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終戦近くになって、海軍が実験した“さくら弾”とはどのようなものでしょうか?
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- 「元はドイツで開発された、前方破壊力の優れた兵器」って何かの本で読んだような気がするけど。この回答では結局どんな物か不明ですね(苦笑)。前方破壊力?ノイマン効果か?(Key)
- モンロー効果じゃないでしょうか。ノイマン効果って何ですか?
- 成形炸薬に利用されている「爆発力が前方に集中する現象」はモンロー効果またはノイマン効果だから、どっちでもいいです。(ただ、桜弾は成形炸薬とはちょっと違ったと思いました^^;)
- モンロー効果は固形爆薬をオワン状に成形すると凹面の中心部に集中して爆圧の最大効果が得られる現象で、ノイマン効果は凹面を薄い金属板で覆うと溶融した金属ジェットが高速で前方に噴出するので均一鋼板に対して貫通力を飛躍的に増すことを指します。
- 同じ成形炸薬でもモンローと効果とノイマン効果は原理は違うのですね、それで思い出したけど「桜弾」はモンロー効果のはずです。
- で、結局小さい穴を貫通させるだけなので艦船に対しての効果少、となったとか・・・。広範囲に防水区画を破壊する必要があるためこの方式は向かないそうです。
- これホントは陸軍の特殊爆弾です。4式重爆改造の桜弾装備機が少数、特攻使用されました。最初、陸上のコンクリート目標でテストした時は1000mも爆炎を吹き上げて(そう書いてある、少し大袈裟じゃ^^?)「こりゃ凄い!」って事で、海軍に頼んで未成空母「阿蘇」で実艦実験させてもらったら意外にも損害軽微だった・・・って奴ですね(元ネタ「幻の秘密兵器」より)
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