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ナチスドイツのメンゲレといった、収容所内でユダヤ人らに生体実験などをした連中は、戦後、徹底的に追及されています。(メンゲレは結局死亡していたらしいのですが)しかし、日本の731部隊関係者は生体実験をしていても、何ら戦犯に問われていません。この違いはどうしてですか。教えてください。 オケラ
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- 秦郁彦『昭和史の謎を追う』に拠ると、ソ連に捕まった人物は裁判を受けています。石井四郎をはじめとした連中は「アメリカに資料を提供して御咎め無し」が有力な説。
バトゥ
- メンゲレは、生き延びて天寿を全うしたはずだと記憶しています。彼は、親衛隊がしていた刺青などをしていなかったこともあり、確か南米に逃れて死亡するまで捕まる事もなく、若い女性と暮らし(結婚していたかどうか憶えていません)、老人となって死ぬまでやさしい人間と思われて、暮らしていたようです。確か、つい最近NHKの『ヒットラーの側近達?』という、番組で観ました。
roht
- あー、しかし「徹底的に追及」はどうでしょう。
「ダハウ収容所においてドイツ空軍省航空医学研究所のスタッフが行った高圧,低温が人体にもたらす影響についての実験がある。この実験の責任者シュトルークホルトHubertus Strugholdは,のちにアメリカに渡り,アメリカ空軍の各種宇宙医学研究プロジェクトに参加した。」(平凡社百科事典「人体実験」の項より)
というように、あるのは国益の観点というべきでしょう。
バトゥ
- rohtさんご指摘の番組は昨秋NHKで放映された「ヒトラーの側近たち2」ですね。(原題: Hitlers Helfer 2)1998年 ZDFの製作で、日本では「ボルマン」「アイヒマン」「メンゲレ」の計3回分が放映されましたが、このドキュメンタリー、実は計6回分がドイツでは制作されており、他に「フライスラー」「リッベントロープ」「シーラッハ」があります。ドイツではビデオを発売(一本約40マルク弱)していますので、どうしても見たいという方がいましたら、通販などで購入してみてはいかがでしょうか。
梯子
- やはり人道的問題より国益を優先するのですか。国家とは恐ろしいものですね。教えていただき、有難うございました。
オケラ
- 検索かけたらこんなページがありました。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/4586/
実際のところ、裁判では事実認定より法律論の方がメインかもしれませんが、参考までに。
いおーじま
- 貴重な情報を頂きまして有難うございました。
オケラ
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