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「外型標準課税」や「三国人発言」の石原慎太郎都知事は宇宙戦艦ヤマト「完結編」の続編の「復活編」を企画していたって本当ですか? 初心マン |
レスが無いので自分の知るところを少々。
「ヤマト」映画化の際、東宝のスタッフが参加しているようなのですが、
東宝は、旧軍部との結びつきがあり、現在も自衛隊と強いコネクションがあるようです。
また、ヤマトと同じ、いわゆる「松本アニメ」である「わが青春のアルカディア」には
都知事の弟である裕次郎氏が出演しています。
一見無関係に見える石原慎太郎氏と、「ヤマト」は
意外に近いところにいるのは確かであるようです。
松本零士氏は、作品から察するに、
「テクノロジー国粋主義者」であると同時に個人主義者であるようで、
どうも「ヤマト」の世界観とは合わなかったらしく、途中から不参加となります。
松本氏の漫画には「金持ち=悪・貧乏人=正義」という図式が時折見られます。
まさか共産主義者というわけでは無いとは思いますが。
余談ですが、日本のSFの草分けである小松左京氏は
右翼思想の持ち主だったようです。
さらに余談。松本夫妻のアシスタントとしてメーターを描きまくっていた新谷かおる氏は、
「ファントム無頼」を連載中、
自民党と航空自衛隊から毎年年賀状を貰っていたという噂があります。
どんべ
R
>余談ですが、日本のSFの草分けである小松左京氏は右翼思想の持ち主だっ
たようです。
とありますが、私は初耳ですのでその根拠を教えてもらえませんか。
小松左京さんは確か旧制三高→京大だったと記憶していますが、小松さんの
書いた文章の中で彼が三高時代に日本共産党「山村工作隊」と関わりがあっ
たか、もしくは参加していたと思わせるものがありました。今、どの本に書
いてあったか覚えていません。(なんせ20年前の読書ですので)
また、出世作の「日本アパッチ族」の内容はどうみてもアナーキズム(無
政府主義)の洗礼を受けた人間のスタイルが見られます。(ただし、昔から
アナーキストが民族主義者に変ることは珍しくありませんが)
私の印象ではどうしても右翼とは言えないものなのです。(今は知りませ
んよ)
tk
先ず、言い訳とお詫びを。
1番の回答は、資料の参照無しに「うろおぼえ」で書いた物です。
その旨、明記すべきでした。
ジャンルが「その他」であり、レスのつかない質問でしたので、
少々気軽に書き込んでしまった、という事もあります。
もう一つ、私の信条が右翼であるという事は無く、
「小松左京は偉大である。そして右翼である。ゆえに右翼思想は偉大。」
という三段論法を展開するつもりもありません。
さて、tkさんの請求されている「根拠」ですが、
もう、これは「確かどっかで読んだから。」とお答えするしかありません。
ただ、小松左京と三島由紀夫が双方向に影響を与えていた事は確かなようで、
この辺を私が拡大解釈している可能性はあります。
もう一つは大ヒット作、「日本沈没」の内容です。
私には説明するだけの文章力が無いのですが、
右翼思想が昇華したものであるとしか思えません。
また、災害救助にあたる自衛隊の描写も多く、
自衛隊擁護論と思える記述も見受けられます。
以上であります。
いずれにしても、解答欄への安易な書き込みは危険である事が解りました。
これからは慎みたいと思います。
39年1月までの「お召し」まではすばらしかった。、いや、3月の「自然の呼ぶ声だってというのがそのころの思いで、たまたま三島由紀夫に会ったとき、さも口惜しそうに、
「あいつ『日本アパッチ族』なんてあんなもん書きやがってさ。オレ、あいつのすごいファンだったのに」
というのにすっかり共感して悪口をいい合ったことがある。
↑「牙の時代」角川文庫版解説より 筆者は中井英夫
ある時は、ブルドーザーで道路を埋めた土砂をかきのけており、かと思うと巨大な岩にワイヤーをかけて、61式戦車にバックで引く合図をしていたり、<略>泣きじゃくる泥だらけの幼児をかかえ、<略>あるいは、何の理由もわからず、首一つ上の所にあるソ連水兵の顔の真ん中をなぐりつけていたりする。
「そんな…無責任な!」と、さっき山で死んでもいい、といった頬骨の出た青年がどなった。
「なんとか、ヘリを呼ぶべきだ!見つけておいて見殺しにするのか? あんたたちは死ぬのが商売だろうから、いいだろうが…」
日本人全体がな…これまで、幸せな幼児だったのじゃな。二千年もの間、この暖かく、やさしい、四つの島のふところに抱かれて、手痛い目にあうと、またこの五つの島に逃げこんで…<略>だがな、おふくろというものは、死ぬこともあるんじゃよ…
↑「日本沈没」より
どんべ
♪
他にネタがない プロデューサーの
運命背負い 今飛び立つ
必ずこれで 終わりにすると
手をふるファンに 笑顔で応え
ごめん。
雪風2
「右翼」という言葉ですが、なんとなく雰囲気で使われていませんか。
「フランス革命時代の国民公会で、革命の急進化に反対する一派が議長席か
ら見て右側に位置していたことに由来する言葉で、〈左翼〉を対抗概念とす
る(平凡社デジタル版百科事典版)」
というのが語源で、相対的な概念であるとしています。
普通に思想的立場として使っている場合は宮台真司の言う
右翼・・・崇高な精神共同体 左翼・・・温かい利害共同体
を目指すという定義がよいように思います。
ですから、私は
右翼 ― 保守 ― 社会民主主義 ― 左翼
という党派の分類を想定しています。
小松左京さんは旧制三高のころは当時の雰囲気として左翼か親派だったら
しいが、大阪万国博にはアドヴァイザーとして参加したと聞いております。
そのころには常識的な考え方(?)になっていたようです。現在は大阪府の
21プロジェクト(正式名称は忘れた)に委員として参加しています。
やはり右翼というよりも保守的(常識的?)な立場の方と考えた方がよい
と思います。「日本沈没」の例もこの範囲でも理解できると思います。
三島由紀夫さんの件についても典型的な右翼の雰囲気であったのは晩年の
数年間で、本来はお坊ちゃん育ちで大蔵官僚出の紳士だったと思われます。
北杜夫さんの話によりますと、北さんが酔っ払ってかなり無礼なことをした
ときにも、知らん振りをして許してくれたそうで、あのような死に方が信じ
られないと語っております。私は三島さんの人柄については晩年の何年間が
異様だったという気がしております。
tk
ある意味嬉しく思っております。
>右翼 ― 保守 ― 社会民主主義 ― 左翼
>という党派の分類を想定しています。
で、
>やはり右翼というよりも保守的(常識的?)な立場の方と考えた方がよい
というようなお話でしたら、
「小松左京は右翼」という発言を一旦撤回し、
この場でのレスはこれで最後にさせて頂きます。
さて、続きをメールでやりとり出来ないでしょうか?
というか、以前よりtkさんのメアドを知りたいと思っておりました。
勝手な事を申し上げて恐縮ですが、一度こちらにメールを下さいませ。
どんべ
「わが青春のアルカディア」には石原裕次郎氏が声の出演をしているとは初耳でした。いったい誰役で・・・。ひょっとしてハーロック?
初心マン