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墨入れがうまくできません、どうすればいいでしょう? (ヨーグモス) |
(ヨーグモス)
・次に、溶剤の違いによる塗料の重ね塗りやマスキング・スミ入れ・迷彩・ウェザリングなどについては塗装の基本テクニックであり、模型雑誌や模型入門書にも頻繁に紹介されています。一方、ここは大戦機一般の話題を扱うサイトですから模型の質問もあながち的外れではありませんが、こういった基本的事項について何度も繰り返し質問なされるのは(いろんな意味で)良くないです。
という忠告を書いた上での助言。私はプラモ現役を引退して長いですから参考までに。
パクトラ・タミヤ等のエナメル系塗料は癖が強くてメインの塗料には使いにくいのですが、特殊な溶剤を使うためラッカー系(シンナー溶剤)やアクリル系(水性)の塗膜を侵食しないという特徴があります。ですから下地をラッカーないしアクリルで塗り、乾燥後にサラサラに溶いた(当然エナメル専用溶剤を使います!)エナメルの黒をスジボリ部に流しこみ、エナメル溶剤を浸した布で拭き取ると簡単にスミ入れが表現できるそうです。
…というのは模型誌に紹介されていた手法であり、私自身現役時代にこの手を使ったことはありません。私の現役時代はラッカー系一本槍で、面相筆の筆先を更に削って筆先5、6本にした極細のスミ入れ専用筆でサラサラに溶いたラッカーの艶消し黒を何度もスジボリに沿って「はみ出さないように」流す(もはや塗るという感覚ではない)という非効率なコトをやっていました。うまく出来るようになる迄には何個も失敗作を作ったものです。
ささき
私が多用したのはラッカー系で塗った模型の筋ボリ部にパクトラの黒を細筆で流し込み、
多少はみ出たのは綺麗なプラスチック消しゴムで撫でて拭き取る、という方法でした(^^;。
パクトラはラッカー系の塗装面上での食いつきが以外と悪いのでこれで結構綺麗にできました。
(しかし、最後に作ったのが完成時に定価の5倍払う、と知り合いに言われて作った
藤崎詩織1/4フィギュアだというのが非常に情けないのう…(爆))。
大塚好古
片
比率は塗料:溶剤=4:6〜3:7ぐらいで混ぜると良いようです。
テレピン油はホームセンターなど、
ターペンテインは画材店などで販売しています。
OR
OR
ターペンタインとペトロールを勘違いしておりました。
ターペンタインは溶剤には使わないで下さい。
溶剤にはペトロール、またはテレピン油を使ってください。
ターペンタインで溶かすとひどい目にあいます。
OR