、漕ぎ座)、1段目(下)をサラミテ (Thalamite = chamber、小室) とよび」と図付きで解説されています。
     https://kosmossociety.chs.harvard.edu/?p=40457 の上から2番目の図で考えると、スラニテ、ジギテ、サラミテは漕ぎ座の名称で、甲板そのものではないとは思いますが、サラミテのある甲板のような記述でよろしいのではないでしょうか。
     当然、和訳もないわけですが、漕ぎ座甲板とか、橈漕甲板としてもいいように思います。
     
    hush


  6. >>5 回答ありがとうございます。

     サラミテ(Thalamite)の意味を調べると本当に小部屋とかの意味なので、甲板というよりは漕ぎ手のいる部屋という意味なのかもしれません。
     もしかしたらデッキ単位で呼称するという発想そのものが無かったのかも…と思ったりしました。

     参考になりました。
    おうる


  7. >>5 hush 殿、補足感謝。そこは 1 で小生が紹介したところです。

    以下、いくつかの歴史小説の表現からの推測です。(読み返してみました)

    初期の甲板がない場合以外ですと、ガレ―には一層しか甲板が存在しない場合が多いようです。この場合、単に「甲板」としか呼ばれません。ギリシャの三段櫂船の場合、Zugiteが在るのが甲板、Thraniteは舷側に張り出したギャングウェイに在り、低く漕ぎ手座を兼ねる梁に仕切られた空間に在るのがThalamiteです。(だからchamber と呼ばれた模様)

    ローマ帝国やベネチアでは、一層のものの他に二層の甲板が張られたガレ―が使われていますが、戦闘員や武器が置かれる上甲板又は戦闘甲板と漕ぎ手座が置かれる下甲板又は漕ぎ手甲板と称するようです。

    以上、あやふやで申しわけない。


    タンジェント


  8. >7
     おお、それは失礼しました。
     
    hush


  9.  関連して質問させてください。 タンジェントさま、hush様ご紹介のサイト見ますと、アテナイ全盛期のガレー船には、こぎ方のピッチを指定する人は、笛(flute) でしたとあります。400年後のローマ軍船では、映画「ベン・ハー」で見ますと、hortator と呼ばれる人が大きくて厚い円盤状の木板を木槌で叩いて指示していました。笛から木板への変化は興味ありますが、なぜこうなったのでしょうか。
     電気戦艦


  10. >>9
     息切れするからじゃないかと・・・
    おうる


  11. これまた推測で申し訳ないのですが、笛から打楽器への変化は、漕ぎ手の変化に対応していたとかんがえます。

    ギリシャのガレーでは櫂一本に一人の漕ぎ手、しかも水兵船乗りとして訓練された志願兵がつきます。ローマ帝国海軍の場合、映画と違って志願兵ではあっても陸兵で、一層しかない代わりに長大な櫂一本に数名の漕ぎ手がつきます。

    ベテランには速さの変更を号笛で指示すれば足ります。初期は号令で足りたものが、長い甲板の上下に大勢いる漕ぎ手への伝達に高音の笛がもちいられたものと想像します。

    ローマのガレーでは、不馴れな全員の速度を一致させるために打楽器が使われたと思います。まさに、おうる様の言われた通り、息切れしちゃうでしょうから。

    なおオスマントルコのガレーでは太鼓が使われたようです。


    タンジェント


  12. >10,11 どうもご考察ありがとうございました。確かに笛は苦しそうだとは思いました。子供の頃、秋祭りで各町内が屋台(4本の丸太の上に太鼓台を置いたもの)を出しました。昼間は子どもを乗せてゆっくり進みます。まさに「巡航速度」ですが、夜間には町の中心部に繰り出し、ものすごい勢いで走り回りました。たまにはよその屋台とケンカして打ちつけたりするのでまさに「突撃速度」でした。これらに応じて太鼓を打つピッチが変わります。ローマのガレーと同じであること思い出しました。
    電気戦艦



1098 太平洋戦争中、被害を受け修理が半年いじょうかかる艦艇はざらにあります。その間、乗組員たちは何をしているんでしょうか?他艦にまわされたりするのでしょうか?
シャドーロールの怪物

  1.  士官名簿を作っている感じでは、修理期間中の異動は、他より多いように思います。ただ、各鎮守府の管轄下にある下士官、兵についての情報は持ち得ておりません。修理期間中を利用して家族を入港先に呼び寄せてというのはありますので、あまり入れ替えは行われていないのかもしれません。もっとも、これは平時のことで、戦時中にそのような余裕があったかどうかまでは存じません。
     修理期間という機会を活かして、装備品の改善等を行うことはよくあり、当然、どういうふうにして欲しいかという工廠、工場等との折衝があり、新装備の場合は、その習熟期間も必要です。したがって、長期間にわたる修理の場合でも、全乗員を他の艦に振り替えるということは、あまりないのではないかと思っておりますが、全然、行われなかったわけでもないと思っています。
     
    hush


  2. 下記過去ログに似たケースの質がありました。
    http://www.warbirds.jp/ansq/7/G2000413.html
    戦時の損傷修理ではなく平時の近代化改修の場合ですが・・
    ジョナサン2


