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短機関銃手だけで構成された部隊(WW2の英軍とソ軍)の画像を見たことがあるのですが、これはどのような性格の部隊なのでしょうか。 WW1時の独軍シュトルムグルッペのようなものですか? KAKURA |
- どのような状況での写真かが判りませんが、ソ連軍のタンクデサント達の小火器は主にPPShと軽機関銃です。
バツ
- しゃがんで指揮官の説明を受けているもの(英軍、野戦服、ステン)
短機を担って整列しているもの(ソ軍、戦闘服ではなく勤務服?、PPSH)
戦闘行動中と思しきもの(スキー)
同(ノンスキー)
うろ覚えですが何れも小銃、軽機を装備した兵はないようでした。
KAKURA
- 独ソ戦当時のソ連軍に、第1次大戦の独軍シュトルムトルッペンに相当する部隊があったかどうかは情報不足でわかりません。
ソ連軍は短期間で養成した即製兵士の武装としてPPSh41サブマシンガンを大量装備しました。構造が単純で量産性が高く、操作しやすいPPSh41は、戦車に随伴して敵陣に突撃する即製兵士の大量動員に適した小火器でした。
第2次大戦のイギリス軍では、自動火器の不足を補うため、ステン・サブマシンガンが1941年から大量生産され配備されました。イギリス軍におけるステンの配備状況は情報不足でわかりませんが、一般部隊だけでなく空挺部隊やコマンド部隊でも使用されています。
ブラック・タロン
- ゴミ〉史上最大の作戦に出てきた橋占領任務の英国空挺隊は確かみんなSTEN装備でした。(武器なしの軍医殿が一人居ましたが)
紅葉饅頭
- (Avalon Hill)UP FRONT日本語版(HJ 1984)のマニュアル付属装備編成表からの引用です。
「1941年12月、ソ連陸軍にはきわめてユニークな中隊が編成されている。短機関銃中隊がそれである。この中隊は全員が短機関銃を装備し、支援兵器となるものは何一つ配備されていなかった。各狙撃兵連隊はこのような中隊を1つずつ持っていたのだが、1943以後、多くの狙撃兵連隊では独立した短機関銃中隊を解体して、ライフルの変わりに短機関銃を装備した狙撃兵中隊を作っていった。」
なお、この序列によると短機関銃中隊は短機関銃を装備した10人の兵士が分隊となり、3個分隊で1小隊、3個小隊で1中隊を編成しています。通常の狙撃兵中隊ならばこれに(重)機関銃小隊、ないし迫撃砲小隊が支援兵器として付属しますが、短機関銃中隊には支援兵器は付属しません。
イギリス軍については(AH)BANZAIに装備編成表があったと思うので、調べておきます。また、ドイツ軍国民擲弾兵中隊にも9人の兵士全員が短機関銃を装備した短機関銃分隊があったとされていますが、戦争後期のドイツ軍のばあい、装備編成の書類道理に配備が行われていたか、疑問である、と付記されていました。
junkers
- True. When PPSH were given to soldiers in mass(1942 winter famous in Stalingrad), many Russian infantry units are equipped with just submachineguns. It is because submachineguns require less training(virtually none), and it was cheaper. They usually charged toward enemy(banzai attack??) and had high casualty rate.
Vinegar-Joe
- ソ連軍の短機関銃部隊は、市街戦(特にスターリングラード)で威力を発揮しました。主な戦法は多数の兵での突撃で、被害は大きかったが成功率が高かったそうです。また、独軍のシュトルムグルッペただ短機関銃だけでなく軽機関銃や爆弾、火炎放射器をもっており、ソ連軍のものとは異なります。
Vinegar-Joe