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父が配属された高射砲部隊のことでお聞きします。父は神戸・大倉山の高射砲部隊に配属(または関係する憲兵)されていたと聞きました。父の話によると、ここの高射砲は優秀でB29も大倉山の上空は避けたとのことですが、ここに設置された高射砲の形式(九九式8センチ高射砲か?)、部隊名を教えて下さい。よろしくお願いします。★追伸★昭和20年3月17日の神戸空襲時、飛行第56戦隊の緒方大尉(三式戦1型丁)はB29に体当たり攻撃後、摩耶山に墜落しました。残骸から「緒方」と名前の入った飛行靴が見つかり、飛行靴は伊丹飛行場に届けられました。(詳しくは渡辺洋二著・液冷戦闘機飛燕参照)実はこの飛行靴を届けたのが父です。何でも神戸から、ほぼ1日中歩いて届けたそうです。当時は軍隊でも食べるものが無く、父の兄がスイカを部隊まで持ってきたこともあるようですが、目に付くので、わざと「握り拳」程度の小さいスイカをコッソリ父に渡したそうです。 ズングリ雷電 |
当時、神戸市の防空を担当していたのは中部高射砲集団(20年5月、高射第三師団に改編)の高射砲第一二三連隊でした。
大倉山に配備されていたのは、そのうちの第四中隊だと思われます。
第四中隊とすれば、装備していた高射砲は御推察の通り八高ですが。昭和19年の末でも連隊での充足数は定数の半数程度しか充足していなかった様なので、どの程度の数があったかは判りません。
蛇足ですが、編成上は十二高も入っており、連隊としてはも所望していたようですが、最終的に配備されたかは不明です。
tackow
ズングリ雷電