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パロディー映画「ホット・ショット」でジェット機の噴射口でソーセージを焼き、パンに挟んで食べるシーンがあります。 これはジョークだとわかりますが、実際に軍事兵器が戦闘行為以外で使われた例を教えてください。 あと「フライパンのように熱くなった戦車の装甲で料理を・・・」と聞いたことがありますが、これは本当のことでしょうか? ベリアル |
- 戦車兵だった恩師のお話では、戦車の排気管にカゴをくくりつけて、サツマイモを放り込み、その熱で焼き芋を作ったそうです。
穂積
- まあ非常に有名な話ですが。手榴弾でお魚獲りなんてのも…
あべちゃん
- 北アフリカの戦車上で目玉焼きを焼く、なんて映像を見たような・・・。
ogurenko
- 平凡な話ですが、邊境に駐屯中の戦闘部隊は小銃で(非公式に)狩猟をして、蛋白源の足しにしました。五味川純平「人間の条件」にも蘇満国境の守備隊でそうやっている話がでてきます。平時では彈丸一発でも厳しい管理があるので、なかなかできないでしょうね。
また突如時代が飛んでしまいますが、アメリカ西部の邊境に駐屯する騎兵隊が狩猟して糧食の足しにしていたこともあります。
あるめ
- ↑海軍も似たようなことをやってます。
第六戦隊がカビエンで陸戦隊用の小銃を使用して牛狩りを行ったそうです。(「鉄底海峡」光人社:高橋雄次著)
あべちゃん
- 何か兵器で食い物を作るor入手する話ばっかりですので、それ以外で該当しそうなものを・・・
(設問の『軍事兵器が戦闘行為以外で使われた例』って、別に兵器で食い物等を得るというのに限った話じゃないよね?)
昭和30年代頃でしたか、どこの県か忘れましたが、山岳地で転落し崖にザイルで宙づりになってしまった登山者(死亡)の回収のため、陸自に出動が要請され、普通科隊員が狙撃銃等を使ってザイルを狙撃し切断した(らしい)という話&写真を見た記憶があります。まだ陸自でスプリングフィールドM1903A4狙撃銃が使われていた時代の話です。
ブラック・タロン
- 戦車を溶かして東京タワーの材料にした。
駆逐艦を利用して防波堤を作った。
退役した軍艦、軍用機を沈めて魚礁にした。
特攻用のボートが、戦後、公園の池で遊戯用ボートになった。
風船爆弾が雨具、敷物になった。
軍艦が丸々博物館になった。
ICBMのサイロが、別荘としてリフォーム、売り出された。
・・・探すと色々出てきますね。
ツカドン
- 皆様、回答ありがとうございます。
>焼き芋を作った
まったく想像しなかった(排気管の熱利用)感心しました。
>目玉焼きを焼く
砂漠地帯などの陽射しが強い場所では装甲が滅茶苦茶熱くなることを、面白く伝えるための例え話の可能性も考えていましたが、映像があったのは驚きです。
>兵器で食い物等を得るというのに限った話・・・・
はい。質問には食事関係の例しか出せませんでしたが、いろんな使用例を知りたく思っております。
例えば、映画などで見る戦車の砲身に洗濯物を干しているが、本当にした人はいるのか?
ぼくの想像で、真夏に軍事機のプロペラを扇風機代わりにつかった例があるんじゃないのか?
(エンジン音と排気ガスで快適になるどころか不快になるから、した人は居ないと思うが)とか
ベリアル
- ↑プロペラを扇風機代りのお話たいへん愉快です。
食物以外ならば、いろんな人が持ちよれば、そう云えばそう、というのから、えええ!?というのまで、ごまんとありそうですね。廃物利用で知っているのは、
1:砲の殻藥莢を灰皿代りにした。
2:落下傘で花嫁衣裳をつくった。
3:戦闘機の尾輪をスクーターの車輪に使った。(これに乗って出前のアルバイトしていた人から聞いた。終戦直後の東京市電の軌道の凹部に車輪がスッポリ嵌ってしまうので難儀したとの由)
あるめ
- 朝鮮戦争の頃、バウスラスターの代わりに、駐機中のジェット戦闘機のエンジンを噴射して横須賀港に着岸した米空母があったそうです。
ゴミレス
>ぼくの想像で、真夏に軍事機のプロペラを扇風機代わりにつかった例があるんじ>ゃないのか?