  3. hushさま、ジョナサン2さま、ご回答ありがとうございました。
    シャドーロールの怪物



1097  米戦艦サウス・ダコタ級およびアイオワ級戦艦には、舷側の内側に下に向かって厚さが薄くなっていくアーマーが配置されていました。水中弾と魚雷の双方に対するものであったと思います。しかし、この方式には欠陥があることに気づき、次期計画のモンタナ級には採用されませんでした。そこで質問は、
1. このテーパーアーマーは、どのように組み立てられていたのか、ということです。牧野さんの論文では、アーマーどうしを強力な継手で一体化したとありますが、具体的に知りたいです。
2.この方式の欠陥はどこにあったのでしょうか。このテーパーアーマーと艦底部との結合に弱点があったとも言われるのですが、詳しく知りたいです。
 以上よろしくお願いいたします。
電気戦艦

  1. 欠点でなく欠陥が在ったことの出典を教えて下さい。
    UK


  2. 質問の内容が不明確です。
    牧野さんの論文とは、世界の艦船に30数年前に掲載された日米戦艦比較論のことでしょうか。
    アイオワ級等と異なり、モンタナ級は我国の大和型と同じく油層防御は採用していないようですが、テーパーアーマーは採用しています。
    日本でなく米国の戦艦におけるテーパーアーマー装着の際の欠陥は何も記されていません。ましてや、テーパーアーマーと艦底部との結合等は、何も記されていません。
    UK


  3. ご質問2についてのみですが、以下の点が指摘されています。

    ・実物大模型を使用した水中爆発試験の結果、
    「『サウス・ダコタ』式は魚雷炸裂などにより水中防御隔壁が押し戻された場合、外側のタンクからの浸水が発生する可能性がある。従って『ノース・カロライナ』式の方がやや優れている」
    と判定された。
    ・「モンタナ」型戦艦はパナマ運河通行を放棄しているので艦幅に余裕が生じ、バルジを設置することができた。
    Ranchan


  4. 3ですが、出典を教えて頂けないでしょうか。
    「水中防御隔壁が押し戻された場合、外側のタンクからの浸水が発生する可能性がある」の意味が不明なことと、「水中弾に対してはるかに劣ると思われるノース・カロライナ式の方がやや優れている」と判定された理由を詳しく知りたいからです。
    UK


  5. >4
    歴史群像・太平洋戦史シリーズVol.41「世界の戦艦」中の「戦艦『モンタナ』級 その実力と評価」(P153)と「世界の艦船 2020年6月号:特集・未成戦艦列伝」中の「モンタナ級」(P94)からです。
    Ranchan


  6. どうもありがとうございました。
    UK


  7. >1,2 論文とはおっしゃる通り、「日米戦艦比較論」です。アイオワ級について、あらためてWikiを読みました。確かに、Ranchann様のおっしゃるように、テーパーアーマーと艦底の接続については、アーマーの剛性により割れが生じやすいとありました。結果、ノースカロライナ級よりless effective とありました。ですから欠陥というのは言い過ぎでした。剛性(rigidity) の問題というのがよくわかりません。ひょっとすると、アーマーの厚みが40mmあるのに対し、艦底部の鋼板厚みが20mm前後というのが効いているのかもしれません。この結合部は、溶接でしたが、補強のため、ストラップ(帯状鋼板)を付加したとあります。
     もっと詳しい中央断面図があれば、わかりやすいのですが現状では理解に限界があります。ミズーリは今も真珠湾に現存していますから、気力、体力があれば、艦底構造の実物を見せてもらえる機会がないとは言えません。
     モンタナ級の水中防御は、ノースカロライナ級とアイオワ級のハイブリッドのように見えます。実に不思議な構造であると感じました。

    電気戦艦


  8. サウスダコタ級の上下の舷側装甲は横からキーを打ち込んで接合してた筈です。
    Mk.63GFCS


  9. The Washington Naval Treaty and the Armor and Protective Plating of USS ”Massachusetts”: Part I及びPart IIにサウスダコタ級の詳細があります。
    Mk.63GFCS


  10. >8,9 Mk.63GHCS 様  どうもありがとうございました。ご紹介の論文など、そのうち読みたいと思っています。
     
    電気戦艦



1096 キング・ジョージ5世級の戦艦の主砲は 計画4連装砲塔3基のところ、防御力不足が発覚して防御力強化の重量を浮かせるために1基を連装砲塔に変更したといいますが、この変更でどれくらいの重量が浮いたのでしょうか。また、浮いた重量で どの程度の防御力強化が出来たのでしょうか。
かめ

  1.  http://www.navweaps.com/Weapons/WNBR_14-45_mk7.php#Mount%2FTurret_Data
     にMark II: 915 tons (900.5 mt)、Mark III: 1,582 tons (1,557 mt)とありますので、その差は667tとなります。
     防御力については、日本語版Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B85%E4%B8%96%E7%B4%9A%E6%88%A6%E8%89%A6#%E4%B8%BB%E7%A0%B2 に、「当初設計において弾薬庫の防御に問題が発見され、この強化の代償としての重量低減のため砲塔のひとつが連装となった」とあります。
     ただし、英語版 https://en.wikipedia.org/wiki/King_George_V-class_battleship_(1939)#Main_armament のほうは”It proved impossible to include this amount of firepower and the desired level of protection on a 35,000 ton displacement and the weight of the superimposed quadruple turret made the stability of the vessel questionable. The second forward turret was changed to a smaller two-gun turret in exchange for better armour protection, reducing the broadside weight to below that of the nine gun arrangement.”と、既定の排水量に収まらない懸念があったのと防御力の向上のためと、若干、ニュアンスが異なっています。
     そのあたりは、私の守備範囲外ですので、どなたかフォローいただければ幸甚に存じます。
     
    hush


  2. hush様 ご回答ありがとうございます。
    大和の砲塔が約二千トンというのが有名ですので、
    四連装とはいえ14インチならもっと軽いと思っており、
    それを二連装にしたとことで大した効果は無いのでは・・と思っていました。
    667トンというとかなりの差ですね。
    かめ


