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東郷元帥の示した「五省」ですが、これを読んで感激し、英訳したものをアナポリスに持ち帰った米国の海軍軍人がいた…、という話は本当でしょうか。もしそうだとして、その英訳版五省の全文はどんなものか、どこで知ることが出来るでしょうか? satoski |
- 勉強不足ですみません、「五省」とは何ですか?
Vinegar-Joe
- ↑私の受講している海軍戦史の教授がアナポリス卒業生なので、きいてみようと思っているんです。
Vinegar-Joe
- Hast thou not gone against sincerity ?
Hast thou not felt ashamed of thy words and deeds ?
Hast thou not lacked vigor ?
Hast thou exerted all possible efforts ?
Hast thou not become slothful ?
以上のようになっています。
chuukichi
- 「五省」(ごせい)について、海兵出の方のHP(「爺さんなかなかやるな」という感じのサイトです)によると、
「昭和7年(1932)4月24日軍人勅諭下賜50年記念日に、当時の海軍兵学校教頭兼監事長・三川軍一大佐(兵38期、後中将、能美島出身)が起案し、校長・松下 元少将(兵31期、後中将、福岡県出身)が裁可し、初めて訓育に活用された。爾来、海軍兵学校生徒は、夜の自習止め5分前のラッパ「G一声」が静寂な生徒館に流れると、当番の1号生徒が「軍人勅諭」5箇条に続いて、「五省」を各項目一つ一つゆっくり拝誦し、他の生徒はこれに合わせて黙誦し、その日一日の自らの行動や言動を反省自戒し、自ら人格の陶冶に努めた。自戒自律の根元を為すものであった。」
だそうです。
http://www.urban.ne.jp/home/mitsu/kaihei.htm
アナポリス関連の記事。ウラは取っていないので真偽は不明。
http://www.sankei.co.jp/databox/u-service/2001/08b.html
カンタニャック
- 英語圏の士官学校等ではこのような学校のモットーを「オナー・コード」(たぶん honor code)などと呼称しているようです。
SAW
- >5
ううん、honor code の意味合いはすこし違います。日本語でいえば行動規定に近いもので、どちらかといえば法的なものです。Honor codeの違反は厳罰の対象になっています。ちなみに私は米空軍士官養成団少年部(AFJROTC)傘下の高校卒(最終階級は少佐、飛行中隊長)です。
Vinegar-Joe
- というとネタ元軍事雑誌記事の筆者も勘違いしてた訳ですな。
おーい雑誌にうそ書かんでくれ。(笑)
SAW
- 上記のHP群にもある通りFive Reflections と言うようですね。
http://www.ann.hi-ho.ne.jp/y-hayase/siryoukan.htm
コモ辞書(軍事用語・英和/和英辞書&事典)によると
「昭和45年頃に第7艦隊司令官ウイリアムス・T・マック中将が「五省」の
存在を知り英訳を募集、翻訳当選者はフルブライト第1期生で $1,000の賞金を
獲得、版権は米海軍が保有、現在この英訳は米国海軍兵学校史料館に掲示」
だそうです。
jas1
- 超ゴミネタ
読売ジャイアンツの松井選手の母校(石川の星稜高校ですが)の野球部の部訓(?)が確かこれそのもの
でした。(かなり昔の話でした…)
山芋太郎
- 講師であるスモレン海軍大尉(アナポリス卒)に聞いてみたのですが、「いや、見たことない。」とのことなので、海軍大学においてもあまり有名ではないようです。
Vinegar-Joe