薬キョウを爆発させて、その発射ガスの膨張エネルギーで弾丸を銃身から押し出しますが、銃身が長いとこの発射ガスの膨張エネルギーを十分に銃身の中で弾丸を押し出す力に消費する事が出来ます。銃身が短いと発射ガスが十分に弾丸を押し切らないうちに銃身の外に出て拡散してしまうので、発射ガスのエネルギーが無駄になってしまいます。

銃身は長くなると、発射時のガスが有効に使えるのは確かですが、余りにも銃身が長すぎると、逆効果になります。

↑同一口径砲でも長銃身化すると薬室も広げて弾丸の薬キョウ部が長くなりますね。（９９式20mm１号銃と２号銃の弾薬の違いみたいに）