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米国にも日本の中核や革マルのような共産主義武装セクトがあったのでしょうか。 KAKURA |
- 世界的に学生運動が盛んだった1960年代後半から70年代にかけては、SDS(社会民主主義学生同盟)が、米国学生運動の中心でした。その中で、一部の勢力がより過激になり「ウエザーマン」などの武闘組織をつくりました。最近のことはわかりません。ごめんなさい。
蛇足・20年ほど前スタンフォード大学で「同志スターリンの誕生日を祝おう!」というポスターを見かけてのけぞりました(ジョークかと思ってよく読んだのですが、マジみたいでしたね)。
カンタニャック
- あまりアメリカでは反戦運動は盛んでも、共産主義というのは
体質的に受け付かなかった、と聞いた事がありますが。
豆腐ヨーカン
- 2>やはり名門であるほど学生が左傾しているというのはどこの国でも同じなのですかね。
3>国民性に由来するのですか?冷戦激化のせいだと思ってた。
KAKURA
- 2は1,3は2の間違いです
KAKURA
- >2
70年代アメリカの学生運動は「ニューレフト」と呼ばれ、それまでのアメリカ労働組合運動左派や、弱小のアメリカ共産党(一応あった)などの「オールドレフト」との伝統と決別したところで成長しました。一口にアメリカの「ニューレフト」といってもその思想はさまざまですが、大ざっぱにいえばソ連型の共産主義には反対するが、原理としての「共産主義」や「無政府主義」の理想には共感を覚える思想といっていいでしょう。
このあたりは、「共産主義者」の定義をどう取るかの問題ですが、アメリカの学生運動は本格的な共産主義運動というより、共産主義にアレルギーを持たないアメリカ人の左翼運動と見るのが適切かも知れません。
>3
スタンフォード大学は保守派の牙城です。こういうところの少数派左翼というのはえてして過激に走るのですが、このケースではへそ曲がりの学生がスターリニズムを批判する「ニューレフト」に飽きたらず、過激にも「スターリニスト」まで突っ走ってしまったようです。
カンタニャック
- 日本の新左翼ほどにイデオロギッシュ(トロツキスティック)ではなかったのですね。
そういや米共(CPUSA)て地方議会で議席をもったことはないんせしょうか。
KAKURA
- >6
選挙へのの立候補例はあったように記憶しておりますが、議席獲得の有無は存じません。
なお、すでにご存じかとも思いますが、アメリカ共産党のHPは http://www.cpusa.org です。また、ヤフージャパンで「アメリカ共産党」を検索されてもかなりひっかかります。
カンタニャック
- 御回答有り難うございました。
KAKURA