20年ほど前に飛行機好きの米国人社長が自分の執務机を複葉機型にしてしまった映像を見たことがあります。
チャント、プロペラを回転させてコックピット?座った社長が涼んでました。
(笑)
さらにオモチャの連装機関銃で気に入らない社員?を銃撃してました。(但し、音
と光のみ。)
会社は空調会社だったそうですが、「わが社の製品よりペラの風の方が気持ちよい。などと社長は言ってたそうです。(笑)
SAW
- 終戦後に余った防弾タンク用の発泡ゴム材でゴム草履を作った話がありました。
ささき
- 兵器そのものではないですが、戦艦の砲塔バーベットを組み立てる為のコンクリート・ピットが原子炉の組み立てに使われたそうです。映画「未来世紀ブラジル」のラストで出てくる異様なコンクリートの穴が多分それだと思います。
ささき
- >10 艦載機の推力をスラスター代わりにするのは1940-50年代の米空母ではよく見られる
光景です。映画の「トコリの橋」でも再現されてますが、艦載機のエンジンが傷むので
飛行機屋さんは物凄く嫌がってますね。
以下ゴミを追記。ラバウル近海の哨戒任務に就いていた駆潜艇二八号が、ソナーで魚群を探知すると
爆雷を投げ込んでせっせと魚捕りをした、という描写を当時の乗組員の方が書いておられました。
不審に思った司令部から「敵潜水艦発見セシヤ」と聞かれると、「敵ラシキ反応アリ、現在掃討中」
と返信しておいて、魚捕りに励んだとか(笑)。
大塚好古
- 今まで何度か出している話ですが、南太平洋に展開した F4U の部隊で増槽に風車とミキサーを付け、支給品の濃縮ミルクと砂糖を入れて飛ばしアイスクリームを作っていたそうです。ここまで大仕掛けでなくとも、戦闘任務以外で飛ぶ飛行機にビールや椰子の実を積んで上空で冷やすのは日米ともにやっていたようですね(厳密に言えば規則違反なのでしょうが)。
ささき
- 昔々「探偵!ナイトスクープ」真夏の熱々のボンネットで料理が出来るか?という話題をやっていましたが見事に出来ませんでした(最後はバーナーで車体を炙りむりやり肉を焼いていた)。PKのお手柄というところでしょうか。
バツ
- 戦後、解体された「伊勢」の残骸を住処にしている親子の映像を見たことがあります。
YOU
- ポーランド国鉄の車両で、翼と後部胴体を外したMiG-15を機首上げ姿勢で台車に固定し、エンジンをふかして線路上の除雪/融雪を行うものがあります。
Schump
- >3
さすがに、これはヤラセ映像だったと『ナチスドイツの映像戦略』に書いてありました。
さて、話は変って第三次中東戦争の頃。イスラエル軍が調査を行ったところ、小火器の故障原因に意外な事実が判明しました。
中東の砂漠地帯、暑い場所で戦うのですから、どうしても水分の補給は大切です。もちろん、給水は行われていますが、それだけでは足らないので占領地で手に入った清涼飲料水などを飲む兵士たちが、銃の角を栓抜き代わりに使い、それが原因で部品の変形を招いてしまう……ということです。
結局、イスラエル軍が従来私用していたFALに代えて採用したガリルには、バイポッドの金具を利用した栓抜きがつけられました。
カール・リヒター
- >17
油田火災用消防機材でMiG-21だったかのエンジンを転用したのがあったと思います。湾岸戦争後のクウェートの油田の後始末の際に登場したと記憶しています。
けい
- >7
昔、TV番組で陸自の廃棄兵器等が再利用される流れを追った映像が放映されたことがありました。その中では、用廃となった155mm榴弾砲M1が解体・融解されて建築用の鉄骨材になったり、使用済の105mm戦車砲弾用薬莢(真鍮製)が融解されて真鍮細工の原料になる過程が紹介されていました。
>18
