643 |
この前テレビで自衛隊のニュース(内容は忘れました・・・)が流れた時、ちょうど今時分は空気が乾燥するので、自衛官がリップクリームを唇に塗っていました。そこで質問なのですが、リップクリームのようなものがない時代、世界各地の戦場、東南アジアのジャングル地帯などはともかく、中国大陸のような陸地でとても空気が乾燥するところで、旧日本軍、その他の軍隊にはそれに変わるようなものがあったのでしょうか?それとも唇がヒリヒリする中でもそれに耐えて兵隊達は戦っていたのでしょうか? 代々木 |
- 大陸では何もなかったと思います。黒マスクをしている冩眞を多く見ますね。関東軍の防寒衣は毛皮の襟附外套に、口元を隠す頭巾附、で暖かそうです。
いつか読んだ長沼挺身隊の話に、隊長が喇叭吹奏を命令すると、暫く経ってからでないと鳴らないのは、喇叭手が凍った喇叭を唇につけると離れなくなって皮膚が破れるので、喇叭を暖めてから吹かなければならなかったためとありました。クリーム(瓶入り)を塗るのは、わりとあったようです。小説「真空地帯」の冬の兵營で軍曹がクリームを顔にぬっています。
あるめ
- 試して見ると解るのですが、バターやマーガリンの類でも、それなりにリップクリームの代用になります。
さっき塗ってみたのですが、テンプラ油でも「ないよりマシ!」という感じでした。
で、
http://www01.u-page.so-net.ne.jp/fa2/saitowo/kiku/cosme/lipc.html
を見たんですが、リップクリームの材料って、ふつうのオイルですね。
ちなみに、戦前では切り傷や火傷に油を塗り込むのは、一般的な治療法でした。
無頼庵
- 自己フォロー。
>ちなみに、戦前では切り傷や火傷に油を塗り込むのは、一般的な治療法でした。
水道が普及した現代日本で、こんな事ぜったいやらないで下さいね。
傷も火傷も流水で洗い流して清潔にするのが、処置の基本です。
無頼庵