  3. 40年以上前の世界の艦船等では、「起工後1年経過したころに完成した主砲を試射したら、予想以上に威力があることが判明したので、主砲の門数を減らして浮いた800トンの重量を防御に振向けた」旨の説明が記されていました。戦艦大和でも「完成した主砲を試射した結果、装甲が予想以上に強力なことが判明したので舷側は20mm、水平は10mm減厚し、浮いた600トンの重量を機関部の水中防御等に振向けることとした」と説明されていたので、そんなもんかと信じていました。しかし、近年のKGV級の説明では、「起工後1年経過してから弾火薬庫の防御が不足したことが判明したので」となっています。英国は、13.5インチ45口径、14インチ45口径(金剛)、16インチ45口径の艦砲を多数製造しています。いくら。砲弾重量が多少増加したとしても、あの時期に完成を1年遅らせ、攻撃力を大きく減じてまでしても防御力を増やす必要が生じるほど威力の推定、見積もりを誤るのは少しおかしいと気づきました。恐らく、重要な仮想敵国の新戦艦の主砲の推定が過少であったことに気付いたからではないかと思っています。質問の回答からは、少しずれましたが御免なさい。
    UK



1095 航空母艦「大鳳」はご承知の通りマリアナ沖海戦で戦没しておりますが、14:32の大爆発以降、「大鳳」艦内はどのような状況となり、対応してどのような命令が出され、16:28の沈没に至ったのかよく分かりません。
「アジ歴」で「大鳳」の戦闘詳報を検索してみましたが見つけられませんでした。
(なお「大鳳」に関するWikipedia記事及び学研本Vol.22「空母大鳳・信濃」は拝読しております。理解できているのかは自信がないですが・・・)

「大鳳」は14:32の大爆発後は、仮に生還できてももう使い物にならない(修理不能・廃艦の他なし)ほどの損傷を受けていたのでしょうか?

よろしくお願いいたします。
Ranchan

  1.  https://www.jasnaoe.or.jp/old_sites/jasnaoe02/publish/others/yamamoto/11.pdf
     https://www.jasnaoe.or.jp/old_sites/jasnaoe02/publish/others/yamamoto/12.pdf
     御参考になるかどうかは分かりませんが、こういうのがあります。
     
    hush


  2.  なお、ガソリンの爆発については、京都アニメーションの痛ましい事件がありましたが、下記のサイトを御覧いただければと思います。
     https://clicccar.com/2020/05/19/978001/
     混合気が15:1で最大の爆発が生じるわけですが、爆発時の大鳳はそれに近い状態にあったと思われますので、沈没を免れたとしてもかなりの被害を生じたと思われます。ただ、それが御質問にある程度になるかどうかは存じません。
     
    hush


  3. ご回答有り難うございます。拝読させて頂きます。

    まあ、もし「大鳳」が生還できてもあ号作戦時の時期・戦況では、仮に修理可能な状態でももはや修理の手が回らずそのまま放置になっただろうとは思いますが・・・。

    しかし、「大鳳」の戦闘詳報がない、というのも何か腑に落ちない気がします。
    (最新鋭の重防御空母が初陣で被雷一発で沈没してしまったので、現場の不手際、ダメコン失敗による沈没であることを造船側に秘匿するために戦闘詳報を処分した・・・という説を見た覚えがあります。あくまで「説」ですが)
    Ranchan


  4. いつも参考にさせて戴いております。ありがとうございます。
    質問内容から少し外れますが、たまたま今のプルダウンリスト?の巡りが良かったのか「質問916」にも「大鳳」爆沈(の発端)に関するAns.Qを見つけましたた。
    ジョナサン2


  5. >3
     御礼多謝。回答を書いても何の音沙汰もない方も多いので嬉しいです(もちろん、これは、礼ぐらい書いてよという意味ではありません)。
    >大鳳が生還できても
     レキシントンも処分せざるを得ませんでしたからね。
    >造船側に秘匿するために戦闘詳報を処分した
     4で書いていただいた艦船916にも書きましたが、
     https://books.google.co.jp/books?id=86cqDwAAQBAJ&pg=PT29&dq=%E5%A4%A7%E9%B3%B3%E3%80%80%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%AB&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwido9HJu7nuAhVMBogKHQUHDZAQ6AEwAHoECAQQAg#v=onepage&q=%E5%A4%A7%E9%B3%B3%E3%80%80%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%AB&f=false
     によると、大鳳のガソリン圧送管は鋼製で、急いで銅製のものに変更したが間に合わなかったと書いてあります。これが事実であるのなら、ダメージ・コントロール以前の問題でしょうね。
     戦闘詳報は矢矧、千代田、千歳、翔鶴 六五三空、一水戦 三水戦、三水戦のものが公開されていますが、仰るように大鳳のものはありません。ただ、大鳳のものだけがないわけではないので、それはないと思います。
     
