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350  731部隊やナチスの人体実験は残酷なものだが、実は戦後の医学の発展に多大な貢献をした、と聞いたことがあります。これは本当なのでしょうか? 本当だとしたら、具体的にどのような人体実験が、どのような形で実を結んだのでしょうか?
ツカドン

  1. 有名どころでは毒物の50%致死限界。未だにリファ。
    sorya

  2. 人の通電許容量(感電死しない為の)何かのデータもドイツの人体実験データが基になっていると、大学時代に教授から聞いたことがあります。
    JK

  3. 人体実験とは違いますが、人体に対する放射線の影響評価の基礎データは広島・長崎で敗戦直後に米軍が集めたものが全てと言っても過言ではありません。現在もなおこのデータは再評価され続け、各国での放射線関係の法令上の規制値の改正にも反映されています。
    TETSU29

  4. 人体の水分が約70%ってのも、石井部隊がマルタを生きたまま日干しにした結果求められたものだった気がする。
    (↑こういう書き方はあまり良くないのだろうけれども)
    ペンギン

  5. >3 素人からの便乗質問になりますが、アメリカやソ連などが行ったアトミックソルジャーの例は参考にならないのでしょうか。数が少なすぎる、直後に直接浴びていないなど?
    バトゥ

  6. 化学防護隊の装備品の試験には本物の毒ガス・生物兵器が使われるのでしょうが、防護服などの最終試験には実際に人が着て試験するのだろうか(汗)?・・・するんでしょうね。
    陸上自衛隊化学学校にも米CDCのレベル4みたいな施設があって生物兵器・毒ガスの研究(実験用生産)が行われているのかな?(細菌などは国立感染症研究所から貰ってくるとか)
    ガンヘッド

  7. >5.バトゥさんへ
    こういう純粋に技術的な話なら私の知識の及ぶ限りお答えできます。(352番の官僚的回答を参照して下さい。)
    広島・長崎のデータの特徴は・・・
    ・被爆者数が非常に多い。
    ・被爆者は全ての性別、年齢層にわたっている。
    ・被爆当時に各人がいた位置がわかっている、つまり各人の被ばく線量がかなりの精度で推定でき、高線量から低線量までの被ばく線量がデータとして存在する。
    というのが主な理由です。これらの情報を被爆直後に占領軍が絶対的な権力をもって徹底的に集めたため、まさに「理想的な疫学データ」となってしまったのです。
    (傷ましい話です、このことを知ったときに自分が原子力技術者であることについてちょっとだけ自問自答しました。)
    TETSU29

  8. おっと、7番ではバトゥさんへの回答になってませんな・・・
    アトミックソルジャーのデータが使われているかどうかは私は知りませんが、若くて強健な男性しかいないであろう事から、使われているとしても補完的なものでしょう。
    TETSU29

  9. <6 それはないんじゃないですか?どっかの自衛隊の基地で化学兵器研究の為に炭疽菌と構造が似てる納豆菌使うってことだけでニュースになるって国ですから。ああ、平和ニッポン万歳
    紅葉饅頭

  10. >>6&9
    もうちょっと新聞をよく読みませう。
    一時期大宮の化学学校で実験用の毒ガス保有しててケシカランっちゅー報道がオウム絡みであったじゃないか(笑)そんな訳で新聞だってちゃんとした情報
    源なんだぞっと。わし、アソコでとっても痛い目あったけど。ありゃ学校が悪いんじゃないしなあ。
    それ以外に関しては口をつぐむあたし
    sorya

  11. そういや1 で思い出したんだが(いまさら思い出す俺)、毒物の致死限界のもうひとつのリファは米国の奴。刑期を減らす代わりにちゅうしゃでちう〜。その
    結果、ドイツのデータの一部には間違いがあることが判明っと。どっちにしても人体実験だよなあ(苦笑)
    sorya

  12. >6
     現在、化学兵器による犯罪に関する法律として『サリン防止法』と『化学兵器禁止法』がありますが、陸自化学学校は、化学兵器禁止法に定める『特定物質』(毒性化学剤)の毒性からの防護に関する研究(特定研究)を行う『特定施設』として政令指定されており、同法に基づく厳密な管理の下、研究用として化学剤の少量製造を行うことができます。

    >10
    > アソコでとっても痛い目あったけど
     化学学校の取材等でレポーターがしばしば体験させられた『CN剤』ですか?(;^_^A
    ブラック・タロン

  13. >12
    CN剤(催涙ガス)を浴びたら、目と鼻にタマネギの汁を擦り込めば中和するって本当ですか?
    ガンヘッド

  14. いや。ある意味旧軍事代の置き土産。かな。(苦笑)
    まさかあんなモノが…
    sorya

  15. >催涙ガスにタマネギ

    タマネギだと余計しみるのでは?全学連運動のころはタオルにレモン汁を沁みさせていたそうですが。
    Sampon

  16. >13&15
     実際にはあまり効果はないそうです>CN剤にレモン汁等
     多少痛くても我慢して、手で目を擦らず(下手に擦ると角膜を傷付ける)そのまま涙を流し、後で水か市販の目薬を差しておく方がいいそうです。
    ブラック・タロン

  17. 忘却の彼方から必死に記憶をたどったのですが
    1969年代後半から1970年代前半の日本の警察は、催涙ガスとしてCN(たしかクロルベンジルマロノニトリル)ではなく、CA(クロルアセトフェノン)を使っていた筈です。CAにはおっしゃるように慣れがあり、眼に手を触れずに涙を流しっぱなしにしておけばやがて慣れる、と言われていました。しかし、佐々淳行さんの著書など読むと、このCAは双方に重傷者を出さないという暴徒鎮圧の目的には凄い威力だったようです。
    CNには慣れがなく威力も大きいと言われていますが、高濃度のCNの中では致死の危険があるため暴徒鎮圧用には使われなかったようです。
    当時噂され,実際演習まで行われた自衛隊の暴徒鎮圧出動の際にはCNが使われただろうと(私は)勝手に思っています。
    同時期アメリカでは暴徒鎮圧用にはCS(化学名忘れた)を使っていました。『いちご白書』のラストシーンで散布されるのはCSと思われます。

    SHI

  18. 個人的にはメルカプタン1瓶投げ込めば大体の様はたせるのでは?なんて思ってたりして。安いし。
    sorya

  19. メチルメルカプタンですか? 水素をハロゲンで置換したものならともかく、燃焼性が高すぎませんか? 安くてお薦めといったら、トリクロロニトロメタンはいかがでしょう。
    みなと

  20. >17
    CN=クロルアセトフェノン
    CS=オルソクロルベンジリデンマロノニトリル  では?(;^_^A

     CSはCNより強力ということで、欧米の警察で使われていると聞きます。
     日本の警察と自衛隊はCNみたいですね。旧陸軍の『緑1号』もCNです。

     催涙剤といえば、CNと並んで市販の催涙スプレーに使われているOC(オレオレシンカプシウム)があります。トウガラシから抽出した刺激性成分だそうですが、公用で使われているという話は聞きません。あくまでスプレー用なのか?

     ところで、旧軍時代の置き土産って何ですか?>14
    ブラック・タロン

  21. ごめんなさい。私はまた嘘をつきました。
    ちなみにCAは、アルファ-ブロモベンジル-シアニドだそうです。
    で、上記の私の書き込み;CNとCAを逆にしてください。CAは赤結球と結合するので高濃度では非常に(生命に)危険だそうで、対象を殺してもかまわんという状況でないと使えないそうです。

    以上、たった今、日本国某国立研究所の元同志に電話して聞きました。(始めに何故その手間を惜しむか?と自戒)

    SHI


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