実測と計算の双方を用います。

　射程距離は砲弾の空力特性等が判っていれば、そう大きくは外さない数字が簡単に出せると思います。
　勿論実際に撃って見る事で、計算式の間違いや製造設計の問題も確認し、その大砲におけるベストの修正値をも作成します。

　貫徹力は弾道計算から速度と角度が判るので、その条件で装甲を撃って確認します（もっとも何種類もの装甲を用意するのは大変なので、数種の装甲に対して、射撃条件を変える（速度や角度）事で基本となるデータベースやグラフを作成し、計算上の速度や角度を当てはめる事で凡その貫徹能力を判断します）
　データベースとなる装甲貫徹力の基準は最終的には、貫徹した砲弾を目視で確認し、破損が無く、貫徹後に炸裂するかどうかを判断します。（抜けても砲弾が壊れる事は非常に多く、砲弾と装甲の製造上のばらつきもあるので、中々判断が困難です）
ＳＵＤＯ

仮想戦記の著者某三木原さんの著書、戦艦大和零距離射撃戦とかいう4巻にわたるドイツと日本の戦艦の砲撃戦で確か砲弾の貫通力と装甲板に関する数式が載っていたのでそれを参考になさると良いと思います。ただし、装甲版の種類、砲弾の初速などのファクターは自分で探し出さなければなりませんが・・・。一応リアリティーを追求した作者さんなので某派手な格好をした作家さんが書いた仮想戦記の数百倍は信憑性があると思います。

自分は初心者ですが