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324 昔、『コロコロコミック』という漫画雑誌に、「リトルコップ」という刑事マンガが載っていました。そのストーリーの一つに元刑事が日本政府打倒のために、麻薬を資金源にして私設軍隊を築き、それを殲滅すべく主人公の刑事達が樹海の奥の基地に潜入する、というのがありました。この中で、なぜかUH-1ヘリやM1エイブラムス戦車といった米国製の武器が出てきました。
 もちろん、これはフィクションですが、素性の知れない1個人に米国の兵器メーカーや商社がそう易々と武器を売るんでしょうか? それとも、どこかにそういった闇市場があるんでしょうか?
豆腐ヨーカン

  1.  補足。漫画が載ったのは、僕が小学生の頃ですから、10年くらい前で湾岸戦争より前の頃です。
    豆腐ヨーカン

  2. 多分、その元刑事は金で米国政府・軍関係者を買収したんでしょ?
    これは半分冗談として(もし事が発覚したら国家安全保障上の重大問題となり大統領辞任となるぞ)、アメリカはフランス、ロシア、中国に比べて武器輸出・譲渡における規制が厳しい。フランスならほいほい最新鋭兵器を売ってしまうような国にも売るのを渋ったりする。まして、兵器メーカーが素性の知れない人間に高度な兵器を売ることなんてまずありえないだろう。もし、アメリカ政府が日本政府打倒のため、秘密裏で元刑事への支援を決定していたというのなら話は別だが(こりゃ、国家間の戦争に等しいな)。
    アリエフ

  3. 回答ではないんですが・・・。
    僕も同世代でこのマンガ読みましたが、こんな内容でしたっけ?
    三人ぐみのテロリストと東京でドンパチやったり、コブラを50口径の
    なんかで撃墜したりしか覚えてないんですが。あと主人公の「ベレッタ93R」
    が印象的でした。
    taka

  4. フォーサイスの『戦争の犬達』に「武器最終使用者証明書」という書類が出てきます。内容として、武器を最終的に買って使用するのは「国レベル」である事を証明する書類らしく、これを、売り主に提出する必要があるように書かれています。これを裏返せば、個人レベルでは少なくとも正式なルートでは武器は買えない、という事になると思います。
    主人公、カーロ・シャノンはこの書類を某国政府高官を買収して書かせ、入手します。
    なお、この本には、たとえこの書類があっても、あんまり数が少ないと怪しまれるとありますから、M1エイブラムス10両と、主砲弾一万発というような(ゲリラ戦をやるのがみえみえの)小口はだめでしょう。

    フォーサイスの言う事全部が本当かどうか判りませんが、この話、本当っぽいでしょう?。
    『戦争の犬達』まだだったら是非、のおすすめ本です。
    SHI

  5. >4 政府高官を買収する金は馬鹿にならないんだろうな。だいたい、アメリカの企業のトップクラスの年収が数億と言われているから、一人買収するのに数億円かかるとして・・、もう一つ、弱みを握って脅迫するという手があった!
    アリエフ

  6. そうです。他にも銀行強盗がAH-1攻撃ヘリに乗ってベイサイド署(後の湾岸署?)を襲撃したり(笑)。
    『コロコロ…』は当時はミニ四駆とかビックリマンとかドッジボールとか(おっと、小林“ゴーマニスト”よしのりの『おぼっちゃまくん』もあったな)、今のポケモンに通じる子供向け企画マンガが多かっただけに、この話はものすごく“硬質”で子供ながらにびびりました。まだ、オウムがなりを潜めていた時代です……(まさか、オウム信者はこれを読んで?)
     ただ、今思うと、当時はすでにかわぐちかいじの『沈黙の艦隊』がブームになっていたと思います。ひょっとすると、作者(名前忘れましたが、僕と同郷の出身でした)なりの『沈黙…』へのアンチテーゼ(あるいは、逆に同感の表示)だったのかもしれません。いずれにせよ、当時の僕にはそんな事は推測もできませんでした(小学生だからね)。
     結局、このマンガも話題にならず、じきに終わってしまいましたが、いまだにピカチュウが表紙を飾っている『コロコロ…』を書店で見ると、つねづね、あのマンガ(そして、この私設軍隊の話)が頭に浮かび上がるのです。
    豆腐ヨーカン

