プラモを置くスペースに制約がある、多種多様な機体を作りたいというのなら、ハセガワの７２分の１シリーズが最適でしょう。第二次大戦機から現用機さらには架空機（ＶＦ−１バルキリー）まで出していますが、有名な飛行機で漏れているのもある（例えば旧ソ連のＩｌ−２シュトゥルモビク、フランスのミラージュ３）。
アリエフ

プラモはメーカーで選んで買うものじゃないよ。
ＢＵＮ

私があえて挙げるとすれば、ファインモールドのプラモでしょう。烈風や橘花など、多少他のメーカーのものに比べると高価ですがなかなか良い出来です。
吉野

ファインモールドは正確さは優れているものの、細かいパーツが多くプラモ入門者にはちょっと難しいということを読んだ覚えがあるのですが（同社の戦車プラモだったかな）。飛行機の場合、如何なものでしょう？
アリエフ

　暇だった頃、（自分が使うために）こんな物を作ったことがあります。
参考になりますでしょうか？

http://www.inh.co.jp/~aoyagiid/otaku/mokei/72index.htm

　プラモは開発が新しいほど品質が良くなる傾向が顕著ですから、
メーカーとして若いファインモールドは「ハズレ」がないと思います。
　私は韓国のアカデミーが好きなのですが、
時々解読不可能な本国（ハングル語）版が日本でも流通してるので注意。

どんべ

師匠のおっしゃるとおりですが，日本の1/48大戦機なら，
タミヤかハセガワがとっつきやすいのではないでしょうか。
”＆”

ファインモールドのキットは大好きですが、今のプラモの常識から言えば決して組みやすくは無いですよ。二十年位前の水準にあると言って良いでしょう。愛があるから全て許されるのですが・・彗星や橘花は少々苦労しますよ。
また大手の二社もアイテム数が多い為に玉石混交です。メーカーなんて気にしないで好きな機種を作りましょう。作って塗装して立体として楽しめれば、私は部品の継ぎ目さえ消さなくてもいいと思う時もあります。模型は精密に仕上げるばかりが魅力ではありません。立体にして初めて理解できる事が沢山ありますから、それが実感できるだけでも収穫は大きいでしょう。
ＢＵＮ

　↑塗装がされていれば「作品」として認めようという考えは賛成です。
（もともとプラモはそういうものだったはずです）
特に、小スケールの場合、それでもいいと思う。

どんべ

プラモって「作品」なのかなぁ。
７０年頃の航空情報増刊の「プラモガイド」には「レベルの雷電は濃緑色で部品が成形されているので機体下面の灰色だけ塗れば良く、便利だ」との紹介がなされていました。プラモというものは本来そんなものなのではないでしょうか。それを「素材」として考えて自分の考えをそこに生かすのもひとつの楽しみ方ではあると思いますが、別に「作品」でなくとも、好きな機体の立体化としてしばらく楽しむだけでも良いのではないかと思います。
しかし、そうでなくとも「作者の想い」が多少なりとも伝わればひょっとすると「作品」かもしれませんね。
どんべさんのホームページにある作品の兵士がガスマスクケースを着けていないのに、モールドされたベルトだけは几帳面に塗装してある、というような所はかえって偉いなぁ、と感心しますし、人柄も偲ばれます。からかって言ってるんじゃないですよ。何年も前に製作した時、キットの説明書通りの製作からガスマスクケースをサイドカー側面に接着した瞬間にあのキットは「作品」になったのかなぁ、と思ったまでのことです。御無礼勘弁。
ＢＵＮ

一昨年の夏にファインモールドの五式戦を買いましたが、風防が前に出っ張りすぎて変な形になっていました。アリイ版はペラのブレードが細すぎるし、ハセガワ版は主翼の上半角が少し足りません。でも一番本物に似ていて、しかも部品のかみ合わせがビシッとしているのはハセガワ版だと思います。
フッフール

二十年以上の歳月とはそんなもんですね。五式戦というアイテムを選んでいればこその比較だと思います。
ＢＵＮ

旧軍マニアの「不鮮明な写真を見る眼」はスゴいです。恐れ入りました。

どんべ