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陸軍糧秣本廠とは? 細野 |
- 陸軍の糧秣の調達、製造、補給を行う部門です。
本廠、支廠の体制となったのは1908年からで、本廠と各地の支廠、および出張所があります。
BUN
- (ゴミ)
「糧秣」というコトバと「廠」という字の意味を知っていれば90%以上正解の推論ができるはずなのですが…アメリカの占領政策を恨みましょう。
Schump
- 糧秣廠は兵員、軍用動物に対する給養上必要な品々(機具も含む)の調製、貯蔵、補給を担当しました。他に糧食についての研究、資源育成、技術指導を行いました。出張所は戦時になってから芝浦、門司など港湾に設けたとのことです。業務の一例を挙げれば・・・
本廠:深川
圧搾口糧、圧搾馬糧、粉味噌、粉醤油の製造
大阪支廠
乾パンの製造
宇品支廠
牛缶の製造
札幌支廠
燕麦(馬糧として)の調達
などがあり、支廠は奉天にも置かれました。
糧秣廠の研究開発成果はこんな感じです・・
圧搾口糧、粉味噌、粉醤油、熱量食、耐寒食、航空機上食、乾燥野菜。
野戦炊事車、電気炊事車、野戦パン焼機、手押作井機、布濾水器、製麺機、豆腐製造機、製氷機。
こんな組織です。
チャッピー
- そうそう、BUNさんのおっしゃる通り、給養物資の調達も大事な業務でした。(上の私のレス、全部自分で作っていた印象を与えますので・・一応・・)
チャッピー