QQCCMMVVGGTT
39 |
エンガノ岬沖海戦で伊勢、日向を攻撃した雷撃機、爆撃機の記録に「白煙の尾を引き螺旋状に向かってくるロケット弾による攻撃を受けた」とかありましたが、どんな兵器なのでしょうか?
|
- それは試製12a28連噴進砲と思われます。1944年7月捷号作戦準備として、空母及び航空戦艦に搭載されました。弾丸は三式弾と同構造で、噴進弾は発射後千mほどで焼夷弾を放出、長さ600m・底辺直径140mの円錐型に広がります。28発の弾丸が敵機の攻撃コース前面に焼夷弾の濃密な幕を形成して撃墜するという仕組みです。当時瑞鶴は片舷4基、千歳は片舷3基だったようです。航空戦艦は空母並みに高角砲を装備したので、噴進砲も軽空母と同程度と思われます。詳細は朝日ソノラマの空母機動部隊(遠藤昭著)等を御覧下さい。
- 知り合いの、海軍出の人が、漁船を改造したような特務艦に積んでいたとか。艦名は忘れてしまったのですけれど、横須賀大空襲で、やられたとか。
Back