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普通、薬莢のいろは黄銅色で真ちゅうのように見えますが、銅の合金なのでしょうか?総力戦の際に大量に消費されてしまう弾薬に銅を使用するのは資源の浪費に思えますが、鋼とか代用素材はあるのでしょうか?
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- そうです、真鍮です。薬莢というのは装薬の容れ物という役割の他に、発射時にガス圧で膨張し、薬室に密着してガス漏れを防ぐという役割もあるので、あまり硬い金属だとよろしくないのです。でも、鋼の薬莢って使われていたような… (N)
- 他の材質として、GAU―8の弾薬ではアルミ合金が使われていたはずですが、これは資源云々よりも重量軽減のためのようです。また、戦車砲の弾薬では燃焼式の薬莢というのもありますが、これは狭い車内では空薬莢が邪魔になるからでしょう。どうせ何を使っても浪費には違いないと思うけど。(N)
- 末期のドイツ軍では資源不足から鋼製薬莢を使っていました。鋼製薬莢は真鍮にくらべ錆びやすく作動不良の原因になりやすいので評判は良くなかったようです(ささき)
- 今でも中国人民解放軍のライフル弾(カラシニコフのコピーに使う奴)の薬莢は鉄製で、銅めっきをしているそうです。現在他にやってる国はあるのかな?
- 末期の日本海軍では25mmの薬莢が鉄にペンキを塗ったものだったとか。錆びていたのでやすりで錆びを落として使用したそうですが。
- ロシアを初め、カラニシコフ系の薬莢は鉄製が普通です。
- 資料によるとADEN25mm機関砲の薬莢もスチールですね。コスト以外に鉄製には鉄製なりのメリットがあるのでしょうか?(ささき)
- どうでもいいですが、真鍮自体が銅と亜鉛の銅合金だったりして(^^)
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