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468に出ている「満星照準」とはどんなものですか。
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- 第二次大戦の場合、飛行機に弾丸を当てようと思えば敵の未来位置を予想して射撃しなければいけません。たとえば後上方からの場合、敵機のかなり前を狙って射撃します。それに対して、大戦末期のアメリカ製照準器の一部は照準器自体がその未来位置を計算してくれるために、飛行機そのものを直接狙って射撃することができます。この対象物(飛行機)を直接狙って照準することを「満星照準」と言います。
- ↑正確にはジャイロ・コンピューティング・サイトはイギリス製で、アメリカがライセンス生産したものだったと思います。またこの当時のそれは自機の運動を計算するだけの不十分なものでした。目標機の運動を計算に入れることができるようになったのはジェットの時代になって、測距レーダーと組み合わせられるようになってからです。これが今で言うレーダーFCS(火器管制装置)の走りですね。
- ドイツも終戦間近にジャイロ照準器 ReviC14 を開発し Me262 部隊などに実戦配備したのですが、故障が多く真価は発揮できなかったようです。
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