    hush


  6. >5
    重ね重ねのご回答有り難うございます。
    何かご教示頂いた文書(大鳳のガソリン圧送管は鋼製で・・・云々)を拝読し、悲しくなりました。
    学研本Vol.22「空母大鳳・信濃」中の一文「大鳳VSエセックス」で、「大鳳は装甲飛行甲板の他はエセックスに勝るものなし」と駄目出しされていましたが、その他にもまだまだ問題箇所がありそうに思えてしまいます。

    「大鳳」のような太平洋戦争中の日本空母を代表するべき艦で、アメリカ標準量産型空母「エセックス」に対しこれだけ言われてしまうのでは、他の日本空母はどうだったんだと思わずにはいられません。
    Ranchan


  7. 質問の回答からは少し外れますが御免なさい。
    1.ガソリンの漏れは、タンクの破壊が主因だと思われます。瑞鶴でなされたガソリン漏れの対策として、タンク周辺のスペースにコンクリートを詰めたことが挙げられます。パイプの漏れなら、弁を閉めれば済むこと思われます。なお、山本善之氏は東京大学工学部船舶工学科、同舶用機関学科の教授です。
    2.世界の艦船に記された福井氏か堀氏だったかのガソリンパイプの接続は、接続する鋼管の雄ネジ部と雌ネジ部に銀めっきをしてネジ込むです。銅合金については読んだ記憶はありません。もっとも、50年程前の話ですが。
    次に、かかる接続がなされていたとしても、銅管と鋼管の接続部に鉛を使用するのは、電蝕防止と共にガソリンのシールが挙げられると思います。
    UK



1094 英国条約型重巡洋艦のうち、ただ1隻ロンドン級のロンドンのみが軽巡フィジー級に準じた上部構造物に近代改装しています。なぜロンドン1隻のみだったのでしょうか?改装後の運用実績が悪かった(メリットよりデメリットの方が大きかった)?第二次大戦の勃発で以降の艦はそれどころじゃなくなった?既存艦の改装より新型軽巡の建造を優先した?
どなたか理由をご存じでしたらどうか教えてください。


備後ピート

  1. 呼び水的に……。
    英1万トン級の条約型重巡はロンドン以外1937年頃までに一定の近代化改装を終えています。
    最後に近代化改装を実施したのがロンドンなので、それ以前に改装を終えていた艦については開戦もあって再改装するだけの時間はないでしょう。
    https://uboat.net/allies/warships/ship/1178.html 左記サイトでは上部構造の変更は重量増加による強度不足の解決まで色々な問題があったともありますので、改装によるデメリットも認識されていたのではないかと思われます。
    特定の理由と言うよりは複合的なものではないかと。
    元自



1093  第二次大戦中、アメリカはカサブランカ級護衛空母50隻を短期間で建造しました。減速歯車製造能力に限りがあり、タービンではなく、ユニフロー蒸気機関を採用しました。この機関は理論上の効率は高いものの、構図上からくる難点があり(シリンダーからの蒸気漏れなど)、機関部要員からは多くの不平が出たと言います。リバテイー船の主機のように「普通の」蒸気機関を使っていれば良いと思うのですが、なぜわざわざ難点のあるユニフロー式を採用したのでしょうか。私は、熱効率の高さを重視したことが一番の理由だと思うのですが、そう考えてよろしいでしょうか。馬力あたりの重量も小さかったのかと思いますが。
電気戦艦

  1. 上記2行目、構図上→構造上
    電気戦艦


  2. 一番の理由はメーカーのSkinner社が完成品を納入でき急速建造に良く対応できたからじゃないでしょうか
    駄レス国務長官


  3.  「熱効率の高さを」ということですが、Wikipediaの 
    https://en.wikipedia.org/wiki/Uniflow_steam_engine#Skinner_Unaflow には、”This engine operates in a steeple compound configuration and provides efficiencies approaching contemporary diesels”と当時のディーゼルに近い燃費だったとあるものの、この型は”The Casablanca-class escort carrier, the most prolific aircraft carrier design in history, used two 5-cylinder Skinner Unaflow engines, but these were not steeple compounds”とあるように、カサブランカ級には搭載されていません。この5気筒機関がどの程度の熱効率であったかは存じませんが、1で
    長官閣下が仰るような理由だろうとは思います。ただ、2番目を挙げるのなら、リバティー船に搭載されたレシプロ機関では求められる速度を出せなかったからではないかと思っております。
     
    hush


  4. hush様、失礼ながら、その英文だと「カサブランカ級には搭載されています」ではないかと。
    タンジェント


  5. スチープル(尖塔)つまり竪型のタンデム(串式)コンパウンドでなくノンコンパウンドつまり単式膨張のようですね
    熱効率は複式膨張に比べて劣るんじゃないでしょうか
    駄レス国務長官


