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スーパーチャージャーとコンプレッサーの違いは? ゾフィーエル |
スーパーチャージャーは過給器の事で
コンプレッサーとは圧縮機の事です
たぶん、内燃機関の過給器関連で質問したのだと思いますが
この場合
スーパーチャージャーとは、エンジンに強制的に空気を押し込む装置を差します
空気を押し込むには色々な方法が有るのですが
強力な送風機を使って押し込むのが一般的です
日本では、送風機の力量で
ファン<ブロアー<コンプレッサーと分類してます
現代の自動車で見ると
例えば、トヨタの4AGZなんかはルーツ式ブロアー
マツダのミラーサイクルはリショルム式コンプレッサーを
「送風機」に採用した「過給器」を備えたエンジンとなる訳です
SUDO
例に上げた過給器は「機械式」過給器です
排気ガスを利用した、排気タービン式過給器は
一般にターボチャージャーと呼ばれますが、これも「過給器」です
SUDO
圧縮の程度によりファン,ブロア,コンプレッサと分けるのは上で説明されているとおりで,エンジンに圧縮空気を送るためのコンプレッサのことを特にスーパーチャージャーと呼びます。スーパーチャージ(通常より詰め込む=過給)という言葉のごとく,外気より圧縮してエンジンに送り出力を増やします。
昔の舶用2ストディーゼルのように掃気のために(圧縮せずに)空気を送るものはブロア(送風機)と呼ぶのだと思います。ルーツ式はこの習慣でブロアと呼ぶことが多いのだと思いますが,圧縮比でブロアにもコンプレッサにもなり,トヨタのは純然としたスーパーチャージャー(コンプレッサ)ですね。
スーパーチャージャーは本来過給機全てを指す言葉ですが「排気タービン駆動式スーパーチャージャー」は略してターボ・チャージャーと呼ばれますので,単にスーパーチャージャーというと普通は機械式を指します。
スーパーチャージャーを分類すると
○駆動方式により
・機械式 (クランク軸や専用のエンジンによる→WW2頃の舶用ディーゼル)
・排気タービン式(いわゆるターボ・チャージャー)
○送風機型式により
・ルーツ式 (低回転・低流量なので機械式に向く。効率低い)
・リショルム式(↑↓の中間的性質?)
・遠心式 (高回転・高流量なのでターボ式に向く。効率比較的高い)
・軸流式 (高回転・超高流量・低圧縮比のためレシプロエンジンの
過給には向かない。効率高い)
・その他色々 (Gラーダー?とかいうのもある)
isi
ところで、大戦時の航空機用エンジンのスーパーチャージャーはどんな方式だったのでしょう?
また日本の過給器が弱かった(遅れていた?能力が低かった?)のはどこらへんに理由があったのでしょう?
ゾフィーエル
日本の過給機が遅れていたのは、色んな理由がありますが
エンジン単体の開発がやっとだったのでしょう
SUDO