249 |
昭和20年6月5日の神戸大空襲について調べる必要があるのですが、米側のいい資料はありませんでしょうか。出撃機数(及び途中帰還機数)や投下弾量・部隊などが知りたいのですが 居眠り将軍 |
- 参加部隊 第58、73、313、314航空団
出撃機数 530機(大型救助機 Super Dumbos 7を含む)
第一目標爆撃機数の割合 89.87% 第一目標473機 臨機目標8機
投下爆弾トン数 第一目標 3079.1トン 臨機目標 54.7トン
損失 3機が日本戦闘機により被撃墜
3機が対空砲火により被撃墜
3機が日本戦闘機と対空砲火により被撃墜
1機が硫黄島に墜落
1機が未確認原因
139機が損傷
43機が硫黄島に着陸
49機が無効果出撃
以上は米軍資料 日本空襲の全容より
BUN
- ありがとうございました。
居眠り将軍
- 失礼します、この第1目標というのはどこを指しているのでしょうか。神戸川崎造船所と聞いた事が有るのですが、確証がもてません。
居眠り将軍
- 「神戸市街地」とされています。第二目標は設定されていないようです。
BUN
- いっかい終わったことに追加して申し訳ないのですが、3月10日の東京大空襲についても同様に調べる必要が出て来ました……。過去ログにも1.のような記述はありませんでしたので、宜しくお願いします。
居眠り将軍
- 不十分な内容ですが、取りあえずわかる範囲で…
参加BW 73,313,314
出撃機数 325機
目標爆撃機数 279機
爆撃高度 1470〜2760メートル
損失 14機
平均爆弾携行量 6.2t(73BW) 5.8t(313BW) 4.4t(314BW)
平均燃料残量 3967リットル
出典は航空情報別冊(No324)、元ネタは「Resume 20th Air Force Missions」
カンタニャック
- ありがとうございます。ところで、なぜ航空団ごとに平均爆弾搭載量が異なるのでしょうか。
後発の部隊は迎撃を受ける可能性が高いので燃料搭載量を増やした、と思うのですがいかがでしょう?
居眠り将軍
- 爆弾搭載量の違いは、各BWの配属された島から日本までの距離の問題のようです。航空情報324の記事では、314BWは一番遠いグアム、313BWはテニアン、73BWはトラック配属と書いてあるのですが、うーん、トラックは一寸おかしいような(サイパンの間違いか?)。
カンタニャック
- やはり、73BWがサイパン、313BWがテニアン、314BWがグアム配備でした。グアムが日本から一番遠いため、314BWは40分ほど発進時間も早かったそうです。
攻撃計画は以下の通り
第21爆撃機集団野戦命令43号(ミーティングハウス2号)
BW名 総機数 出撃機数 第一目標投弾機数
73 180 161 137
313 146 110 93
314 59 54 49
主たる目標地域は旧浅草・本所・日本橋区全域、神田区の東2/3ほど、
深川区北半、下谷区東部、荒川区南部
救難機および艦船 潜水艦4 水上艦艇3 海軍ダンボ機2 スーパーダンボ機4
出典「東京を爆撃せよ」三省堂選書157 附録として3月9/10日空襲の米軍側作戦任務報告書の全訳が載っています。
カンタニャック
- あまり高い本ではないから、岩波新書の「東京大空襲」も一読されることをお薦めする。
(既にお読みかも知れんが)
strafe
- ありがとうございます。文化祭の演劇云々で脚本担当のために資料を準備していましたので、クラスの方針の転換につぐ転換のために皆様に御迷惑をおかけ致しました。
居眠り将軍