  6. >4
     御指摘多謝。引用の仕方が悪かったようです。 http://asait.world.coocan.jp/kuiper_belt/canal16/uniflow_steam_engine.htm#section23 を御覧いただければと思っております。
    >5
     やはり単式ですか。フォローありがとうございます。
     
    hush


  7.  Skinner社のユニフロー機関には、ステイープル型のコンパウンドと普通のノンコンパウンドがあり、カサブランカ級には皆様おっしゃる通り後者が搭載されていました。このコンパウンドは熱効率はいいかも知れませんが、構造が複雑(シリンダ径が二種類)で運用も面倒そうです。ノンコンパウンドは構造簡単で、製作費も安くついたと思います。私は、以下のサイトを見て勉強しました。
    http://www.smokstak.com/forum/threads/skinner-steam-engines-steeple-compound-vs- clasic.82413/

     なお上記サイトの中に
      http://www.carferries.com/skinner/ が引用されています。図面もたくさんあり、役に立ちます。 
      
    電気戦艦


  8.  上記で上の方のサイト名は正しくありません。最後のところを、単に classic に直してください。
    電気戦艦



1092 引っ越しで出展を亡失してしまったので、記憶モードなのですが、戦闘航海中の日本海軍の艦艇では、水兵1人当たり1日の水の配給は1リットル程度だったとの話(大前提)があったと思います。これだけで、飲用、洗顔、洗体、その他を賄えるように訓練されていたとのことです。

これは日本海軍の例ですが、比較的居住性の良好と言われる米英の艦艇で、戦時の末端の水兵の給水事情はどのようなものだったのでしょうか?ひょっとすると真水が硬水の米英では、軟水の日本と比べてボイラー水との取り合いで日本海軍より厳しいものではなかったか?というのが私の疑問です。

備後ピート

  1. 人が生きていくためには、一日どれだけの水を飲む必要があるかを調べてから質問すべきしょうね。
    UK


  2. UK様。後出しじゃんけんのようになりますが、亡失した記事の中にも「初めはとても無理だと思ったが、2〜3か月もたてば全部賄えるようになった」の記載があったように思います。一般人が一般生活で必要な1日当たりの水の量ならそれこそごまんと資料があるでしょうが、ここで問題としているのは「艦艇勤務訓練を受けた戦闘員」が「戦時または戦闘航海中の緊張下に必要な1日当たりの水の量」なのです。

    そもそも「人が生きていくために必要な、一日当たりのカロリー量」にかかわらず、ガダルカナル戦も、ニューギニア戦も、インパール戦も、末期フィリピン戦も実際に行われているのです。

    UK様の解答は内容の無い回答と言うか、インネンに近いものです。具体的な回答ができないのなら、せめてマナーを守って黙っているか、インネンをつけるにしても歴史のお勉強をしてからにしましょう。
    備後ピート


  3. 艦内の配置や行動海域で違う、違わざるオエナイと思いますが、まさかトラックやサイパン当たりの暑い南洋で火をガンガン燃やしてる機関部配置の人間にその量はないのでは?
    また、そういう部所ではヤカンに茶や水を別に置いてあると何かで読んだ記憶があるのですが。
    青江


  4. 青江様。具体的な内容のご回答ありがとうございます。
    確かに機関科の場合、一般論として論じられないものがありますね。機関科の場合、その勤務の過酷さから給料の点でも若干の加俸がある旨読んだ記憶があります。
    ただ私の読んだ出典の著者は一般兵科の方だったと記憶していますので、水1リットルうんぬんはあくまで一般兵科の場合での話かも知れません。

    質問後に気づいたのですが、艦艇固有の真水タンクの容量が限られている以上、日米英の給水事情はさほど変わらず、米英は南方の大規模作戦行動時に艦隊に専門の給水艦(真水タンカー)を随伴させて、その居住性を保っていたのではないでしょうか?あくまでも思い付きで資料を確認したわけではないのですが…。
    備後ピート


  5. https://dlisv03.media.osaka-cu.ac.jp/contents/osakacu/kiyo/DBb1160201.pdf
    10ページの下の方。

    5合=0.9リットル、約1リットル。
    それは飲料水ではなく、洗顔のための水の量です。



  6. また、造水装置のこともさらっとですが書かれていますね。


  7. >5
     そういえば、ネイビーシャワーというものがありますね。
     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AF%E3%83%BC
     
     アメリカの場合、アイスクリーム船( https://blog.goo.ne.jp/raffaell0/e/d9cf146b6af69eb28719cdf1c9079b0a )まで作ってしまうくらいですから、蒸留船( http://pwencycl.kgbudge.com/D/i/Distilling_Ships.htm )なども当然のように造っていますね。
     
    hush


  8. 例えば、世界の艦船の1977年3月号艦艇の居住性における筑土氏の解説によると、朝の体操等の後に洗顔や歯磨きのために小さな桶に一杯の真水の配給があったそうです。これと、混乱しているのではないでしょうか。
    次に、通常人が必要な水の量は、1日に2リットルです。兵隊さんならもっと多いはずです。訓練なんかで、1リットルに減らせるものではありません。質問の前提そのものが非常識です。
    最後に、米英の艦艇は、自分で調べて下さい。何処にでも書いてあります。
    UK


