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日本軍が魚雷や爆弾に使った炸薬はどんなものだったんでしょう?、Q.630で米海軍はTNTの1.5倍の威力のトルペックスなるものを魚雷に使ったらしいですが。
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- 下瀬火薬じゃないんですか?日本軍の装備の中で欧米よりも格段優れていたのが火薬だと聞きましたけど。(SADA)
- 通常のTNTだと思いますよ。下瀬火薬は昭和初期に廃止です(金剛・扶桑・伊勢などが日露戦争時代の廃棄戦艦を沈めようとしても装甲を貫通せずに自爆して徹甲弾としては最悪に不適当だった)ところで米軍のトルペックスは1.5〜2倍の威力があり大戦後半の登場です。ちなみに大和が潜水艦の魚雷一本であっけなく防御システムを破壊され3000トンも浸水したのはそれ以前のTNTです。(juno)
- ↑失礼。大和の件はまぎれもなくトルペックス魚雷によるものでした(^^;)それにしてもずっと下瀬火薬と伊集院信管を装備してたんだから八八艦隊の現実って背筋が凍ります。(juno)
- (追加でーす)つまり日本海軍自慢の酸素魚雷(炸薬500kg)すら、大戦後半の米軍雷撃機・潜水艦の魚雷(288kgぐらい?)に場合によっては劣っていたという無念な話なのね。(juno)
- 下瀬火薬って確か一部の兵器で太平洋戦争中も使われてませんでしたっけ?
- ↑まあ、末期では黒色火薬まで使ってますからね(^^;
- それにしても同じTNT炸薬でも日本のほうが質が劣ったという可能性はあったのでしょうか。
- 爆弾・魚雷では有りませんが、爆雷に使った火薬なら「日本護衛艦艇史」に出てますね、過塩素酸アンモニウムは強力だが敏感で、鈍感な物が主流になったが、TNTやアルミニウムの不足からK3で代用したと有りますから、当初はTNTをベースとした物が主流だった可能性が有ります、また世界の艦船96年12月号で少し触れられてましが、威力の弱い黒色火薬の方が砲弾が炸裂した時の破片サイズが大きく物理効果は大きかったようです、ちなみに時限信管は1929年まで黒色火薬の早い話導火線だったらしいです>日本海軍/SUDO
- 九一式(TNA)・九二式(TNT)の2種が昭和8・9年から装備されたようです。(juno)
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