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22 ここよりもAnsQの方が適切かとも思いますが・・
パイロットの「練度」についてです

開戦当時の海軍航空隊パイロットの「一部」は練度が非常に高かった、とか米
軍パイロットは練度は普通だが・・とかという記述を見掛けますが。これを定
量的に示す事はできるのでしょうか?あるいは定量的に示した資料はあるので
しょうか?

例えば(数値は適当ですが)・・
開戦当初の海軍航空隊の高練度搭乗員     =100
昭和18年初頭の題意線第一線米海軍パイロット= 70
昭和19年のソ連機パイロット        = 30
坂井先生                  =175
ガーランド                 =172
とか・・・という具合です。

我が国については搭乗員をランク付けした資料があるのですが、諸外国にはそ
の様なものがあるのか?また、整合性はどうなのか?という点も疑問のある所
です。
tackow

  1. 抗議。
    1944時点のソ連パイロットが30は酷い。せめて65。地元の利(脱出に成功さえすれば戦線復帰して前回の反省をいかせる)でかなり鍛えられているはず。

    ついでに。
    「WW2ソ連機は性能的に日本機に及ばない」とか書き散らしてる奴は航空機ライターを今すぐ辞めろ。
    Schump(酔)

  2. そうですよね。特にYak-3なんかは低空ではベアキャットに匹敵するかもしれないと思う今日この頃です。
    フッフール

  3. なんかクラスA〜Dまでで分類した資料があったようななかったような…
    思いっきり記憶モードですいません。
    勝井

  4. ドラゴンボールじゃないんだから、個人の力量の数値化は無理でしょう。
    客観性も、全く機体、いや期待できません。
    素人目にみても、飛行技術というのは極めて複合的で、
    「何なら得意で、何が不得手」
    というケースがゴッチャになって、“飛行技術”と一元化して語ることが
    果たして可能でしょうか、教えてウチュー人。

    唯一、公正を期すことが可能なのは、

    「平均飛行時間」

    を比べることではないかと思います。

    で、期間とか、兵科とか、様々なカテゴリーで分類していくのが堅実かと。
    雪風2

  5. >4
    いや、そうなんですが、、、幾つかのシミュレーションゲーム等ではパイロット
    の練度(能力?)を数値化したものがあるので、もしかしてその様なデータがあ
    るのかな?と思った次第なんです。
    tackow

  6. シミュレーションゲーム等で使われる「練度」というのは、
    あくまでパイロットや兵士などの能力を抽象化したもので、いわば「雰囲気」です。
    個々の人間の能力を客観的に数値化する方法を、未だ人類は手にしていません。
    多分(^^;

    ばばぼん♪

  7. どんなに素質のあるパイロットでも、上達するには一定の時間がどうしても必要ですから、雪風2さんが指摘されている様に、飛行時間とその内訳(これが重要ですが)が判れば、ある程度の目安にはなると思います。もちろん現代の国際線旅客機の10時間と、大戦中の30分の迎撃戦を飛行時間で比べてしまう訳にはいきませんし、実戦と訓練の違いやその内容、機種による違いなど、飛行時間の中味も考慮する必要がありますが、同時代の軍用機パイロット同士を比較するのならば、あくまで目安としてですが、飛行時間を参考にする事は可能だと思います。

    飛行時間と技量の一つの例として、坂井さんの『零戦の運命』の中に、「あの時代戦闘機乗りになって二年以上、総飛行時間も七百〜八百時間となると、どうやら戦闘機操縦法が手に入ってくる。一千時間ともなれば立派なベテランだ。本物のエースというものは、このクラス以上のパイロットのなかから生まれる。」という記述があります。ずば抜けたエースクラスは別として、平均飛行時間が判れば部隊としての練度も推測出来ると思いますが、その辺りのまとまった資料というのは無いものでしょうか?

    これは坂井さんの本ではありませんが、大戦末期の日本軍パイロットの平均飛行時間が約100時間(!)というのを何かで読んだ事があります。また、開戦の頃なら500時間位のパイロットはまだまだ実戦に連れて行ってもらえるかどうかという程度だったけれど、末期には500時間もあればベテランの部類に入った、という記述もどこかで見た気がします。(この辺は記憶モードなので、どなたか正確にご存知の方、ご教示をお願いします。)

    こういったデータを集めていけば、面白い考察が出来るかもしれませんね。

    MITTU

  8. 例:世傑より受け売り
     昭和18年10月入隊(陸士卒後)のある陸軍操縦士の場合、
      95中練  75時間(宇都宮飛行学校)
      97戦   10時間(ネグロス島訓練所)
      1式戦  10時間(第一戦隊教育隊)
      2式単戦 10時間(第47戦隊)
      4式戦  120時間(同上)
      合計   225時間(昭和20年8月14日まで)
     ちなみに、2式単戦搭乗者となるには、当初800飛行時間の経験が必要とされていたところが、操縦者不足により昭和19年までには100時間程度まで基準を下げていたとのこと。
     同時期入隊のアメリカ海軍パイロットの終戦までの飛行時間が2000時間とのことですから、レベルの差は推して知るべし。
    Schump

  9. この事項に関しては結論を出すのは難しいのでしょうけども、折にふれて地道
    に稽古していきたいと思っております。

    飛行時間に関してなのですが。大戦末期の我が陸海軍では、飛行時間が150
    〜200時間程度でも夜間・薄暮攻撃を実施して(戦果を挙げていた)いたの
    が興味を引く所でありました。
    勿論、夜間攻撃が出来るからといって、即、練度が高いという訳ではありませ
    んが・・

    >Schump氏
    ソ連空軍の「30」は。まぁ、イメージ的に(適当に)書いたので裏付けは全
    く有りません。仰るように、実際には生き残っていたパイロットは60〜70
    程度はあったのかもしれませんネ。

    皆さんで「これは××、あれは○○」という具合にランク付けするのも一興と
    思います。
    tackow


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