  9. UK様。具体的な内容のご回答どうもありがとうございます。願わくば最初からこのような回答をいただければ幸いに存じます。重ねてありがとうございました。
    備後ピート


  10. http://www.warbirds.sakura.ne.jp/ansqn/logs/B001/B0000405.html
    http://www.warbirds.sakura.ne.jp/ansqn/logs/B001/B0000712.html
    http://www.warbirds.jp/ansq/22/B2002170.html
    http://www.warbirds.sakura.ne.jp/ansqn/logs-prev/B001/B0002975.html

    門外漢ゆえに関連過去ログを漁ることしかできませんでしたが、ご参考までに。
    「飲料水」と「生活用真水」が違うことがある、という点は私も成程と思いました。
    超音速



1091 金剛級戦艦は、二次改装の結果、直結式から減速機つきタービンとなりました。スクリューも大きくなり、回転数も増加しています。この時、スクリュー軸も新しいのになったのでしょうか、それとも古いままだったのでしょうか。
電気戦艦

  1. 強度計算上は軸径は伝達トルクの立方根に比例しますので新旧のトルク比を見てみましょう
    ・原型 19,600shp/290rpm=約67.6 (内軸)
    ・改装 34,000shp/316rpm=約107.6
    ・トルク比 107.6/67.6=約1.59
    ・立方根 約1.17
    つまり17%増で充分安全率の範囲内ですから交換しなくとも大じょうVです
    駄レス国務長官


  2. >1. 駄レス国務長官様 どうもありがとうございました。私も初等材料力学の本もう一度読み、「捻りを受ける円柱の最大せん断応力はトルクに比例する」ことを確かめました。今回の事例では、最大せん断応力の比がトルク比、すなわち1.59であると考えた方がよろしいかと思いました。そうすると安全率が当初の約0.6になるので、最初10なら6、最初5なら3になりますが、どうでしょうか。
    電気戦艦


  3. 横から失礼します。トルクを伝える回転軸は、許容剪断応力を下回るように軸径を定めます。

    駄レス国務長官様の言われる「立方根 約1.17」は、材料が同じ場合に同じ剪断応力となる軸径の比率になります。

    従って剪断応力の比率は、電気戦艦様の言われた通り、1.59倍になります。当初の設計時点の剪断応力が許容応力の60%以下でないと「許容応力」に収まりません。

    正確には設計時の剪断応力が分からないと判断が出来ませんが、通常の設計では軸のサイズアップが必要となる増加です。

    付け加えると「安全率」とは、「破断応力」を「許容応力」で除した比率です。3を用いる場合が多いですが、設計対象により大きく変わります。私の知る範囲でも、1.1から12まであります。
    タンジェント


  4. 済みません間違えました
    改めて「軍艦機関計画一班」を見ると金剛の推進軸の恒数(安全率)は
    原型
    ・内軸 4.63(16,700shpに対し)
    ・翼軸 4.78(15,300shpに対し)
    ゆえに第二次改装後は
    ・内軸 2.27(34,000shpに対し)
    ・翼軸 2.15(34,000shpに対し)
    と2以上となりますので交換しなくとも大じょうVと判断されたんじゃないでしょうか
    ちなみに「海軍造船技術概要」では扶桑伊勢両級の軸系存置が明記されてます 
    駄レス国務長官


  5. >3.,4. タンジェント様、駄レス国務長官様 どうもありがとうございました。どうも、安全率が実質2以上あったので、よしとされたようです。確かに、タービンからは捩り振動はないし、スクリューは流体中の回転ですから、衝撃荷重もあまり考えなくていいということであったと思います。
     関連した質問ですが、金剛型も扶桑型も当時開発後まもないミッチェル型推力軸受を採用していたと思います。改装後も存置されたのはどの部分まででしょうか。推力軸受までか、最前部中間軸までか、どうなのでしょう。
    電気戦艦


  6. >5.
    原型は直結タービンで推力軸承は推進器推力とタービン内推力(反動蒸気の軸方向分力)の差分を受ければ良かったのに対して改装後は歯車減速装置が介在しますから推力軸承は推進器推力全部を受けねばなりませんし機関の力量増大によって推進器推力自体も増大しますから新規設計(艦本式)となったんじゃないでしょうか
    駄レス国務長官


  7. >6. 駄レス国務長官様 どうもありがとうございました。私は、推力軸受はタービンの後ろ(船尾側)にあるとばかり思っていましたが、どうもそうではないようで、改装前の金剛型の場合船首側についていました。またダミーピストンという釣り合いのためのものもありました。これを機会にもう少し詳しく勉強してみます。
    電気戦艦


  8. 小生学生の卒業研究で疲労をやりましたのでちょっと気になることが有りましたので感想だけを述べさせてもらいます。
    推進軸と言うのは、片持ち梁だと思います。
    スクリューも大きくなったのでその重さが過重となるので曲げのクビフリによると同時に始動時や加速減速時にトルクと合成した振動過重になる筈です。
    疲労による破壊と言う場合その安全率というのは通常よりかなり高い。
    特に定速で運転し続けるより負荷の変動がある場合は更に大きくなります。
    そして、結構長期に使われている場合は疲労による傷がある筈なのです。
    疲労の場合この傷が成長せず破壊に至らないのですが、過重が増えているこの場合、軸の表面状態が気になる。
    傷に力が集中するからですが。
    そんなに長く使うことがないから無視されたのでしょうか?
    青江


