ノモンハンで長射程のロシア製モシン・ナガンと撃ち合った戦訓から、口径を 6.5mm から 7.7mm にアップした九九歩兵銃が造られました。ただし装備改変はスムーズにゆかず、二種類の口径・弾薬が混在したまま大戦に突入しています。

村田銃の開発者は、３８式の開発後、列強の小銃と比べて威力が劣るのでは？という質問に答えて「敵の戦闘能力を損失させれば十分であって、殺傷能力をいたずらに増すのは文明国家としてふさわしくない、」とかなんとか書き残していたような、、、

↑確かに・・・そう仰っていたようですが、でもなぁ。だったら戦争をやらないのが「文明国家」だと思いますけどね（苦笑）。それとも、「軍備すれども戦争はせず」なのかな？

わざわざ平原戦向きに重たい 7.7mm 九九式を開発して、それを担いでジャングルや山岳地帯で戦った兵隊さんがカワイソウ。