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陸自の連隊から中隊というみょうな編成は、いつ、どういう理由でできたのでしょうか?あと、陸自の師団編成はアメリカのペントミック師団を参考にしたと聞いたことがあるんですが、ペントミック師団とは何者ですか? dutch |
- 補足です。
普通科や戦車の連隊から中隊というみょうな編成。
です。
dutch
- Pentomic Divisionとは、penta(五つ)とatomic(原子力)を組み合わせた造語で、
意訳すれば「5単位制核戦争対応師団」と言ったところでしょうか。
アメリカ陸軍が1950年代の前半に採用した師団編制で、一つの師団が五つの戦闘群(battle group)から構成されます。
戦闘群は大隊よりも大きく、連隊よりは小さい規模の部隊です。
ペントミック師団は、J・F・ケネディ政権の登場と柔軟反応戦略の採用により、
1960年代の初めにはROAD師団へと改編されています。
便利少尉
- ありがとうございます。
核戦争対応師団とはどういうことですか?
核兵器が使われたときに、やられる数をへらすため?
それとも、緊急展開能力の強化と見ていいのでしょうか?
dutch
- >3
そこを説明しなければ不親切でしたね。
ようするに師団単位ではなく、増強大隊規模の戦闘群を随時組み合わせて
機動的に運用しようという部隊編成です。
集合離散をすばやく行うことにより、相手に核兵器を使うチャンスを無くさせることが大きな狙いです。
威力の大きな核兵器は、大部隊が集合しているときに使うのが一番効率が良いですから。
便利少尉
- 単位が5なので
1つ核爆弾で丸々消滅しても
あと4っつ有るよという
コンセプトだったとか・・
ななし
- >4,5
どうもです。
しかし、50年代前半では核兵器は使われることが当然と、考えられていた兵器なんですね。ぼくみたいなガキは、使われんことが当然みたいに思っていました。
dutch
- 多くの方には常識ですが念のため補足、旧軍でも騎兵や戦車等歩兵以外の部隊に大隊結節のない連隊は有りました。
部外者