  9. >>8
    それらを避ける為にスクリュープロペラの直前にシャフトブラケットがあるのでは?
    元自


  10. >「海軍造船技術概要」では扶桑伊勢両級の軸系存置が明記されてます
    当該箇所は「軸系は中間軸以下を旧来の儘とし、推力軸、推力軸承及び推進器は新製換装された」
    とあるのですが、扶桑の軸系が新造→改装時で199トン→202トンと僅かな重量増に収まっているのに対し
    金剛では241トン→295トンとなっているのは同一要領にしては重量増加が著しいのではないでしょうか

     
    kimurada


  11. >10.
    それもそうだと言うことで海防研「金剛型の船体と機関」を見直したら在来の主機・推力軸受・中間軸・推進器は「適宜処分」となってました(つまり全取替)
    ちなみに典拠は『軍艦金剛霧島機関改装要領書』『軍艦比叡機関改装要領書』
    完全に呆けてますね小職
    駄レス国務長官


  12. >11.
    ということは、スクリュー軸と船尾管軸受などは存置されたのでしょうか、それともこれらも入れ替えになったのでしょうか。
    主機の換装はその後もよくあることで、石油ショックの後では、大型船の蒸気タービンをデイーゼル機関に替えることがよくありました。この場合も軸系がどうなったのか、細かいことですが興味あります。 
    電気戦艦


  13. 9.
    金剛の場合は如何か解りませんが 、スクリューの全部の重量を支える構造になっていたとしても、大動力の伝達をしている以上、小さくはなっても必ず何らかのテンションが過重となることが不可避です。
    非接触で動力が伝達出来ない限り無理でしょうね。


    青江



1090 第二次遣独潜水艦伊号第八は、1943年12月無事呉に帰還しました。積荷には、高速魚雷艇用エンジンのダイムラー・ベンツ社製MB501がありました。このエンジンは、L3.88m, W1.58m, H 1.71m, 4,220kg という大きさでした。このように大きなものは、通常の魚雷搬入口からは中に入れられないと思うのですが、実際はどうだったのでしょうか。
電気戦艦

  1.  「日本海軍潜水艦史」(1979同刊行会)によると飛行機格納筒に収めています。
     
    hush


  2. hush様 どうもありがとうございました。飛行機格納筒のことは全く思い浮かばなかったです。このようなもの作る能力があったのですから、緊急脱出カプセルの開発すればよかったと思います。帝国海軍の精神風土からは無理だったでしょうが。
    電気戦艦


  3.  緊急脱出カプセルについては、昔の「世界の艦船」にSUB SUNKというタイトルで折田善次元海軍少佐が詳しい連載をされていましたね。
     
    hush


  4. >3. hush様 どうもありがとうございました。『世界の艦船」バックナンバー揃っている場所で読んでみます。
    電気戦艦


  5. >4
     そういうものが揃っている所があるというのは羨ましいです。
     SUB SUNKは1960年代後半に数年にわたって連載されたはずです。
     
    hush


  6. >5. 実はまだどこにあるか確かめてはいません。目安はつきましたので、そのうち訪れようと思っているところです。
    電気戦艦


  7.  1で示した書籍によると、海大III型にダイヴァーズ・ロックが搭載されたが、艦外に出た者が上部ハッチを閉鎖する必要があるため、1938以降は魚雷取入口を艦内で開閉できるようにして緊急脱出路にしたそうです。
     救難ブイも装着されていたそうですが開戦直前に不慮の浮上を恐れて撤去したそうです。
     また、アメリカがモムセン・ベルを使ってダイヴァーズ・ロックからの救出に成功したことから、呉工廠で同様のものを試作したが、本格実験には至らなかったそうです。
     なお、呉には脱出訓練塔があったとのことです。
     したがって、朝日の改造も含めて、可能なことはやっているように思われます。
     緊急脱出カプセルについては、ロシアの潜水艦以外に装備したものがあったかどうか(SUB SUNKをまだ捜していません)。
     海上自衛隊でも、艦内からは個人脱出法に頼っているのが現状で、レスキュー・チェンバーを使うほうが、容積の小さな潜水艦の場合は一般的なのではと思っています。
     
    hush


  8. >7. hush様 多くの情報ありがとうございました。 日本海軍もそれなりに考えていたのですね。世の中落ち着いいたら、関連印刷物読みたいです。
     一般的に、水圧がかかるところから物を分離するのは難しそうですね。潜水艦の船体は水圧で非対称に変形するので、水深50mと100mではと条件が違う気がします。
    電気戦艦



1089 某ブラウザゲームでふと思ったのですが、
ニミッツ級航空母艦に零戦・99艦爆・97艦攻を
同数搭載するとなると最大何機搭載可能なのでしょうか?