ついでにガリルARMの二脚架の基部はワイヤーカッターとして使えます。ただし、水平方向に使用する場合、構造上銃を起こさなければならず、実戦向きかどうかは評価が分かれるでしょう。
ついでにこんなのはどうでしょう。1994年頃のロシアの兵器ショーで、BTR70系の装輪装甲車をベースにした『戦闘消防車』なるものが紹介されていました。旧ソ連軍の主要装輪装甲車を開発してきたGAZ(ゴーリキー自動車工場)の民間向け製品ですが、実態は何のことはない赤と白に塗ったBTR70系の装輪装甲車に22連装式の消火弾発射機を載せた、東宝怪獣映画のポンポン砲みたいな代物でした。ちなみにGAZではBTR80をベースとする民間向け輸送車両をいくつか開発しているそうです。
ブラック・タロン
- 消火用ということなら森林火災消火機には退役 Warbirds が多く使われていますね。
ささき
- 105ミリの薬莢を前線基地のトイレ代わりに。(南べトナム政府軍)
開高健「ベトナム戦記」
Soby
- TNT爆薬は火をつけるとただ燃えるだけなので、それを使って食事を暖めていたそうです。あと、艦載機をとめるゴムでバンジ−ジャンプをしたとか。
RUPIN
- Ans.Qの他の場所でも話題になりましたが、昭和18年に謎の爆沈を起こした戦艦『陸奥』の鋼材が、戦後引き上げられて放射線測定装置の遮蔽材として再利用されているというのは知る人ぞ知る話ですね。
極微量の放射線を精密に測定するには、環境中の自然放射線を可能な限り遮断しなければならないため、測定装置の遮蔽材には分厚い鉄材が使われます。が、戦後生産される鉄材には生産過程でコバルト60が含まれてしまっているため不向きとなってしまいます。そこで、戦前に生産された鉄材で作られ、戦後の核実験等による人工放射線の汚染にも晒されていない『陸奥』等の沈没艦艇の鉄材を引き上げて再利用しているというわけです。
ブラック・タロン
- 今思い出した実例、有名な目玉焼きの話。
サウジアラビアの建設現場で十年近く前、午前中フルに作業したブルドーザーのエンジンカバー上で実験したやつがいました。(触ると火傷確実だったため思いついた?そうで)
結果、黄身は半熟どまりだったとか。なお黒塗りの乗用車のボンネットでも可能とのこと。いずれにせよ食えるもんじゃ無いそうで。(当たり前ですね。)
なお実験者は、焦げ付いた白身を掃除させられたとのこと。ブルじゃなくて乗用車のほうだと思いますが。
以上、眉につばつけて聞いてください。
タンジェント
- 九五式軽戦車の砲塔を取っ払ってバスにした例はありますが…
#ミリタリーマニアにバスマニアが居ない
#バスマニアにミリタリーマニアが居ない
#上の二つ,どっちも居るんだけど余りにも下らない事例である
以上の理由のどれかが作用して,誰も気にとめません。
どなたか,調べてくれないでしょうか(を
長楽寺鶴川
- かなり昔ですが、海上自衛隊では5インチや76mm砲弾の空薬きょうを切断して灰皿にした人がいました。現在は管理が厳しいのでありえませんが。
西部
- ディスカバリーで見たのですが、TNTかなにかの
爆薬で、コーヒーをいれるお湯をつくったそうです。
どんな容器を使ったのかは、残念ながら映像がなかったのですが(w
yuu
- 「激闘戦車戦」には、「先頭部隊の戦車が、数台とまっている。故障車かと思って近づくと兵が牛を分解して、戦車の排気管にくくりつけている。・・・(中略)・・・牛の大きな肉塊を、排気管にしばって、二〜三時間行進すると、ちょうど食べごろに、こんがり焼けるという。」とかいてあります。
第八六七艦隊
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以前「特命リサーチ200X」で、ハンガリーかルーマニアの油田消火チームがT34の車体にミグ19のエンジンを載せたもので消火作業しているのを見ました。
キム