http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jirai/sanngen.html
取り合えずコレを見てから「武器輸出」「三原則」あたりをキーワードにして検索して見れば、凡その経緯等が判ると思います。

ＳＵＤＯ

下の防衛白書（防衛庁）関係のサイトも参照。「武器禁輸法」という法律では無く、経済産業省所管の貿易に関する法律により規制されています。
http://www.jda.go.jp/j/library/wp/2001/siryo/dt13034a.htm

で、武器自体ではなく、その部品（半導体とか）、技術ライセンスの供与は武器輸出の内に入らないのか？ということが国会等で問題にされたことがある。政府は、これらは武器に当たらないという解釈だが。
アリエフ

　武器輸出三原則における「武器」とは、「軍隊が使用するものであって、直接戦闘の用に供されるもの」とされていますので、民間用の武器、刑事警察用の武器などは、対象外です。したがって、３）であげられた装備や、アメリカの民間用銃器の下請け生産（ＯＥＭ？）などは問題になりません。
　また、日本から輸出されたピックアップ・トラックやランドクルーザーなどに機関銃が装備され戦闘車両として運用されたケース（チャドやソマリアなど）についても、輸送用車両は武器でなく、輸出後に直接戦闘用に改造されても、武器輸出三原則の問題とはならないとされています。
カンタニャック

＞１）なぜこのような法律ができたのでしょうか？
政治的妥協で。

＞２）メリットはあるのでしょうか？
現実に兵器の一要素(つまりは部品ということ)のシェアが極めて高い現状を考えれば、単なる自己陶酔以上のモノでしかない。
もし、本当に武器輸出が駄目であれば、労組は率先して輸出を自粛すべき。もしくは完全管理貿易を実施すべき。結局メシを食
うという目的においては、どんな手段(この場合は言い訳)を用いてでも正当化されるという良い見本(ダブルスタンダード)＞三原則

＞３）過去にリバティ・チーフやらAR１８０やらを輸出していたそうですが、どこまでが法律に抵触してしまうのでしょうか？
軍用じゃないから、法律的には適用除外になります。

２）項については、反論があると思うけど、既に色々なところまで輸出した部品が使われているという現実は無視できんと思うよ。
sorya

輸出すればコストは下がるのか?輸出すれば量産されコストが下がるということ?
自衛隊の自動小銃を造っている会社は3.でいう民間用銃器の下請け生産（ＯＥＭ？）会社なわけだ。では自衛隊向け小銃と、民間用銃器の生産数はそれぞれどのくらいか?で、民間用銃器はコスト高か?コスト高だったら、OEMはされないだろう。
F15戦闘機は何機造られて、何機輸出されたんだろう?輸出することで製造コストは下がり、輸入した国の購入価格は下がったんだろうか?
艦艇は入札で造られることが多く、艦艇を輸出する国と会社もいくつかある。それらの会社は、入札で受注できなかったら自国向けの艦艇の価格を上げるのか?

もしかして質問者は、日本以外の国には武器の輸出を何らかの形で制限する国はないと思っているのかな?

それと武器のコストが下がれば、自衛隊の装備する武器の数を増やせる/日本の防衛予算を減らせる、と思っているのかな?
89式小銃、90式戦車、たかなみ型護衛艦、F2支援戦闘機の価格がM16小銃、レオパルド戦車、ブランデンブルグ型フリゲイト、F18ホーネット並みになればなにがどう変わるのかな?

「・・・日本は、今のままがよろしかろう(森林太郎)」
strafe

> 日本は兵器の輸出ができず、結果としてコスト高につながっていますが、

世界には武器を輸出している国はいっぱいありますよね。そこで、
(1)武器の輸出金額が多い上位五ヶ国の、国内向けと輸出向けの武器の製造比率
くらいは当然調べたろうね?更に、
(2)武器の輸出金額が輸出金額全体に占める割合の高い上位五ヶ国
も、当然調べたうえでの質問だよね?調べていないなら夏休みの自由研究の課題に調べてみたら?
strafe

＞6.
＞当然調べたうえでの質問だよね?
まぁまぁ、あまりカタイことは言わずにおきましょうよ。元々ここの趣旨は「ちょっと気になると夜も眠れない」程度の質問を出すところですから(^_^)
ささき

＞まぁまぁ、あまりカタイことは言わずにおきましょうよ。
んにゃ。元質問の出だしがカタイんでヤワラカイ便乗質問をしただけっすよ。
strafe