安井賢一

  1.  1945年に就役し92年に退役した空母ミッドウェーの新造時の搭載機数が136-145機、ベトナム戦争から退役時のそれが68-80機だそうです。これに対し、冷戦期のニミッツ級の搭載機数は約90機と現在の70機前後より多いわけですが、冷戦期のニミッツ級と退役時のミッドウェーの搭載機を比較すると32-13%増ということになります。この数字をミッドウェー新造時の136-145機に掛けますと13%増だと153-164、32%増だと180-191という数字になります。
     一方、瑞鶴の搭載機数が72+12機ですので、ミッドウェーは約2倍乗せられたという計算になります。したがって、比率だけ考えるとニミッツ級には当時の日本機が300-400機載せられるということになります。
     もっとも、当時のアメリカ機は翼を畳むとかなりコンパクトになりますし、日本艦のそれと違って、格納庫の設計が単純で搭載機数が増えています。しかし、瑞鶴とほぼ増大のエセックス級の搭載機数が91機ですので、常用72機と比べると2割減という数字が出てきます。これをニミッツに適用すると360-480機という数値が出てきます。
     もちろん、これは計算上だけのことで、たとえば、搭載機がそれだけになると搭乗員も整備員も増えるので、それでどう変わるかとかいろいろな要素を加味する必要もありますし、数字に弱い私ですので、とんでもない間違いをしている可能性もあります。したがって、あまり真剣に取られても困るのですが、一つの目安として示しておきます。
     しかし、本当にこれで合っているのだろうか…とても心配です。
     
    hush


  2.  2割減を入れたらあかんような…
     
    hush


  3.  あかん、145x0.8x1.32=153やん。
     すいません。
     
    hush



1088 第二次大戦時のフランスのダンケルク級戦艦1番艦のダンケルクと2番艦ストラスブールの艦橋の形状が大きく異なることはこの板の識者の皆様には周知の事実と言ってもいいかと思います。
これはダンケルクの使用事績を受けてストラスブールの艦橋を改修した結果なのか、初めから2種類の艦橋デザインの案があって比較検討のため別々の形状を採用したのか、それとも他の全く別の理由があるのか、ご存じの方がいらっしゃったらどうか教えてください。

備後ピート

  1. 世艦「フランス戦艦史」に述べられてますよ
    駄レス国務長官


  2. 駄レス国務長官様。世界の艦船「フランス戦艦史」「第二次大戦のフランス軍艦」をようやく読みました。フランスの戦艦(艦隊型装甲艦、戦列艦)や重巡の場合、1隻の建造期間が長く、先に就役した艦の実績を建造中の艦に躊躇なく取り入れることを是としている風がありますね。その結果として後期艦は微妙に艦様が異なってくると(あるいは改修を導入するから建造期間が長くなるのかな?)。

    それなら1番艦ダンケルクもストラスブール同様に改装してくれればいいのに、そうはしないのがフランス海軍の奇妙なところ。風雲急を告げる欧州では、改装のため新鋭艦を一時的にでもドック入りさせるだけの余裕がなかったのかも知れませんね。
    備後ピート


  3. P80写真キャプションに「艦橋が2層で、ひとつは司令部用」と書かれていますよ
    駄レス国務長官



1087 フェッテエインガー式流体接ぎ手について調べていましたら以下のサイトに会いました

   https://requestforproposal.fandom.com/wiki/Gran_Princesa_de_los_Cielos-class_cruiser

これによれば、スペイン海軍が第一次世界大戦前に、ドイツのフルカン社に7,800排水トンの巡洋艦2隻を注文しましたが、戦争が起きてからドイツが建造中のこれらを接収しました。完成後、これらはドイツ海軍の Lauenburg と Bu(ウムラウトつき)tow になり、そこそこ働きましたが、最後はスカパフローで自沈しています。
私の疑問は、なぜこれら2艦の名前が、蒸気推進研究所「独逸軍艦 機関部データ集」に掲載されていないのか、ということです。お分かりの方おしえてください。
電気戦艦

  1.  存在しないからでしょう。
     艦歴だけみると、ブルンマー級敷設巡洋艦のもののようですが、この巡洋艦がスペインの発注したものというのは、寡聞にして存じません。
     
    hush


  2. hush様 どうもありがとうございました。私もひょっとして、架空のものかもと思っていましたが、やはりそのようでスネ・断定していただき助かりました。
    電気戦艦


  3. そこ架空艦コンペのサイトみたいですよ
    駄レス国務長官


  4. >3
     そうですね、相引型軽巡洋艦なんてものもありますからね。
     ま、権威ある蒸気推進研究所で取り扱うものではないですね。
     
    hush


  5. >3. うまく担がれました。タービンにフルカン継手を使うなどは、かなり知っている人ですね。
    電気戦艦


  6. 矢崎信之『舶用機関史話』に簡潔ですがこの減速装置に触れた個所があるのはご存じでしょうか?
    お調べになっているのでしたらご参考までに。

    kimurada


  7. 古い専門書で内丸最一郎「蒸気タービン」丸善・改訂版or再訂版もそこそこ詳しいのでおススメします

    >4.
    まいど恐れ入ります
    駄レス国務長官


  8. 石狩型戦艦艦型図として戦艦「扶桑」の40cm砲搭載改装案が採用されているのがなんとも。
    Ranchan


  9. >6. ありがとうございます。矢崎さんのこの本の名前は知っていましたが、読んではいませんでした。そのうち読みます。こんなことまで書いてあるとは貴重です。
    >7. ありがとうございます。内丸さんのこの本も中身は詳しく読んでいませんでしたので、また読みます。それにしても内丸さんの書いた本はどれも簡潔明瞭で、図面もしっかりしています。日本の機械技術者の勉強のために多大な貢献をなされた人でした。

    電気戦艦



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