  7.  私もこの漫画読んでました。小学校高学年の時だったかな。この元刑事って主人公の叔父さんでしたね。小学生くらいの子供が刑事やってるっつーいかにもな設定ですが、毎月楽しみにしてました。
     今思えば、主人公の設定以外にも、ここで指摘されてるようなあり得ない話がちらほらとありましたね。警察署にランボーが使うようなロケットランチャーがあったり、主人公個人でM72やミニガン、アンチ・マテリアル・ライフル所有してたり、果てはロボコップもどきの装甲服が出てきたり。
     おお、いまだにほとんどのストーリーをイラスト付きで思い出せるぞ。ちょっとびっくり。
    tomo

  8.  わしもこのマンガ知ってます。ちょうど銃器に興味を持ち始めた小学校高学年の頃かなぁ? 家がコロコロコミック等を買わせてくれなかったので、多少立ち読みした程度ですが・・・
     ベレッタM93R(少々オート9みたいなアレンジがされてたな)を使う主人公、名前忘れてしまったが、しょっちゅうガムを噛んでたっけ。最終回ではM72A2を両肩に担いでぶっ放し、挙げ句の果てにはM93Rで特製強装弾を敵の戦車(!)の砲口に撃ち込んで砲弾を誘爆させ葬るというゴルゴ13みたいなことをやってました(大笑)。
     この主人公って『子供』だったのかな? 子供みたいな姿の大人とも聞いた気がするんだが・・・(;^_^A
     コロコロのマンガにしてはコアな作品だったなぁ・・・(遠い目)
    ブラック・タロン

  9. そういえば、アフタヌーンに連載している「なるたる」という漫画で、民間の航空会社が空自の委託を受けて空戦訓練の敵機役をやっている(使用機はF-104と、近々導入予定のSu-27)というシーンがありましたね。

    現実を見ると、民間のアクロバットチームがF-104を使っているのと、どこかの企業がF-4ファントムを保有している(米空軍によって飛行は禁止されているとか)とか読んだ覚えがありますが。

    ちょっと本題から離れてるかもしれませんね^^;;

    明石耕作

  10. >9. アメリカで興行している唯一の民間編隊ジェット・アクロバットチーム「Stoli MiG」はMiG−17を使っています。民間のF−104は十数年ほど昔に超有名レースパイロット・ダリル・グリンメイヤーがスクラップから修復して民間人世界最高速度記録飛行に使用しましたが、その直後に不時着全損しました。グリンメイヤー氏は生存しています。その後テキサスかどこかの物好き夫婦が数年がかりで別の複座型F−104をレストアし、民間登録唯一の104として今も元気に飛んでいるはずです。
    ささき

  11. >10
     Mig-17を使用している民間アクロチームは知っていましたが、F−104のアクロチームってありませんでしたっけ?
    結構最近の航空ショーで単座と複座のF−104を使用しているチームの写真を見た覚えがあったのですが・・・・・・

    と、言うことは自分の記憶違いでしょうか? むぅ・・・・・・

    明石耕作

  12.  F-104のアクロって・・・・・・・
    なんかスピードが速くて、旋回半径が大きすぎて、地上から見ていても面白くなさそうだなあ。
    便利少尉

  13. >11. いえいえ、私もアメリカのエアショー全部見たみたいな言い方をするのは悪い傾向でし(^^;)。んでも WEB 検索当たって見た限りは、F-104 の民間アクロがあるという情報は出てこなかったですね。退役記念か何かで派手な塗装を施した軍用機だったという事はないでしょうか?
    ささき

  14. ↑StarFightersとかいうひねりの無い名前のチームがあるみたいですよ。航空ファンで見たことがあります、
    大塚好古

  15. ↑手を変え品を変え検索してみましたが出ませんねぇ…。興行的チームではなくて、何処かのエアショーのイベントで一回きりとかの即興をやったのでしょうか?
    検索には独海軍のヴァイキングスというのが引っかかってきました。104の鋭いロールを活かしたクロスオーバーとか、見てみたいなぁ(T^T)
    http://fly-navy.de/vikings/vikings.html
    ささき

  16.  確か自分が見たのも「航空ファン」だったと思います。それで、大学図書館に見
    に行ったら「航空情報」しか置いてない(泣) しかもバックナンバーが一年分も
    ない(号泣) どこかで調べられないものか・・・・・・

    明石耕作

  17. Starfightersならこちらです。

    http://www.starfighters.net/

    去年のabbotsfordには来てたなんて....見逃しちゃった!
    みなと

  18. >みなとさん
    自分が見たのもこれですね。胸のつかえが取れました。
    明石耕作

  19. >17
    ありがとうございます、カナダでしたかっ!!これは盲点でした…(@_@;)
    ささき


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