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こんにちは、すみませんが教えていただきたいのですが 「きさま」と言う呼び方ですが、大戦中の映画や書物などでは、普通に 相手を呼ぶ時に、使われているように思えますが (同期の桜なども♪「貴様と俺とは同期の桜〜♪」と歌われています) 現在はあまり良い意味(呼び方)ではないように思えます たいていの人に”きさま”呼ぶと怒ります どうしてなのでしょうか お忙しいところすみませんが、とても気になっています、教えてください こんにちは |
- 当時でも「きさま」は極親しい間柄で使うのでなければ、目下の人間に対してしか使われなかったのではないでしょうか。つまりどちらかと言えば無礼な言い方であり、目上の人間にいきなり使えばまず怒られます。
元々「きさま」は「貴様」ですからフォーマルな言葉だったのでしょう。それが時代が下るに連れて用途が下落(?)していき、現在もなお下落しているといった処でしょうか。
山奥の人
- もともと近世中期(つまりは江戸時代中頃ですね)までは、「目上に対する敬称」でした。「貴殿」「貴方」「あなたさま」などと同義です。
これが近世後期には、目下あるいは同格に対する称(貴様と俺とは同期の桜、とは両者が同格であることを示す例です)、ときには相手を罵る場合にも使われるというところまで変化しています。現代では同格に対する呼び方にすら使われなくなって、罵り専門になりかけているわけです。
tac
- 今でも海軍の予備学生の寄り合いではおじいちゃん同士で貴様と呼んでます。あんなふうに
使うのは日本であそこだけじゃないでしょうか。もう十年も経つと悪い意味しかなくなります
ね。
「きさま」じゃなくて、「きさぁん」と聞こえます。入れ歯のせいかな?(^^)
零式水観
- あることばの持つ価値が、時代と共にだんだん低下していく現象を「ことばのインフレ」と呼ぶことがあります。
その代表例として、二人称の代名詞が揚げられていました。
ずいぶん昔に読んだ本なので、詳細は忘れましたが。
OPD
- >4 君主や天皇の意味から、ただの友達に転落した「君」なんかですね。
ところで、この話、前にもしたような記憶があるのですが。
過去ログ探してもヒットしいない。「どっち」だったのかなあ。
カンタニャック
- 3.>
北九州の当たりだと、今でも「きさぁん」は普通に二人称として使われています。
あるて